論説・コラム
-
牧師の小窓(19)福江等
アメリカの作家ソーントン・ワイルダーが書いた短編小説に『サン・ルイ・レイの橋』というものがあります。1927年に初版本が出版され、それ以来読み継がれてきています。
-
なにゆえキリストの道なのか(31)“統一教会”はキリスト教ではないのか 正木弥
正式の名称は「世界平和統一家庭連合(旧:世界基督教統一神霊協会)」といい、1954年にソウルで文鮮明(1920~2012年)という人物によって設立されたものです。その教典は、文鮮明の『原理原本』を基に書かれた『原理講論』です。
-
受難週と復活「互いに愛し合う教会」の誕生物語(3)布石の言葉 森正行
囲碁の世界では、一般的に布石が最初に打たれます。「布石を打つ」とは、先回りをした一手を打つことを意味します。イエスが弟子たちに言われたこの言葉は、後に「互いに愛し合う」教会を生み出すために、主が先回りして打たれた〝布石〟となる言葉でした。
-
蜜と塩―聖書が生きる生活エッセイ(6)主イエスの名によって ミュリエル・ハンソン
私たち家族は、バイブル・キャンプに参加していました。夫がキャンプの講師でしたので一緒に行ったのです。キャンプ参加者のメンバーが一人残らず自分の部屋に戻った後、スタッフたちは奉仕担当者の部屋でドーナツを頬張り、コーヒーを飲みながら、ほっと一息ついていました。
-
地の果てにまで 穂森幸一(26)
私たちはどこかに出掛けるとき、「片道2日かかります」とか聞いただけで、どんな遠い所に行くのだろうかと思います。しかし、聖書時代の人々にとって、距離とか時間とかは関係ありませんでした。
-
三位一体の神様(1)初めに 山崎純二
2015年10月14日付の本紙記事において「なぜ三位一体は理解しづらいのか?」という非常に興味深い記事がありました。この記事においては、以下の四つの代表的な「例え」が紹介されていました。
-
わが人生と味の道(26)酒と縁が切れた日 荘明義
弟とその家族が日本を離れ、カナダに帰ってしまった後も、私に酒が必要でなくなったのでした。それまで私は大酒飲みで、誰ともよく付き合い、そしてどこに行ってもよく飲み、1軒、2軒、3軒とはしごすることも全然苦にならなかったのです。
-
死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(58)労苦できることが喜び 米田武義
本当に体がだるいとか、疲れて苦しいとかであれば休養しなければならないが、これといってすることがないので、ダラダラと過ごしたりしているために、体が鈍ってしまい、体調が悪くなることがある。
-
【聖書と映画3】「スター・ウォーズ」―光と闇の戦い― 関智征
「遠い昔、はるかかなたの銀河系で・・・」で始まる「スター・ウォーズ」。この映画では、「光と闇の戦い」が全エピソードを通したテーマになっています。
-
日本宣教論(8)日本の周囲の状況:インドネシア(その3) 後藤牧人
レフレム報告書という文書がある。これはスマトラ島の一地方に関する調査報告書である。それによるとオランダ人農園主は、現地人労働者に対する懲罰権を持っており、しばしば労働者は刑罰として殴打されている間に死亡し、死体は農園内で地中に埋めて処分された。
-
カイネン(概念)とチンカク(人格)―Walking With Jesus― 菅野直基
私の神学校(牧師になるための専門学校)の学生時代に、説教学という授業があり、説教演習の時間がありました。私の説教に対して指導教授は、「菅野君の説教は、信徒たちがずっと講壇に居たくなる説教だね」と言われました。
-
脳性麻痺と共に生きる(7)幼少時代―初めに「か」ありき 有田憲一郎
脳性麻痺の障碍(しょうがい)を持って生まれてきた僕は、腕や足などが曲がり、体全体がまるで石のように硬く「逆さまに吊り上げても、全く動かなかった」と、母は当時のことを懐かしむかのように語ってくれたことがありました。
-
【科学の本質を探る㉜】脳科学の未解決問題(その1)疑問視される脳機能局在論 阿部正紀
今回から数回にわたり、現在の脳科学の分野の未解決問題、特に意識と脳に関する謎を探ります。問題を解決するためにいろいろな説が提起されていますが、定説(標準的なパラダイム)となるものがないことを明らかにします。
-
まことの喜び(8)喜びの秘訣:イエス様の中にとどまりなさい(その3) イ・ヨンフン
今の時代は、本当に喜ぶことの難しい時代です。日がたつにつれ、社会の混乱と政治・経済・生活の苦痛指数は増していくばかりのようです。しかし、このような環境においても、私たちは余裕のある喜びを保っていかなければなりません。
-
主の十字架と復活がもたらす恵み! 万代栄嗣
私は、バブル崩壊の時に、文化や文明が一度頂点を極め、曲がり角を過ぎたように思います。生活が豊かになり便利になって、私たちの心に幸せや喜びが増えてきたかというと、歪んでねじれて非常に複雑になり、逆に罪深く、悪の力が増しているように感じます。
-
【聖書クイズ】次の中で、聖書が語源でないものはどれ?
次の中で、聖書が語源でないものはどれでしょう。
-
絆を強める方法 安食弘幸(38)
ルカ6章31節は、あらゆる人間関係の絆を強めるための黄金律です。もし、あなたが人間関係の達人になりたいのなら、この言葉を心の板に刻んで決して忘れないことです。
-
牧師の小窓(18)福江等
今から40年も前に、私はある一冊の書物をドイツ語の先生からいただきました。アイダホの大学にいたときのことです。それはポール・トゥルニエというスイスの医師の書いた“Guilt and Grace”という題の本でした。
-
なにゆえキリストの道なのか(30)キリスト教はカルトではないのか 正木弥
カルトとは、非倫理的なマインドコントロールのテクニックを悪用して、そのメンバーの権利と自由を侵害し、傷つけるグループを意味します。政治カルトら教育カルト、商業カルトもありますが、ここでは宗教カルトを問題とします。
-
この時 聖書を開いた―31人に訪れた神の祝福―(4)なくなる食物のためではなく 香川和生
アルコール依存症(アル中)は、悲劇的な病気です。それは、飲酒によってあらゆるものを失いつつ死んでいく病気だからです。まず社会的な死に始まり、家族関係の死があり、そして、その肉体的な死によって完結するのです。
人気記事ランキング
-
2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目
-
英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増
-
聖なる励まし 穂森幸一
-
給食で子どもたちに笑顔と教育の機会を 最貧国マラウイを支援する「せいぼじゃぱん」
-
綱渡りのような人生 菅野直基
-
元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(237)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(後編) 広田信也
-
旧統一協会の田中富広会長、道義的責任など理由に辞任 「謝罪の意を込めおわび」
-
南・東南アジア各国で洪水・土砂崩れ、1700以上人が死亡 キリスト教団体が緊急支援
-
キリストの死によって与えられる新しいいのち 万代栄嗣
-
元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも
-
2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目
-
英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増
-
「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」
-
【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』
-
日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも
-
京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から
-
英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け
-
東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏
-
ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加















