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栗栖ひろみ

(くりす・ひろみ)

1942年東京生まれ。早稲田大学夜間部卒業。80〜82年『少年少女信仰偉人伝・全8巻』(日本教会新報社)、82〜83年『信仰に生きた人たち・全8巻』(ニューライフ出版社)刊行。以後、伝記や評伝の執筆を続け、90年『医者ルカの物語』(ロバ通信社)刊行。また、猫のファンタジーを書き始め、2012年『猫おばさんのコーヒーショップ』で日本動物児童文学奨励賞を受賞。15年より、クリスチャントゥデイで中・高生向けの信仰偉人伝の連載を始める。20年『ジーザス ラブズ ミー 日本を愛したJ・ヘボンの生涯』(一粒社)刊行。現在もキリスト教書、伝記、ファンタジーの分野で執筆を続けている。

記事一覧

  • 生命への畏敬―アルベルト・シュヴァイツァーの生涯(10)新しい病院とエデンの園

    1924年4月19日。シュヴァイツァーは、再びランバレネに到着。今回は、夫人が健康を害しているため、オックスフォード大学学生ノエル・ジルスピーが同行した。

    2016年12月08日15時02分
  • 生命への畏敬―アルベルト・シュヴァイツァーの生涯(9)戦争に引き裂かれて

    1917年。ヨーロッパは戦争によって2つに分裂し、税の負担で窮乏生活に陥った友人たちは、シュヴァイツァーへの援助ができなくなったと知らせてきた。しかし、ランバレネでは相も変わらず病人、けが人が押し寄せ、増加する一方だった。

    2016年11月29日17時00分
  • 生命への畏敬―アルベルト・シュヴァイツァーの生涯(8)生命への畏敬

    1914年8月5日。その日のうちにフランス地区司令官のもとから黒人兵がやって来て、「シュヴァイツァー夫妻はフランス領に住むドイツ国籍の者なので、捕虜として自宅に留まることは許可するが、黒人とも伝道所の白人とも連絡することを禁ずる」と宣言した。

    2016年11月15日18時57分
  • 生命への畏敬―アルベルト・シュヴァイツァーの生涯(7)ジャングルの病院

    シュヴァイツァーは、病院のために見つけた場所が不適切であることを知り、もっと良い場所を探すためにカヌーで50キロ上流の別の伝道所まで来た。

    2016年10月27日23時11分
  • 生命への畏敬―アルベルト・シュヴァイツァーの生涯(6)オガンガがやって来た!

    アフリカのコンゴ地方。オゴーウェ河がギネア湾に流れ込む所で、一艘(いっそう)の蒸気船が停泊していた。そして、シュヴァイツァー夫妻を乗せると、ゆっくり幅広い流れをさかのぼって行った。

    2016年10月12日20時04分
  • 生命への畏敬―アルベルト・シュヴァイツァーの生涯(5)大きな体の医学生

    シュヴァイツァーは医学生になるために、医学部長フェーリング博士に届けを出した。いよいよ絶えざる疲労との闘いが始まったのである。彼は大きな体をこごめるようにして、年下の青年たちと共に解剖学、生理学、化学物理学、植物学などの講義を受けた。

    2016年09月08日18時41分
  • 生命への畏敬―アルベルト・シュヴァイツァーの生涯(4)神の目くばせ

    1898年5月6日。シュヴァイツァーは第一次神学国家試験に合格。そして年額1200マルクの奨学金を受けることができた。その後彼は、テオバルト・ティグラー教授の勧めにより、哲学の学位論文に手をつけることにした。

    2016年08月25日7時50分
  • 生命への畏敬―アルベルト・シュヴァイツァーの生涯(3)30歳までは学問を

    1893年6月。シュヴァイツァーはシュトラスブルク大学の入学試験を受ける。その4カ月後、彼はパリに来ていた。ここで彼はこの大都市に住む伯母の紹介でパリ音楽院の教師シャルル・マリ・ヴィドールのもとを訪ねた。運命的な出会いだった。

