論説・コラム
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新型コロナは神からの罰か 村岡崇光
妻と半永住的に住んでいるここオランダの状況も深刻です。面積にして日本の四国ぐらい、人口は日本の十分の一ぐらいなのに、患者数は4万4千人を超え、死者は約5700人です。オランダで最初の感染者が確認されたのが2月27日。
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(み使いダニエル)ユミのものがたり 星野ひかり
ユミは隣に寝ている夫を起こさないように、そっとベッドから抜け出しました。音を立てずに寝室を出てキッチンに入ると、換気扇の下に置いてあるタバコに火をつけ、深く息を吐きました。
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パウロとフィレモンとオネシモ(16)「コロサイ書・エフェソ書」―誰が書いたのか(2)― 臼田宣弘
前回、コロサイ書とフィレモン書の関係について、ゲルト・タイセンとヘムルート・ケスターの著作から「コロサイ書はフィレモン書の影響を受けている」とお伝えしました。これについて、もう一人、新約聖書学者の永田竹司氏の見解もお伝えしたいと思います。
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「国際防疫の孤児」台湾がコロナ防疫に成功した理由 政府と教会の対応
新型コロナウイルスが「パンデミック」と宣言されてから早くも2カ月が経過した。米国を中心に感染の勢いが弱まる兆しの見えない地域も多い中、台湾ではロックダウン(都市封鎖)することなく通常に近い生活が継続されている。
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鉄鋼王アンドリュー・カーネギーの生涯(8)製鉄事業を始める
アンドリューは、いよいよ製鉄事業に乗り出すことにした。トマス・ミラー、アンドリュー・クローマン、ヘンリー・フィリップス、弟のトムが一つとなって1864年「サイクロップス製鉄所」を立ち上げることになった。
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コロナパンデミックで世界が変わる 米ニューヨークで感染経験の打木希瑶子さん
私がフェイスブックにニューヨークにおける新型コロナウイルスの被害について投稿したのは3月27日。この投稿は国内外を問わず多くの反響があり、教会の礼拝や新聞でも紹介され、フェイスブックでは千人以上の人たちにシェアされました。
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キリストの「大きな力」にあずかろう 万代栄嗣
新型コロナウイルスに感染しないためには、外出しないこと「Stay Home」が大事ですが、心まで窮屈になって、物事の捉え方に偏りが出てしまうことがありませんように。私たちクリスチャンは、イエス様と共に「Stay with Jesus」でありましょう。
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日本宣教論(最終回)入信の決心 後藤牧人
まだ駆け出しの伝道者であったとき、個人伝道、特に「入信の決心の導き方」を学んだ(神学校ではそういう授業はなかった)。新鮮で、決心者が与えられることがうれしく、駅の裏の暗がりで、野原で、人をつかまえると決心を迫った。
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コロナ禍に見る福音派の対応(3)歴史的に見る「国家と教会の相克」―米国建国から現代―
「新型コロナウイルスの話だと言っていたのに、いつの間にかキリスト教史にすり替わってる?」という声が聞こえてきそうだが、安心してもらいたい。最後はちゃんと「コロナ禍に見る福音派の対応」に着地するはず(と願いたい)。
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世界の仲保者 穂森幸一(157)
多くの歴史書はそのまま文字通りに受け取れないケースが多いといわれます。それは時の権力者によって都合のいいように書き換えられ、削除されることがあるからだそうです。他の歴史書との比較や考古学的見地から検証されることもあります。
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人のピンチは神のチャンス 佐々木満男
中国の武漢から始まり世界中を震撼とさせている新型コロナウイルスの猛威は依然として続いている。そんな中で、多くの人たちは恐れと不安におののき、将来の生活に希望を失っている。
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ナッシュビルからの愛に触れられて(姉妹編)チャリティ・ロックハート(3) 青木保憲
2013年以来、毎年日本に来られ、京都祇園のクラブでの仕事の傍ら、日曜日は常にどこにでも駆けつけてくれ、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれたチャリティ・ロックハートさん。
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主は生きておられる(150)チューリップに励まされて 平林けい子
数十年前、悩みと疲れの中、自転車をこいでいた。入院中の夫を見舞うため。ふと気が付いた。狭い畑に赤や黄色のチューリップ。ひしめき合うように咲いていた。一本一本が言った。「暗い土の中で長い間、じっと待っていた。やっと今、咲いた」
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コロナ禍に見る福音派の対応(2)歴史的に見る「国家と教会の相克」―初代教会から宗教改革―
新型コロナウイルスをめぐる状況も、見方によっては「国家と教会の相克(そうこく)」という古くて新しい「キリスト教の歴史」のワンピースと捉えることもできる。では、順を追って見ていこう。
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コロナ禍に見る福音派の対応(1)「福音派は無神経」という声に回答する
米国の福音派の動向について、国を挙げて新型コロナウイルスに立ち向かうべきなのに、それに反対、もしくはまったく意に介さず礼拝堂に集まり続けている、という記事がシェアされているのを目にする。またそれに対する非難のコメントも散見できる。
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人生で一番大切なもの 安食弘幸
ある国の政治討論会で議論が白熱し、興奮した野党の女性党首が首相に対して言いました。「あんたみたいなわからず屋が私の夫なら、コーヒーに毒を入れてとっくに殺してしまっているわよ!」
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試練の中でも学ぶべき事柄 万代栄嗣
自然界は新緑が目にまぶしく、神様からの命にあふれています。一方、世の中は毎日コロナウイルスの話題でいっぱいです。私たちの日常生活にも、さまざまな影響が出ています。人生を歩んでいく上で多少の苦しいこと、つらいことはあります。
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新・景教のたどった道(31)唐代の中国洛陽で発見されたソグド人景教徒の経幢 川口一彦
1976年ごろに中国洛陽市洛龍区李楼郷斉村で発見された景教徒の経幢(きょうどう)には、ソグド人の名前が出ています。八角柱の大きさは、高さ60センチから85センチ、直径は約40センチ、一面の幅は14センチから16センチ。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(94)神様の備える「隣人愛」 広田信也
「善き隣人バンク」は、聖書の「善きサマリヤ人のたとえ話」に示されるサマリヤ人をモデルとしています。以下に聖書箇所を示します。ここで登場する半殺しにされた人はユダヤ人です。
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主は生きておられる(149)衣替え 平林けい子
衣替えの季節、厚いセーターを脱いだ。さあ、何を着ようか。薄手のブラウスが良いか、やっぱりこの方にしようか。風に心地よいこの生地が、気持ちが良い。体を覆う衣服、季節によって衣服を替えられる。心を覆う衣服はあるか。
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