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日本人に寄り添う福音宣教の扉

日本人に寄り添う福音宣教の扉(84)AIや未信者との連携、教会の役割は? 広田信也

2019年11月30日21時13分 コラムニスト : 広田信也
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関連タグ:広田信也

近未来において、AI(artificial intelligence)が人間社会を大きく変貌させる可能性が見えてきた。高度に発達したAIは、優れた人工知能としてさまざまな情報を瞬時に処理し、最適なアウトプットを生み出す力がある。ミスの多い人間の作業よりはるかに信頼性がある。

おそらく、現在人が行っているさまざまな営みが将来AIに置き換わり、日常生活に必要なものは、ほとんどAIが与えてくれる時代が訪れるだろう。

AIは、福音宣教を担えるか?

それでは、AIは将来、福音を伝えるようになるだろうか? もちろんAIは、霊も魂も持っていないので、信じることも愛することもできない。当然、福音宣教などできるわけがないと考える人も多いだろう。

しかし、これまでの時代でも、人を介せず、情報だけで福音を信じた人はたくさんいる。聖書や信仰書を通して、また、現代社会ではインターネットから流れるメッセージを通して、福音を理解し、信仰に至った人は多いだろう。

まして、洗練された将来のAIは、福音を伝える相手の状況を、瞬時に、かつ正確に判断し、それまで蓄積された多くの選択肢から最善の方法を選び、効果的に福音を伝えるようになるだろう。

おそらく、これまで以上に説得力のある宣教が展開され、福音が広く宣べ伝えられるに違いない。

未信者は、福音宣教を担えるか?

それでは、信仰を持っていない人は、福音を伝えることができるだろうか? これも難しいと考える人が多いだろう。

しかし、ある教会の教会学校に参加した際、とても興味深い経験をした。子どもたちに分かりやすく聖書の話をしている教師がいた。多くの子どもたちが導かれ、心からの祈りをささげていた。

さぞ信仰深い教師だろうと思ったが、実は、その教師はキリスト教に理解を示してはいたが、信者ではなかった。教会付属の幼稚園教師として、業務の中で聖書や祈りを教えているとのことだった。

信仰のない人であっても、福音に敵対することなく、宣教の働きに加わってくださるなら、その人を通して神様が働くことは十分にある。神様は豊かに用いてくださるだろう。

また、社会のさまざまな分野で、信者ではない多くの人々が実に献身的な良い働きをしている。私たちの営みの大半は彼らの存在によって支えられていることを、心に留めたい。福音宣教は、彼らとの強い連携によって進められる。

福音宣教における教会(信者)の役割

それでは、福音宣教における教会(信者)の役割は何だろう? 確かに、AIや未信者との連携は、福音宣教における重要な助けになる。しかし、福音の力は聖霊(神様)を通してのみ現されることを心に留めたい。

聖書が示す通り、教会はキリストの体であり、聖霊(神様)は信者の内にしか住んでおられない。その働きは、効率のみを求めるこの世のものとは一線を画すことになる。

福音の力は、教会(信者)が、キリストが歩まれたように、この世に寄り添い、弱さをまとい、犠牲を払っていくことによってのみ現される。

わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように、わたしはあなたがたに模範を示したのです。(ヨハネの福音書13章15節)

私たちは、神様が憐れむ暗闇の世界に、心を込めて向かわせていただきたいものだ。それでこそ、福音の光は圧倒的な輝きを放つだろう。AIや未信者との連携も有効に機能するだろう。

父の心ある所に 我が心あるように
父の涙がある所に 我が涙もあるように
父の見てる 一人の魂に 我が目も留まるように
父が哀れむ暗闇の地に 我が足が向かうように

我が心 父の思い知り
御心とひとつになるように
我がすべて 父の思い知り
御心を歩めるように

(トリニティ・ジャパン「父なる神の愛」より)

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◇

広田信也

広田信也

(ひろた・しんや)

1956年兵庫県生まれ。80年名古屋大学工学部応用物理学科卒業、トヨタ自動車(株)入社。2011年の定年退職まで、一貫して新エンジンの先行技術開発に従事。1985年キリスト教信仰に入信し、現在まで教会学校教師を務める。88~98年、無認可保育所園長。2011年関西聖書学院入学。14年同卒業。日本社会に寄り添う働きを創出するため、ブレス・ユア・ホーム(株)設立。16年国内宣教師として按手を受ける。現在、ブレス・ユア・ホーム(株)代表、富士クリスチャンセンター鷹岡チャペル教会員、六甲アイランド福音ルーテル教会こどもチャペル教師、須磨自由キリスト教会協力牧師。関連聖書学校:関西聖書学院、ハーベスト聖書塾、JTJ宣教神学校、神戸ルーテル神学校

■ ブレス・ユア・ホーム

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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