Skip to main content
2025年11月2日08時47分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
日本人に寄り添う福音宣教の扉

日本人に寄り添う福音宣教の扉(89)心の痛みに寄り添いたい-傾聴の働き「善き隣人バンク」発足! 広田信也

2020年2月29日16時52分 コラムニスト : 広田信也
  • ツイート
印刷
関連タグ:広田信也

2月29日(土)から4月19日(日)にかけ、継続的な「傾聴」の働きを担う「善き隣人バンク」発足に向け、クラウドファンディングを実施します。小さなスタートですが、日本人に寄り添う福音宣教の働きが、信仰の有無にかかわらず、多くの皆さんに受け入れられる機会になることを心より願っています。皆さんからの応援を期待しています。クラウドファンディングの詳細はこちら。

日本人に寄り添う福音宣教の扉(89)心の痛みに寄り添いたい-傾聴の働き「善き隣人バンク」発足! 広田信也

寄り添ってくれる人は貴重な存在

多くの人に囲まれ、心身ともに健康に過ごしていると、「孤独」を感じることは少ないかもしれません。しかし、人生には、さまざまな転機が起こります。若い人でも、不安を抱え、「孤独」に陥ることは容易に起こり得ます。

まして、歳を重ね、職を失い、大切な人と別れ、健康を損ねていく時代は、いずれ、すべての人が経験します。そんな時、自力で「孤独」に立ち向かうのは、容易なことではありません。親身になって寄り添ってくれる隣人の存在は貴重です。

かつて日本では、状況によらず、いつも寄り添い、ずっと支えてくれるのは、家族・親族、そして地域の人々の役割でした。日本の大切な「家」では、誰かがその役割を担いました。しかし、核家族化、高齢化の急速な変化は、そのような家族や地域共同体の絆を希薄なものにしてしまいました。

世話をしてくれる人は大切だが・・・

自立した生活が難しくなったとき、生活を支えるさまざまな支援の仕組みがあります。医療保険や介護保険制度が整い、病院や介護施設には多くの高齢者があふれています。在宅で医療や介護を受ける仕組みもあります。確かに、以前に比べ、健康状態は大きく改善し、平均寿命は著しく延びました。

医療や介護の現場では、多くのスタッフが慌ただしく働いています。少しでも良い環境を整えようとしてくださる努力が至る所に見られます。とてもありがたいことです。

しかし、余裕のない現場では、何げない会話で心を和ませ、心の痛みに寄り添う「傾聴」の役割を担う仕組みが不足しています。介護保険、医療保険の領域ではないため、ボランティアとして寄り添うしかありません。

介護を担う家族の負担と孤独

また、現在の介護保険制度は、同居する健康な介護者がいることを前提としています。ところが、少子化、核家族化の影響で、そのような同居家族がいない家庭や、いたとしても、介護者自身が助けを必要としているケースが多くなりました。

介護のために、住居を移したり、仕事を辞めたり、生活のリズムを変えて無理をしてしまうことがよくあります。相談できる人が身近になく「孤独」に陥ると、自身の生活さえ不安定になりがちです。介護される側だけでなく、介護者(家族)を支える働きはとても大切です。

継続的な「傾聴」を通して「善き隣人」になりたい

「善き隣人」となり、このような「孤独」を抱える人々から信頼されるには、親密な人間関係を築く必要があります。そのためには、継続的な「傾聴」を繰り返すことがとても効果的です。

「傾聴」は、相手を尊重し、相手の心に耳を傾ける働きです。相手が安心して、心地よく、心を開いて、何でも話せる状態を積極的に作っていくことを目指します。こちらから積極的に語り掛けることはほとんどありません。

そのような「傾聴」の姿勢を続けると、相手のつらさや悲しみなど、心の重荷を共に担うことへと導かれます。心の奥深くに潜むスピリチュアルペインに触れていきます。決して楽な働きではありません。

しかし、私たちは「善き隣人」になる働きを優先したいと考えています。イエス・キリストが天の位を捨てて私たちに寄り添ってくださったように、私たちもそのようでありたいと切に願っています。私たちの内におられる聖霊が、私たちの器を通して天来の祝福を備えてくださるに違いありません。

今後、この働きを拡大展開させるには、多くの人の祈り、協力、支援が必要になります。私たちの働きに関心のある方は、ぜひご連絡ください。「善き隣人」を求める人々のもとに出掛け、共に寄り添う「善き隣人バンク」の働きに、あなたも加わってください。日本宣教の扉は必ず開くと信じています。

◾️ 「善き隣人バンク」のクラウドファンディング詳細ページ

<<前回へ     次回へ>>

◇

広田信也

広田信也

(ひろた・しんや)

1956年兵庫県生まれ。80年名古屋大学工学部応用物理学科卒業、トヨタ自動車(株)入社。新エンジン先行技術開発に従事。2011年定年退職し、関西聖書学院入学、14年同卒業。16年国内宣教師として按手。1985年新生から現在まで教会学校教師を務める。88~98年、無認可保育所園長。2014年、日本社会に寄り添う働きを創出するため、ブレス・ユア・ホーム(株)設立。21年、一般社団法人善き隣人バンク設立。富士クリスチャンセンター鷹岡チャペル教会員、六甲アイランド福音ルーテル教会こどもチャペル教師、須磨自由キリスト教会協力牧師。関連聖書学校:関西聖書学院、ハーベスト聖書塾、JTJ宣教神学校、神戸ルーテル神学校

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:広田信也
  • ツイート

関連記事

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(88)心の痛みに寄り添う「傾聴」の働き-善き隣人バンク-発足 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(87)「よしこい!」は、心のキャッチボール 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(86)潜水艦用エンジンが未来を拓く? 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(85)スピリチュアルペインにどう対応するか? 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(84)AIや未信者との連携、教会の役割は? 広田信也

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • ワールドミッションレポート(10月29日):アンゴラとザンビアのルヤナ族のために祈ろう

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(31)夢の中での再会

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • ワールドミッションレポート(11月2日):エジプト 福音の力—何世代にもわたる暗闇を撃破(2)

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.