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4K映像で再び劇場に!「ショーシャンクの空に」 キリスト教的世界観をベースに描き出された希望の寓話
1994年、ひっそりと一本の映画が公開された。「ショーシャンクの空に」である。出演はティム・ロビンス、モーガン・フリーマン。監督はフランク・ダラボン。原作は「ホラーの帝王」の異名で有名なスティーブン・キングである。
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アニメ制作は説教準備に相通じる?牧師必見の一作! 「ハケンアニメ!」
本作は、牧師が自らの献身と説教準備のことを思い返しながら鑑賞することで、忘れられない一本となるだろう。なぜなら、アニメ作品も教会で語られる説教も、「受け手に伝えたいことがある」という意味では同じベクトルを持っているからである。
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しっかりと韻を踏んだスカイアクション大作の続編にして贖罪の物語!「トップガン マーヴェリック」
36年前、一人の少年はドキドキしながらある場所へ向かっていた。誰かに見つかるのではないか。ここにいることがバレたら、二度とこんな場所に来ることはできなくなるのではないか――。そう思いながら、少年がおずおずと階段を上って入ったのは・・・
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「流浪の月」 人の「分かり合えなさ」を映画ならではの手法で描く傑作
本作は、2020年に本屋大賞を受賞した凪良(なぎら)ゆう著の同名小説を、「悪人」「怒り」などの社会派スリラーで「人が他者を信じることの困難さ」を世に問い続ける李相日(リ・サンイル)監督が完全映画化した作品だ。
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「悪」はいかに伝染するか 「心の闇」描くサイコサスペンス映画「死刑にいたる病」
本作は「観る人を選ぶ」作品である。物語は、24人もの青少年を惨殺した罪で収監されている死刑囚・榛村(はいむら)大和(阿部サダヲ)から、大学生として無気力な日々を送っていた筧井(かけい)雅也(岡田健史)の元に一通の手紙が届くところから始まる。
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伝説の無声映画「殉教血史 日本二十六聖人」、カトリック浦上教会で上映
長崎出身のカトリック信徒が巨額の私財を投じて製作した伝説の無声映画「殉教血史 日本二十六聖人」が2日、カトリック浦上教会(長崎市)で上映された。角川文化振興財団による「バチカンと日本100年プロジェクト」の一環。
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映画「英雄の証明」に見る諸悪の根源―「疑い」
物語は、借金の返済ができず、刑務所に収監されている元看板職人のラヒムが、特別休暇(定期的にもらえる仮出所のようなもの)中に、ひょんなことから金貨17枚の入った落とし物のバッグを手に入れるところから始まる。
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前作からさらにパワーアップ! 「SING/シング:ネクストステージ」
私は前作レビューの末尾で、「歌にまつわる忘れがちな『信仰』に気付かせてくれた秀作である」と述べたが、続編となる本作は、それをさらに普遍化させた感動を私たちに与えてくれる。
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震災×コメディーの異色コラボ「永遠の1分。」 未熟ながらも熱量で一気に押し切る快作
「カメラを止めるな!」で時代の寵児となった上田慎一郎氏が脚本を担当し、同作で撮影監督を務めた曽根剛氏が監督の本作「永遠の1分。」 97分という上演時間に対し、込められたメッセージは思いのほか濃いものとなっている。
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入管告発映画「牛久」、全国で公開 トーマス・アッシュ監督「人権侵害を受ける被収容者の声届けたい」
入管告発ドキュメンタリー映画「牛久」が、26日から全国の映画館で順次公開される。難民を難民として認めず、収容所に拘束する、入管の冷酷な現実を映し出す本作の公開を前に、本作を製作したクリスチャンの映画監督トーマス・アッシュさんに話を聞いた。
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問われる「悔い改めた者」に対する姿勢 テレビ伝道師の盛衰描く「タミー・フェイの瞳」
1970年代、公民権運動とカウンターカルチャーの大波をかぶった米国のキリスト教界に、一つの新しいうねりが生まれた。それがテレビ伝道師(テレバンジェリスト)と呼ばれる存在である。彼らはテレビを用いて独自のスタイルで集会を提供した。
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ボクサーから神父に転身 実話に基づいた映画、4月米公開 マーク・ウォールバーグとメル・ギブソンが共演
ボクサーから神父に転身したスチュアート・ロングの実話に基づいた映画「Father Stu」(原題)が今春、米国で公開される。共にカトリック信者として知られるハリウッドスターのマーク・ウォールバーグとメル・ギブソンが共演する。
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最も近い他者こそ家族? 分かり合えない現代を鋭く切り取る秀作3作品 「さがす」「ハウス・オブ・グッチ」「誰かの花」
家族とは何か――。これは古くて新しい永遠のテーマである。よく「兄弟は他人の始まり」と言うが(私には兄弟がいないのでよく分からない)、家族が「最も近い他者」であることを共通のメッセージとして訴える3作品を紹介したい。
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入管告発ドキュメンタリー映画「牛久」、劇場版予告編解禁
茨城県牛久市の東日本入国管理センターに収容された複数の在日外国人が実名顔出しで不正義を訴えるドキュメンタリー映画「牛久」の劇場版予告編が26日、解禁された。
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「寄り添う」ことの大切さと難しさを問い掛ける秀作 映画「前科者」
本作はぜひ、全国の牧師の皆さんにご覧になっていただきたい。きっとスクリーンの中に自分の姿、またはかつてそのような意欲に燃えていた頃の自分のパッションを見いだすことだろう。劇場を去るとき、「もう一度!」と心新たにすることができるはずである。
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シリーズ20年の総決算にしてキリスト教的な「贖罪」の物語! 「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(ネタバレなし)
本作は愛憎入り乱れた「スパイダーマン」シリーズを見事に着地させ、しかも各々のシリーズの欠落点を最高の形で昇華させている。端的に言うなら、本作は「贖罪(しょくざい)」の物語である。
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「シネマ牧師」が選ぶ2021年の映画ベスト10(2)
自称「シネマ牧師」の筆者が今年、クリスチャントゥデイでレビューを掲載した映画は29作品! 鑑賞した映画はこの数倍はあるが、あえてレビューを書いた作品の中からベスト10を選ばせていただいた。前回の10位~6位に続いて、5位~1位の発表である。
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「シネマ牧師」が選ぶ2021年の映画ベスト10(1)
2021年もあとわずか。自称「シネマ牧師」の筆者が今年、クリスチャントゥデイでレビューを掲載した映画は29作品! もちろんこの数倍は鑑賞しているが、あえてレビューを書かせていただいた作品の中から勝手にベスト10を選出することにした。
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入管告発ドキュメンタリー映画「牛久」、来年2月公開決定
茨城県牛久市の東日本入国管理センターに収容された複数の在日外国人が実名顔出しで不正義を訴えるドキュメンタリー映画「牛久」が、来年2月26日から公開されることが決まった。
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「頑張れ、お父さん!」思わずそう叫びたくなる秀作 「私はいったい、何と闘っているのか」
本作は、3児の父であり、地方でチェーン展開しているスーパー「ウメヤ」に勤務し続ける45歳の男性を主人公にしたホームコメディーである。本作のタイトル「私はいったい、何と闘っているのか」は、まさに的を射ている。
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