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青木保憲 青木保憲 (あおき・やすのり)  

1968年愛知県生まれ。愛知教育大学大学院を卒業後、小学校教員を経て牧師を志し、アンデレ宣教神学院へ進む。その後、京都大学教育学研究科卒(修士)、同志社大学大学院神学研究科卒(神学博士、2011年)。グレース宣教会牧師、同志社大学嘱託講師。東日本大震災の復興を願って来日するナッシュビルのクライストチャーチ・クワイアと交流を深める。映画と教会での説教をこよなく愛する。聖書と「スターウォーズ」が座右の銘。一男二女の父。著書に『アメリカ福音派の歴史』(2012年、明石書店)。

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「アーニャは、きっと来る」 ビター&スイートな感動実話の映画化!

「アーニャは、きっと来る」 ビター&スイートな感動実話の映画化!

職業病だろうか。「羊飼い」とか「ユダヤ人」「ホロコースト」などのフレーズが並ぶ映画の広告を見ると、どうしても聖書的な映画を想像してしまう。本作「アーニャは、きっと来る」は、そんなバイアスを良い意味で裏切ってくれる秀作である。

2020年11月25日13時26分

映画「泣く子はいねぇが」 すべての現代人へ向けられたほろ苦くも見事な応援賛歌

映画「泣く子はいねぇが」 すべての現代人へ向けられたほろ苦くも見事な応援賛歌

「生き方に迷うすべての大人たちに贈る、青春グラフィティ」と銘打って、11月20日に公開される本作。タイトルは、秋田県のナマハゲが発する有名なせりふ(「泣く子はいねぇが」)そのままである。

2020年11月17日15時52分

新大統領はジョー・バイデン氏? 米国の変化に福音派はどう向き合うか

新大統領はジョー・バイデン氏? 米国の変化に福音派はどう向き合うか

2020年の米大統領選は予想通り「まれに見る大接戦」となった。現時点の得票数は、民主党のジョー・バイデン氏が7700万票、共和党で現職のドナルド・トランプ氏が7200万票である。バイデン氏は、歴代最高の得票数となった。

2020年11月12日11時43分

【書評】『字幕翻訳虎の巻 聖書を知ると英語も映画も10倍楽しい』

【書評】『字幕翻訳虎の巻 聖書を知ると英語も映画も10倍楽しい』

「1粒で2度おいしい」はグリコの宣伝文句だ。しかし本書『字幕翻訳虎の巻 聖書を知ると英語も映画も10倍楽しい』は、「1粒で3度以上のおいしさを保証します!」とでも言うべき「お宝本」である。

2020年11月10日20時07分

犯罪史に残る未解決事件を映画化「罪の声」 無自覚な罪ほど残酷なものはない

犯罪史に残る未解決事件を映画化「罪の声」 無自覚な罪ほど残酷なものはない

塩田武士の同名小説を原作とし、小栗旬と星野源が映画初共演する「罪の声」。本作は、1984年から85年にかけて日本を震撼(しんかん)させた犯罪史に残る未解決事件をモチーフに、作者が独自の解釈でミステリーとして仕上げた社会派ドラマである。

2020年11月04日18時38分

【書評】『人生に悩んだから「聖書」に相談してみた』

【書評】『人生に悩んだから「聖書」に相談してみた』

本書の著者である上馬キリスト教会ツイッター部のMAROさんは、同志社大学で私が受け持っている授業にも、特別講師として参加し続けてくださっている。本書は、いわゆる「お悩み相談」系である。

2020年10月27日16時05分

善悪の戦いを骨太で見事な冒険活劇に!「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」

善悪の戦いを骨太で見事な冒険活劇に!「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」

公開3日で340万人以上が劇場に足を運び、興行収入の新記録(3日で46億円超)を達成した大ヒット作、それが「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」である。ここまで受け入れられたのはなぜか。これを牧師として分析しないわけにはいかないだろう。

2020年10月25日22時49分

大ヒット曲誕生に秘められた感動の実話 映画「アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌」

これまでに出会った最高のキリスト教映画 「アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌」

近年「キリスト教伝道映画」の概念が変わりつつある。そんな中、現時点において最高の「キリスト教映画(決して伝道映画ではない)」に出会った。それが「アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌」である。

2020年10月18日22時19分

ドナルド・トランプ ジョー・バイデン

残り3週間切った米大統領選 「福音派」の現状示す対照的な2つのサイト

2020年は、いろいろな意味で人々の記憶と記録に残る1年となるだろう。その中でも特に印象深い出来事となるのが、米大統領選と言っても過言ではない。昔も今も「米国がくしゃみをすると日本が風邪をひく」という構図は変わっていない。

2020年10月14日19時13分

神学書を読む(66)『旧約聖書の政治史 預言者たちの過酷なサバイバル』

神学書を読む(66)『旧約聖書の政治史 預言者たちの過酷なサバイバル』

本書は、筑波大学名誉教授の古田博司氏による力作である。専門は政治思想・東洋政治思想史。その視点から、古田氏が青年時代に読み始めた聖書、特に旧約聖書を社会科学の立場から解釈すると、どんな絵が見えてくるかという面白い試みである。

