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青木保憲 青木保憲 (あおき・やすのり)  

1968年愛知県生まれ。愛知教育大学大学院を卒業後、小学校教員を経て牧師を志し、アンデレ宣教神学院へ進む。その後、京都大学教育学研究科卒(修士)、同志社大学大学院神学研究科卒(神学博士、2011年)。グレース宣教会研修牧師。東日本大震災の復興を願って来日するナッシュビルのクライストチャーチ・クワイアと交流を深める。映画と教会での説教をこよなく愛する。聖書と「スターウォーズ」が座右の銘。一男二女の父。著書に『アメリカ福音派の歴史』(2012年、明石書店)。

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ヒーローとは何か? 福音的キリスト像の本質描き出す長編シリーズ完結編!「アベンジャーズ / エンドゲーム」【ネタバレなし】

ヒーローとは何か? 福音的キリスト像の本質描き出す長編シリーズ完結編!「アベンジャーズ / エンドゲーム」【ネタバレなし】

2008年、とんでもない企画が発表された。それは、アメリカンコミックのヒーローたちが一堂に会し、事件を解決するという前代未聞のシリーズが始まるというものだった。名付けて「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)。

2019年05月20日16時44分

励ましの一言がプレッシャーに? 現代日本人を読み解く『「承認欲求」の呪縛』という視点

励ましの一言がプレッシャーに? 現代日本人を読み解く『「承認欲求」の呪縛』という視点

他者に認められたい、承認されたいという欲求が、異常なまでに肥大化しつつあるのが現代日本人というわけだ。今回取り上げる『「承認欲求」の呪縛』は、こういった分野を取り上げている。つづめて言えば、一種の日本人論である。

2019年05月19日22時49分

ナッシュビルからの愛に触れられて(32)日米合同コンサートをしよう!・その3 青木保憲

ナッシュビルからの愛に触れられて(32)日米合同コンサートをしよう!・その3 青木保憲

日米合同チャリティーコンサート、その本番の様子をお伝えする前に、その前日に行われた夕食レセプションのことに触れておきたい。米国南部、と聞くと日本人としてどこか縁遠いイメージがある。しかし実はそうではない。

2019年05月17日11時01分

「旅のおわり世界のはじまり」 リアル「イッテQ!」の裏側で繰り広げられる人間賛歌と神の粋な取り計らい

「旅のおわり世界のはじまり」 リアル「イッテQ!」の裏側で繰り広げられる人間賛歌と神の粋な取り計らい

物語はちょっと異様な光景から始まる。テレビ局のバラエティー番組のスタッフ一行が、ウズベキスタンでロケをしている。伝説の怪魚を探したり、地元の郷土料理をレポートしたり、はたまた危険極まりないアトラクション体験をしたり・・・。

2019年05月14日15時52分

映画「僕はイエス様が嫌い」

映画「僕はイエス様が嫌い」 「幼年」から「少年」へのイニシエーションとしてのJESUS

だが、奥山大史監督と若干異なる境遇ではあるものの、幼き日よりキリスト教に触れざるを得ない環境で生まれ育った筆者のような者にとっては、ユラを通して表現した監督自身が体験したあの「出来事」は、これまた異なる色合いを醸し出しているのである。

2019年04月25日15時53分

神学書を読む(46)『神とは何か 哲学としてのキリスト教』

神学書を読む(46)『神とは何か 哲学としてのキリスト教』

キリスト者が「哲学」の手法で神を語ったとしたらどうなるであろうか。果たして「自分」という地点から「神」というアプリオリを語り得ることはできるのだろうか。本書はこの無理難題に挑んだ哲学者の「集大成」といってもいい快作である。

2019年04月23日22時54分

2020年の米大統領選に異変あり? 同性婚公表の37歳市長ピート・ブダジェッジ氏が正式に出馬表明

2020年の米大統領選に異変あり? 同性婚公表の37歳市長ピート・ブダジェッジ氏が正式に出馬表明

今年1月に大統領選へ出馬する予定であると語った37歳の青年市長が、14日に正式に出馬を表明した。名前はピート・ブダジェッジ(Pete Buttigieg)。中西部インディアナ州にあるサウスベンドという人口10万人程度の地方都市の市長である。

2019年04月20日0時26分

それでも愛せるか? それでも愛するとは? 映画「ビューティフル・ボーイ」に見るドラッグと米国

それでも愛せるか? それでも愛するとは? 映画「ビューティフル・ボーイ」に見るドラッグと米国

ハリウッドスターが薬物更生施設に入所したとか、突然死したとかいうニュースは、もはや毎年恒例のこととなっている。この現状に対して、一石投じる作品が公開された。原作となる父と息子それぞれの手記は、全米でベストセラーとなり、大きな注目を集めた。

2019年04月15日15時31分

ナッシュビルからの愛に触れられて(31)日米合同コンサートをしよう!・その2 青木保憲

ナッシュビルからの愛に触れられて(31)日米合同コンサートをしよう!・その2 青木保憲

クライストチャーチクワイア100名に対して、日本側のクワイアは8名である。とはいえ、皆が震災復興のために心と思いを一つにして、音楽を通して何かを成し遂げようという気概は誰にも負けていなかった。

2019年04月13日23時22分

「ある少年の告白」に見るLGBT映画とキリスト教の行方

「ある少年の告白」に見るLGBT映画とキリスト教の行方

4月19日から「ある少年の告白」という映画が公開される。原作小説の著者ガラルド・コンリーの体験談を元にした作品で、同性愛の矯正キャンプへ強制的に参加させられた青年の葛藤を描く人間ドラマである。