    2016年08月12日17時11分
  • 生命への畏敬―アルベルト・シュヴァイツァーの生涯(2)音楽は天からの声

    祖父のシリンガー牧師は、よく孫たちを集めてはオルガンで美しいメロディーを弾いて聴かせたので、アルベルトも早くから音楽的天分を呼び覚まされた。

    2016年08月01日14時27分
  • 生命への畏敬―アルベルト・シュヴァイツァーの生涯(1)動物の苦しみ

    1875年1月14日。アルザスのカイザーベルクにある赤レンガ屋根の家に男の子が誕生した。父親は教区の牧師代理ルードヴィヒ・シュヴァイツァー、母親はアデーレと言った。母方の祖父シリンガーはやはり牧師で学校教師、オルガンの名手でかつオルガン製作者でもあった。

    2016年07月15日19時52分
  • 社会的弱者の友として―賀川豊彦の生涯(13)国民総ざんげ運動

    1941(昭和16)年12月8日。突然ラジオは日本海軍がハワイの真珠湾を攻撃したニュースを伝えた。いよいよ太平洋戦争の始まりである。日本国内は異様な熱気に包まれ、右翼団体が力を伸ばしてきた。

    2016年07月04日21時07分
  • 社会的弱者の友として―賀川豊彦の生涯(12)日本の罪に泣く

    そんな時、三陸地方に激しい地震があり、多くの死者が出た。続いて津波が押し寄せ、大惨事となる。賀川は、ただちに「イエスの友会」のメンバーを集め、被災地に救援隊を送り出すとともに、自らは連日大きな荷車を引いて東京各地を歩き、衣類や食料の寄付を募った。

    2016年06月18日23時48分
  • 社会的弱者の友として―賀川豊彦の生涯(11)軍国主義の到来

    1924(大正13)年に入ると、賀川は眼病をはじめさまざまな病気に煩わされ、上北沢に家を借りて療養を余儀なくされる。しかし、彼はその年の11月から8カ月にわたり、世界一周の旅に出た。

    2016年06月07日18時54分
  • 社会的弱者の友として―賀川豊彦の生涯(10)この世の地獄

    1923(大正12)年9月1日。突然関東地方を強い地震が襲った。賀川は救助に先立ち、被害状況の調査をするため山城丸で神戸を出航した。

    2016年05月19日21時24分
  • 社会的弱者の友として―賀川豊彦の生涯(9)死線を越えて

    賀川が購買組合を作るために奔走していた頃、「改造」という雑誌の編集長、横関愛造(よこぜき・あいぞう)と大阪毎日新聞の記者、村島帰之(むらしま・よりゆき)が賀川の事業に共鳴し、彼の自伝を「改造」に連載したらどうかと話し合っていた。

    2016年05月06日7時10分
  • 社会的弱者の友として―賀川豊彦の生涯(8)立ち上がる労働者たち

    「米騒動」は全国的規模に発展し、労働者を目覚めさせ、意識を高めることになった。この時から日本社会の中に社会主義思想が生まれてくる。

    2016年04月16日17時03分
  • 社会的弱者の友として―賀川豊彦の生涯(7)最下層の人々と共に

    1917(大正6)年5月4日。賀川は米国のプリンストン大学でB・D(神学士)の資格を取得して帰国。横浜埠頭(ふとう)には妻のはるが出迎えた。

    2016年04月02日14時21分
  • 社会的弱者の友として―賀川豊彦の生涯(6)新たな人生航路

    「イエス団」の教会から少し離れた日暮通(ひぐれどおり)4丁目にあるボタン工場から説教を頼まれて通ううちに、大道芸人の息子でその工場で働く職工の武内勝(たけうち・まさる)・芳夫(よしお)兄弟が話を聞いて教会に来るようになった。

    2016年03月19日19時10分
  • 社会的弱者の友として―賀川豊彦の生涯(5)無償の愛

    すっかり仲良しになった花枝と熊蔵は、賀川にまつわりついて離れなくなった。そのうちに虎市というやくざの子どもも彼になつき、甚公、やぶさんといった仲間を連れてきた。彼らは、賀川がどこへ行くにも付いてきた。

    2016年03月04日14時44分
  • 社会的弱者の友として―賀川豊彦の生涯(4)暗黒街の光

    1909(明治42)年12月24日。賀川は布団や衣類の入った行李(こうり)、本、書棚を載せた荷車を引っ張って葺合新川(ふきあいしんかわ)のスラムに引っ越してきた。

    2016年02月18日16時39分
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