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神の言葉は永遠なり 穂森幸一(173)

2020年12月31日19時07分 コラムニスト : 穂森幸一
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あなたがたが新しく生まれたのは、朽ちる種からではなく、朽ちない種からであり、生ける、いつまでも変わることのない、神のことばによるのです。「人はみな草のようで、その栄えは、みな草のようだ。草はしおれ、花は散る。しかし、主のことばは、とこしえに変わることがない。」とあるからです。あなたがたに宣べ伝えられた福音のことばがこれです。(1ペテロ1:23〜25)

これはセミナー講師から聞いた話なのですが、急成長し、破竹の勢いで全国展開していた讃岐うどん店に客足が鈍り、業績が悪化してきたそうです。各店舗でうどんを捏ねて出来立てを提供するというのを売りにしていましたが、工場生産に切り替えるか、人員削減しか手立てはないかもしれないと言われていたそうです。うどん店のオーナーは、会社立て直しの名人といわれる経営コンサルタントに依頼しました。そのコンサルタントは数カ月かけて全国の店舗を調査しました。そのコンサルタントは特別な経費をかけるわけでもなく、うどんの製造を工場に切り替えるわけでもないのに、ちょっとした工夫で業績を回復させました。

そのコンサルタントの調査によると、うどん店は各店舗でのうどんの製造にこだわっていたのに、来店する人々にその真意が伝わっていなかったようです。そこでキャッチフレーズをつくり、各店舗に掲げさせました。そこには「ここのうどんは生きている」と書かれていたのです。このキャッチフレーズで店の真意が人々に伝わり、客足が戻ってきたのです。

ある方が「自分は聖書の乱読はしたくないです。一章一節を生涯学んでいく気持ちで大切に読んでいきます」と語っていました。情報があふれている時代であるからこそ、生きている聖書の一言一句を大切にしていかなければと思います。

神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄の分かれ目さえも刺し通し、心のいろいろな考えやはかりごとを判別することができます。(ヘブル4:12)

私たちの周りには、さまざまな言葉があふれています。大手マスコミだからといって信じることはできません。意図的にフェイクニュースを流していることがあります。この世の中は、自分たちの都合の良い方向に世論を導こうとしている勢力ばかりです。真実の道しるべは聖書にしかないと言っても過言ではありません。

今日、平和運動の旗手みたいな立ち位置をとる某大手新聞社がありますが、戦前にはとんでもないことをしています。戦前、日本中を席巻した言葉に「鬼畜米英」とか、「欲しがりません勝つまでは」などという標語がありました。この言葉を作り出したのは某新聞だったのです。

軍部の暴走によって太平洋戦争に突入したなどといわれていますが、戦争ムードをあおり、世論を誘導していたのがメディアだったことを忘れてはいけないと思います。政府の内部も戦争反対派と推進派に二分されていましたが、首相側近が某国の諜報員であったため、推進派に煽動されたという悲劇がありました。

昨今は便利な時代になり、新聞やテレビなどのマスコミだけではなく、SNSも簡単に活用できるようになりましたが、どの分野でもメディアの操作が加わり、フェイクニュースが挿入さる危険性があります。朝ごとに聖書の言葉に対面し、自分の思考の軌道修正を図らなければと自分自身を戒めています。

しかし、一番強く言葉の力が発揮されるのは、対面して一対一で語るときであり、個人的なメールを発信するときです。デジタル時代だから紙の文化はいらないなどと言う人がいますが、そんなことはありません。手書きの郵便物などは逆に新鮮な感じがします。

個人的なことですが、ある時困った状況になったとき、大手企業の幹部の方が動いてくださり事態が解決したことがあります。その方は、年賀状に記されていた名前が印象に残っていて心を動かされたと後に話してくださいました。たった一枚の年賀状でありましても大きな力になることがあります。

「すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい」と1テモテ書2:1にありますが、祈ったあとでハガキを出しておくと、何かが伝わることがあります。

「国破れて山河あり」という言葉があります。戦いがあり、敗北してすべてを失ったはずなのに、故郷の山河はそのままでありました。「もう一度ゼロからやり直そう」という決意の言葉なのではないかと思います。

私たちの人生は思いがけないことの連続ではないかと思います。信頼していた人に裏切られた、順調だった事業が景気の変動でとん挫した、突然の病気のために仕事ができなくなった、何も問題ないと思っていた家庭が崩壊するような事態に陥ってしまったなど、もう生きていくことができないと叫びたくなるようなことは、誰にでも起こり得ると思います。そのような事態になったとき、忘れてはならないのは、どんな時でも神の言葉は生きていて、信じる者に働いてくださるということです。たとえ、この地球上でどんなことがあろうとも、神の言葉は永遠であり、神は私たちのことを最優先して働いてくださることを信じなければなりません。

あなたのさとしは奇しく、それゆえ、私のたましいはそれを守ります。みことばの戸が開くと、光が差し込み、わきまえのない者に悟りを与えます。私は口を大きくあけて、あえぎました。あなたの仰せを愛したからです。御名を愛する者たちのためにあなたが決めておられるように、私に御顔を向け、私をあわれんでください。(詩篇119:129〜132)

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◇

穂森幸一

穂森幸一

(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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