2020年10月12日14時03分

ナッシュビルからの愛に触れられて(45)追悼、ダニー・チェンバース牧師… 青木保憲

ナッシュビルからの愛に触れられて(45)追悼、ダニー・チェンバース牧師… 青木保憲

さて、このような連載を始めようと思った最初のきっかけは、2011年3月に私が学会発表のためにメンフィスへ出向いたからである。そのことは、この連載の第1回か2回あたりで述べた通りである。

2020年10月09日21時09分

神による芸術を通しての報復の物語 「ある画家の数奇な運命」

神による芸術を通しての報復の物語 「ある画家の数奇な運命」

上映時間189分。あの大作「タイタニック」と同じである。芸術的な観点から見ても、本作は他の追随を許さない圧倒的な存在感を放っている。もし観て損をしたと思うなら、私が代金を補填してもよいと自信を持って言える、今年ナンバーワン候補の作品である。

2020年10月09日12時03分

映画「ステップ」から見る「神の子」としての私たち

映画「ステップ」から見る「神の子」としての私たち

2020年夏は、コロナ禍でハリウッド超大作が一本も公開されないという異常事態となった。日本では「緊急事態宣言」が解除された後、細々と映画館も再開した。そして本来春に公開されるはずだった作品が、軒並み夏休み映画として公開された。

2020年10月07日16時39分

バイデン氏をどう見るか? 米福音派にとっての2020年大統領選の勘所

バイデン氏をどう見るか? 米福音派にとっての2020年大統領選の勘所

コロナ禍で大きな変動を強いられている今年の米大統領選。通常であれば、大きく注目されることのない郵便投票だが、増えれば共和党に不利に働くとの観測から、共和・民主両党の間で扱いをめぐって攻防が続いている。

2020年09月29日10時37分

ナッシュビルからの愛に触れられて(44)イースター明け、突然の来訪者②ゴスペル(福音)の使者として 青木保憲

ナッシュビルからの愛に触れられて(44)イースター明け、突然の来訪者②ゴスペル(福音)の使者として 青木保憲

そう聞いたときの私の衝撃は計り知れないものがあった。なぜなら、日本人でも歌詞が多く、カラオケで歌うのにも一苦労なのに、いくらシンガーとはいえアメリカ人に「日本語のレリゴー」がほんとに歌えるのだろうか?

2020年09月19日12時48分

神学書を読む(65)『上馬キリスト教会ツイッター部のキリスト教って、何なんだ?』

神学書を読む(65)『上馬キリスト教会ツイッター部のキリスト教って、何なんだ?』

「世界一ゆるい聖書入門・聖書教室」シリーズで、文字通り一世を風靡(ふうび)した上馬キリスト教会ツイッター部。このブレイクによって一気に人気作家の仲間入りを果たした(?)ツイッター部の「まじめ担当」こと、MAROさんの最新刊が本書である。

2020年09月15日15時11分

映画「星の子」 「宗教」を信者二世の視点で内側から描いた斬新な一作

映画「星の子」 「宗教」を信者二世の視点で内側から描いた斬新な一作

第157回芥川賞候補にもなった今村夏子の原作小説を映画化。特異な家庭環境に生まれた15歳の少女の視点を通して、家族とは?宗教とは?という「古くて新しい問い」に、現代的な回答を提示するユニークな一作である。

2020年09月12日6時39分

映画「青くて痛くて脆い」に見る現代若者群像

映画「青くて痛くて脆い」に見る現代若者群像

住野よるの同名小説を原作とした映画「青くて痛くて脆(もろ)い」。主演は今をときめく吉沢亮、杉咲花。前回、映画化された「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」のような純愛ドラマを期待したら、大きなしっぺ返しを食らうことになる。

2020年09月07日16時58分

映画「ファヒム パリがみた奇跡」 「才能」のすさまじさと、それを受け止める懐の深さ

映画「ファヒム パリが見た奇跡」 「才能」のすさまじさと、それを受け止める懐の深さ

父に連れられ、バングラデシュから政治難民としてフランスへ国外逃亡した天才チェス少年ファヒム。彼がフランスの全国大会で優勝したことで国民の注目を集め、結果として家族でフランスへ移住できるようになったという実話を基にした映画が本作である。

2020年09月04日14時05分

【追悼】チャドウィック・ボーズマン 映画「ブラックパンサー」が現代社会に訴えるもの

【追悼】チャドウィック・ボーズマン 映画「ブラックパンサー」が現代社会に訴えるもの

映画「ブラックパンサー」(2018年)でワカンダ王国の若き国王(ティ・チャラ)を演じた俳優のチャドウィック・ボーズマンが、現地時間8月28日に他界した。原因は大腸がん。43歳の若さであった。

2020年09月03日13時49分

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