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今、立って川を渡れ 穂森幸一(174)

2021年1月14日18時00分 コラムニスト : 穂森幸一
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「『今、立ってゼレデ川を渡れ。』そこで私たちは、ゼレデ川を渡った。カデシュ・バルネアを出てからゼレデ川を渡るまでの期間は三十八年であった。それまでに、その世代の戦士たちはみな、宿営のうちから絶えてしまった。主が彼らについて誓われたとおりであった」(申命記2:13、14)

「川を渡る」という表現は、重大な決断や行動、後戻りのきかない道へと歩み出す言葉として用いられています。ローマ時代のユリウス・カエサルはルビコン川を渡る決断をすることで道を開きました。また、米国の独立戦争を導いたワシントン司令官は、デラウェア川を渡ることでトレントンの戦いに勝利し、独立への道を開きました。

出エジプトを果たしたイスラエル人は、ゼレデ川を渡る決断がつかず、38年という年月を費やしてしまいます。そこには不信仰や恐れ、不安などがあり、足を踏み出せなかったのだと思いますが、結局、次の世代になってから、やっと足を踏み出すことになります。

第二次世界大戦後、日本のキリスト教は総人口の1パーセントと長い間言われ続けました。誰かが正確にカウントしたら1パーセントではなく、0・6パーセントだったというのを聞いたことがあります。教会の中では、会堂建設のこととか、教勢のことが主要なテーマになっていますが、日曜学校も縮小傾向で先細りになり、牧師のいない教会も増えているといわれます。その地域に教会が置かれている目的を再考し、もう少し大局的な立場に立ったビジョンを掲げる時が来ているのではないかと思います。

私は新しい年が明けたとき、祈りの課題について考えようと思って聖書を開いていました。その時に「今、立ち上がって川を渡れ」という言葉が示されました。

米国で行われている大統領選挙は混乱が続いています。1月6日の上下両院の選挙委員会で承認されて決着がついたといわれていますが、納得していない人が60%だといわれています。投票を確認する担当の人が不正を行う場面が防犯カメラで録画されていますし、選挙監視員の告発も相次いでいます。郵便投票による不正や投票をカウントする機械が操作されていたとか、信じられない話が続いています。

2016年に大統領選挙が行われたとき、トランプ氏に投票した福音派のクリスチャンは60%でしたが、今回は78%になっていたといわれます。またマイノリティーの投票も今回はトランプ氏に数パーセント増えているといわれます。オバマ旋風の時ですら6500万票の獲得なのに、人気がないと言われる今回、8千万票獲得したと言われても信じられないという気持ちです。

今回は反トランプの動きがものすごくて、何が何でもトランプ氏を当選させないという勢力が強く、マスメディアによるトランプ潰しが行われ、トランプ氏を阻止するためなら何をしてもよいという意見もあったといわれます。なぜ、ここまでの激しい反トランプの動きがあったのかといいますと、トランプ氏は既得権廃止の動きを進めていて既得権を持つ富裕層はトランプ氏を毛嫌いしていたといわれます。また、米国ファーストを叫び、中国叩きをするトランプ氏を左派の階層は何としてでも阻止したかったのではないかと思います。

トランプ氏の一番の狙いは米国の通貨発行権を国に取り戻すことでした。現在の通貨発行権はFRBが握っていますが、これは財閥が管理する民間組織です。米国経済のすべての利潤とウォール街での支配権を握っています。この一番の既得権を壊そうとしたため、財閥、デイープステート(影の政府組織)、左派グループの三者が結びついたといわれています。今までこのことに正面から取り組もうとしたのはリンカーンとケネディですが、両者とも暗殺されています。

他国のことはよく見えるような気がしますが、日本はもっと大変な状況かもしれないと思います。アイヌ民族特措法が成立して、ウポポイ政策が始まり、年間200憶の税金が投入されていますが、その使い道が不透明だといわれます。アイヌ民族は縄文人の末裔で日本人の一部だと思うのですが、別民族で保護しなければならないということがよく分かりません。ウポポイに関わっているのは左派グループや某国の人々という意見もあります。

また、日本国内の土地が某国系の人々に買い占められているとか、水源地が危ないなどという声を耳にしますが、どうなっているのでしょうか。また、四国のある町は小学校用地を某国に無償譲渡しようとしたとして大騒ぎになっていますが、このまま野放しになってもいいのでしょうか。

私たちが知らない間に、世界はグローバル化の掛け声とともに共産化が進行しているともいわれます。共産国では政治弾圧、思想、宗教の規制、人権無視、民族迫害、虐待などのニュースがあふれています。このまま放置していていいのでしょうか。

私たちは立ち上がらなければいけないと思います。まず世界の現状に目を向け、現実を知り、神様に訴えるべきです。日本の政治家や社会のリーダーが間違った方向に行かないように具体的に祈らなければなりません。

12月12日のトランプ支持集会ではワシントンに数十万人集まりましたが、クリスチャンが中心になり、祈りをささげ、賛美歌を歌っていました。私たちもこの国に聖霊が働いてくださるように祈っていかなければなりません。

昔話で恐縮ですが、私は30年前に牧師としての学びを深めるために、米国研修に行きました。その時にどうしても米国の社会にもう一歩踏み込めませんでしたので、教会で徹夜祈祷会をさせてくださいとお願いしました。その時、主任牧師と一人の中堅の信者さんが加わってくださり、一晩中祈り続けました。それを機会に私は米国の社会に溶け込めたように思いますし、教会の集会も活発になっていきました。神は必ず、祈りに応えてくださいます。

いつでも祈るべきであり、失望してはならないことを教えるために、イエスは彼らにたとえを話された。(ルカ福音書18:1)

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◇

穂森幸一

穂森幸一

(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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