論説・コラム
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子育てパパのキリスト教ひとり言(8)恥ずかしいこと
パウロの言葉に「私は福音を恥とは思いません」(ローマ1:16)がある。パウロはなぜこんな言葉を書いたのだろう? 本当は恥ずかしかったから? いや、あのパウロの性格からしてそれはないだろう。
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神声人語―御言葉は異文化を超えて―(60)「弟子となる」 浜島敏
弟子となることは交わりの一種です。私たちの「先生」は飢えている魂に講釈を垂れるようなお方ではなく、語り掛けてくださるお方なのです。ケニヤのキプシギス人はこれを「見習い」と呼んでいます。
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はっつぁんとかおる姫(1)知っている景色 星野ひかり
朝が来ると、胸のしこりがうずきます。鉛のような固いしこりは鈍い痛みを伴って、体をぐんと重くします。かおるの胸のしこりの正体、それは「憎しみ」です。いっそ体を焼かれたほうが楽だ。そう思うほどにそのしこりは熱く焼けただれたように痛みます。
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ブーゲンビリアに魅せられて(16)窓の外から歌声が―共に喜び共に泣く 福江等
同じキャンパスの中で生活を共にしていますと、文化も言葉も背景もまったく異なる者同士でも、大家族のようになってきます。誰かが病気になればできるだけの励ましを与え、経済的にも支援し合います。
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福音の回復(74)原罪について―なぜアダムは罪を犯したのか?―後編 三谷和司
「後編」では、なぜアダムは罪を犯したのかを考察し、「悪の起源」を明らかにする。その前に、神から見た人の「罪」を定義しておきたい。それは「不信仰」であり、神を信じないことを指す。
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福音の回復(74)原罪について―なぜアダムは罪を犯したのか?―前編 三谷和司
「原罪」という言葉を聞いたことがあるだろうか。「原罪」とは、アダムが犯した最初の罪のことをいう。そして、アダムが罪を犯したことで人の中に罪性(罪を犯す性質)が誕生し、私たちはその罪性をアダムから引き継ぎ、罪を犯すようになったとされる。
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なにゆえキリストの道なのか(170)神はなぜ悪人をこの世ですぐに罰しないのか 正木弥
悪人であっても後に悔い改めて立ち直ることがあるから、それを求めておられる、待っておられるのです。人生の終わりまできちんと見届けて、最後の審判の時に罰すべきを誤りなく罰し、賞すべきは的確に褒め、報いてくださるのです。
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幸せはあなたの信仰が決める 佐々木満男
2018年8月の内閣府の調査発表によると、「日本人の74・7%が生活に満足している」と知って、大変に驚いた。マスコミの悲観的なニュースや社会一般の否定的な論調から見ると、日本人の生活満足度はもっともっと低いのではないかと思っていた。
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主は生きておられる(81)感謝の滝 平林けい子
朝、目覚めた。イエス様、新しい日をありがとうございます。元気に目覚めた92歳の夫、ニャーと目覚めた猫のコンちゃん。もうこれだけで3つも感謝。今から感謝が滝のように流れてくる。
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温故知神―福音は東方世界へ(111)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本56 川口一彦
1. 太簇は陰暦の1月7日(現在の2月4日)。2. 大耀森文の日について、神直道著『景教入門』では中期ペルシャ語の ek sanweh の音訳ともいう。碑は週の初めに建てられ、多くの関係者が祝福したと考えられます。
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21世紀の神学(7)村上春樹著『沈黙』を読んで 山崎純二
今回は、村上春樹著『沈黙』から書かせていただきたいと思います。この短い短編は、高校2、3年生向けの「集団読書テキスト・第II期B112」(全国学校図書館協議会)にも採用されたことがあるようで、高校の授業で読んだという方もいるかもしれません。
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ヘボンと日本語訳聖書誕生の物語(16)日本人のための聖書
ヘボンは辞書も完成したし、売れ行きもよかったので、ここで本来の使命である聖書の日本語訳の仕事に心血を注いだ。上海に行っている間に、共同訳のメンバーの個人的事情がいろいろな形で作業の進行を遅らせていた。
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百人一読シーズン2―偉人と聖書の出会いから―(7)トマス・カーライル 篠原元
質問です。1万円差し出されて、「これ、あげるよ」と言われます。あなたはどうしますか?あなたが大人ならば、すぐには受け取らないはずです。あなたが子どもならば、すぐに「ありがとう!」と言いながら、手を伸ばして1万円札を受け取るはずです。
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子育てパパのキリスト教ひとり言(7)ムカつく子どもたち
キャラのせいか、よく子どもたちにいじられる(ちなみに私は、教会で教会学校の奉仕をさせてもらっている)。少しなら笑っていられるが、子どもは限度というものを知らん!
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闇から光へ~的外れからの解放~(72)西へ避難! 佐伯玲子
レイキヒーラー資格を取得するために「アチューメント」を受けていた最中に発生した東日本大震災は、東北地方に多大な被害を与えました。が、さらに全国的に恐怖を与えたのは、福島第一原子力発電所の放射性物質漏洩事故でした。
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癒やし主キリストにシンクロしよう 万代栄嗣
今日の聖書箇所は、イエスの日常が描かれています。イエスの御業は、聖書には記録されていないものも数多くありますが、イエスが毎日どのように過ごされていたのかが分かるように描かれているのが今日読んだ箇所です。
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ブーゲンビリアに魅せられて(15)スポンサーが生活応援―ぬくもりある結婚式 福江等
マニラの神学校には若い人たちが学んでいますから、当然そこで愛が芽生え、やがて結婚する学生たちも少なからずいます。結婚式に招待され、妻と共に参列する機会が幾度かありました。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(57)ゆりかごから墓場まで 広田信也
「ゆりかごから墓場まで」という言葉で形容される社会保障制度は、第二次大戦後に欧州から導入され、今では多くの仕組みに発展し、私たちの生活にとって必要不可欠なものになっている。
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なにゆえキリストの道なのか(169)死後の裁きなどはない? 正木弥
筆者は、どうあろうとも、脅したくはない。だから、地獄についてあまり語りません。ただし、神の真剣さ、人生の厳粛さ、それ故、人生が裁きで精算されることだけはきちんと告げておかなければなりません。また、筆者は言わないが、聖書は語っています。
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主は生きておられる(80)音譜から外れても 平林けい子
父なる神、主イエス様、聖霊様、あなたを知らなければ、今の私はありません。あなたを知らなければ、この平安はありません。あなたを知らなければ、この喜びはありません。あなたを知らなければ、この感謝はありません。
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