2019年04月13日22時16分

神学書を読む(45)神学的世界観の脱構築と再構築のために 『ファンタジーランド 狂気と幻想のアメリカ500年史』(上下巻)

神学書を読む(45)神学的世界観の脱構築と再構築のために 『ファンタジーランド 狂気と幻想のアメリカ500年史』(上下巻)

読書量は決して少ない方ではないと思う私にとって、「本との出会い」は何にも代えがたい喜びである。そして昨年に続き、今年も年始めにまた「遭遇」してしまったのである。タイトルは『ファンタジーランド 狂気と幻想のアメリカ500年史』。

2019年04月11日17時21分

映画「魂のゆくえ」 現代米国教会事情と個々の信仰者の生きざまを描いた裏「タクシードライバー」的な怪作

映画「魂のゆくえ」 現代米国教会事情と個々の信仰者の生きざまを描いた裏「タクシードライバー」的な怪作

古くは「タクシードライバー」、そして「レイジング・ブル」などの傑作を手掛けた脚本家として知られるポール・シュレイダー。その彼が構想50年という恐ろしく長い年月をかけて練り上げた渾身の一作、それが「魂のゆくえ」である。

2019年04月02日10時24分

米福音派の50年 彼らは「サブ・ポリティカル集団」か「真理に生きる集団」か

米福音派の50年 彼らは「サブ・ポリティカル集団」か「真理に生きる集団」か

前回、白人系福音派が依然高い支持率でドナルド・トランプ大統領を支えていることを述べた。これに加えて、米国全体の宗教動向をデータ化したものを参考にして、1970年代から現在までの「米国福音派」および「米国キリスト教界」の推移を概観してみたい。

2019年03月29日17時20分

神学書を読む(44)大貫隆著『終末論の系譜―初期ユダヤ教からグノーシスまで』

神学書を読む(44)大貫隆著『終末論の系譜―初期ユダヤ教からグノーシスまで』

本書は、聖書学者の大貫隆氏(東京大学名誉教授)の書き下しである。本書の目的を達成するために、どうしても邪魔になる「アプリオリ(先験的)な限定性」を取っ払う必要がある。それは「正典としての聖書」という枠である。

2019年03月22日23時54分

白人福音派では依然高い支持率、最新統計で読み解くトランプ大統領の評価

白人福音派では依然高い支持率、最新統計で読み解くトランプ大統領の評価

2020年はいろいろな意味で大変な年になる。日本にとっては、東京オリンピック・パラリンピックの年であるが、太平洋の向こう側の米国においては、4年に1度の「王様選び」と揶揄(やゆ)されることもある大統領選挙が行われる。

2019年03月20日23時48分

「神の日曜日」 キリスト者必見の「キリスト教映画」

「神の日曜日」 キリスト者必見の「キリスト教映画」

名作ぞろいのラインナップに、およそ似つかわしくないタイトルを発見した。「神の日曜日」である。思わずクリックし、予告編を観てみた。面白そうだ。そう思い、本編を視聴し始めた。主人公は、米国のペンテコステ派の牧師であるカールトン・ピアソン。

2019年03月19日16時35分

ナッシュビルからの愛に触れられて(30)日米合同コンサートをしよう!・その1 青木保憲

ナッシュビルからの愛に触れられて(30)日米合同コンサートをしよう!・その1 青木保憲

ゴスペルシンガー、サンディ・パティとの出会い、そして多くのナッシュビル在住ミュージシャンとの交流を通して、次なるステップが見えてきた。それは、日本のクワイアとクライストチャーチクワイアとの合同コンサートを実施しようというものであった。

2019年03月16日19時21分

史上最悪の単独テロ事件を描く映画の「多面性」と祈りの「共通性」(2)「ウトヤ島、7月22日」

史上最悪の単独テロ事件を描く映画の「多面性」と祈りの「共通性」(2)「ウトヤ島、7月22日」

前回取り上げたのは、ネットフリックスで視聴できるポール・グリーングラス監督の「7月22日」。今回は同じ事件を扱いながら、まったく異なるコンセプトで作り上げた「ウトヤ島、7月22日」を取り上げてみたい。

2019年03月13日11時45分

史上最悪の単独テロ事件を描く映画の「多面性」と祈りの「共通性」(1)「7月22日」

史上最悪の単独テロ事件を描く映画の「多面性」と祈りの「共通性」(1)「7月22日」

2011年7月22日、北欧屈指の福祉国家であるノルウェーが震撼(しんかん)した。午後3時17分、首都オスロの政府庁舎近くで爆弾が爆発。周囲のビルのオフィスや店舗も壊滅的なダメージを受け、8人が死亡した。

2019年03月12日19時17分

困難の中にある人の背中をそっと押してくれる秀作 「ビール・ストリートの恋人たち」

困難の中にある人の背中をそっと押してくれる秀作 「ビール・ストリートの恋人たち」

本作は、米国人作家ジェイムズ・ボールドウィンが1974年に発表した『ビール・ストリートに口あらば』を原作とし、昨年末に全米公開された作品だ。監督は、「ムーンライト」で第89回アカデミー賞最優秀作品賞を受賞したバリー・ジェンキンス。

2019年02月28日11時15分

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