論説・コラム
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今、立って川を渡れ 穂森幸一(174)
「川を渡る」という表現は、重大な決断や行動、後戻りのきかない道へと歩み出す言葉として用いられています。ローマ時代のユリウス・カエサルはルビコン川を渡る決断をすることで道を開きました。
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世界はわが教区―ジョン・ウェスレーの生涯(8)インディアンに福音を
英国からはるか遠い米国のジョージア州。ここは未開発の地で、原住民の多くはインディアンによって占められていた。英国の植民地であるために、総督オグレソープ将軍と20人の評議員によって統治されていた。
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私は黒いけれど美しい 菅野直基
これは、神と出会い、神を信じた人のアイデンティティーです。ケダルの天幕は、黒山羊の皮で作られていたのではないかと考えられます。その天幕のように、自分を「黒い」と表現しつつも、その自分を「美しい」と言い切っています。
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主に立ち返り頂く癒やし 万代栄嗣
生きて働かれるまことの神は、「見よ。私は新しい事をする」(イザヤ43:19)とおっしゃいます。今年のテーマは「Rebuild(リビルド)! あなたの信仰生活を再構築せよ!」。聖書箇所は、第一列王記18:30〜32。
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人のせいにしない 佐々木満男
多くの問題の原因は人間関係のもつれにある。もつれた結果を相手のせいにすると、その人を恨み続けてしまう。こうして否定的な思いにとらわれていると、すべての物事が否定的に思われ、家族や他の人との関係もうまくいかなくなり、自分の心も体も病んでいく。
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ビジネスと聖書(8)Be the Moon. Reflect The Son 中林義朗
3500人が暮らす町リューカンは、ノルウェーの首都オスロから約112キロ西方に位置する谷底の町で、毎年9月から3月にかけて日光がほとんど届かず、長い間、暗さと寒さに悩まされていました。
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(み使いダニエル・信仰者編)リカのものがたり 星野ひかり
澄み切った冬の風が音を立てながら吹いています。空は群青色、まだ夜が明ける前、すべてが寝静まった神秘の時間。野良猫たちも鳩たちも身を寄せ合って寒い夜を耐え忍び、ふと空の色がみるみると多彩な色彩を帯びながら変わってゆくのに目を留めます。
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パウロとフィレモンとオネシモ(31)「信仰者の円環的な歩み」―善い業・神礼拝・社会生活― 臼田宣弘
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。また、本年皆様の上に神様の祝福が豊かにありますように、そして新型コロナウイルス感染症の終息をお祈り申し上げます。
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人生は出会いで決まる 安食弘幸
昔、イタリアのシシリア島のヘロン王は自分の偉大さを誇示するために、金細工人に純金の王冠を作らせました。戴冠式の日、皆一斉に叫びます。「何と素晴らしい純金の王冠でしょう! 王様、大変よくお似合いです!」
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「キリストはキリスト教だけのものではない」(4)中東のキリスト教 岩村義雄
アラブ・オーソドックスはイスラム圏で、エキュメニスティにより「共生」し続けています。残念なことに、欧米のキリスト教界は、アラブ・オーソドックスによるイスラムとの「調和した関係」であるエキュメニスティについて、障害物とみなしています。
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「キリストはキリスト教だけのものではない」(3)二項対立から聖書の原典へ 岩村義雄
パウロは、同胞のユダヤ人、小アジアのギリシャ人、ローマから遣わされている総督のローマ人たちからも迫害され、白眼視され、決して歓迎されていませんでした。宣教旅行の目的は福音を分かち合うことであり、改宗が目的ではありませんでした。
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「キリストはキリスト教だけのものではない」(2)イズミルとはどんな所か 岩村義雄
エフェソスは紀元前11世紀にイオニア人の植民都市であったのが、紀元前546年にキュロス2世によってペルシャ帝国の配下になりました。その後、アレクサンドロス大王は、ペルシャ帝国のダレイオス3世を破り、ギリシャ帝国を築きました。
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「キリストはキリスト教だけのものではない」(1)第1次トルコ災害ボランティア報告 岩村義雄
現地時間2020年10月30日午前11時50分ごろ、マグニチュード7の地震がトルコのイズミルとギリシャのサモス島(使徒20:15参照)を襲いました。津波も発生し、被害を増大させました。トルコで117人、サモス島で2人が死亡しました。
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行き詰まりの打開策 菅野直基
行き詰まったとき、どのようにその状況を打開できるでしょうか。私は、祈り、感謝し、笑います。祈り、感謝し、笑っていると「全知全能の神が共におられる!」「だから、大丈夫だ!」「心配しないで神に祈ろう!」と、気持ちが変わります。
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Rebuild! あなたの信仰生活を再構築せよ! 万代栄嗣
2021年が動き始めましたが、今年は主と共に生きていくことを体験したいと思います。先月クリスマスで主の誕生を喜んだだけでなく、インマヌエル(共におられる)の主、神が私と共におられることを事実として歩むことが重要です。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(111)トランプ大統領の勝利に向けて 広田信也
11月3日、米国大統領選挙は共和党の現職ドナルド・トランプと、民主党のジョー・バイデンの間で争われました。通常の大統領選挙であれば、大統領就任式に向け粛々と準備が進められるはずですが、今回の選挙はまったく様相が異なる展開になっています。
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神の言葉は永遠なり 穂森幸一(173)
破竹の勢いで全国展開していた讃岐うどん店に客足が鈍り、業績が悪化してきたそうです。各店舗でうどんを捏ねて出来立てを提供するというのを売りにしていましたが、工場生産に切り替えるか、人員削減しか手立てはないかもしれないと言われていたそうです。
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世界はわが教区―ジョン・ウェスレーの生涯(7)悔い改める人々
1735年4月のことであった。ウェスレーは姉のエミリーから「父病重し」との手紙を受け取った。急いで弟のチャールスと共に故郷のエプオースに駆けつけると、父サムエルは骨と皮ばかりになって病床に横たわっており、一目でもう長くないことがすぐに分かった。
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百人一読シーズン2―偉人と聖書の出会いから―(43・ファイナル)エイブラハム・リンカーン&キム・ヨナ 篠原元
皆様、こんにちは。2020年も残りわずか。何十時間後には新年2021年となるわけですが、皆様、どのような年の瀬をお過ごしでしょうか? さて、今日の最初の課題は【プレゼント】です。
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ストレスは大切なことを教えてくれる 菅野直基
私たちの社会はストレスで満ちています。カナダの生理学者であるハンス・セリエ博士(Dr. Hans Selye、1907〜82)は、もともと物理学で使われていたストレスという言葉を使って学説を発表しました。
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