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温故知神―福音は東方世界へ(102)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本47 川口一彦
この部分は景教碑を建てる理由と目的が記されてあります。すなわち、神と人に献身的に仕えた伊斯の活躍が景教を立派にしたことで、彼の献身的内容を忘れないために、勲功を記録することが目的でもあったことが第2部の最後に書かれました。
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子どもたちをどう守るか―児童福祉の現場から(4)虐待の3つのキーフレーズ
虐待の問題を論じるとき、私たちはその動機を「短絡的」に見てしまいがちです。それは、虐待と向き合うということが、私たち一人一人が抱えている痛みや苦しみ、心の傷をえぐり出し、さらけ出す作業となってしまわざるを得ないからです。
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コヘレト書を読む(4)「無限」―太陽の下(もと)の循環― 臼田宣弘
今回の箇所も、前回の1章2節と12章8節のように、コヘレト書の終盤の11章7節~12章7節とインクルージオ(囲い込み)を構成していると考えられます。今回「『無限』―太陽の下の循環―」という題と副題を付けさせていただきましたが、11章7節~12章7節も、同じ題と副題が付けられる内容だからです。
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ヘボンと日本語訳聖書誕生の物語(8)希望を持ち帰った船
ところで、「日米修好通商条約」を結ぶためにペリーのあとから来た米公使のハリスは温厚な人格のクリスチャンで、ブラウンとは友人同士だった。ヘボンが日本に来てからはヘボンとも親しくなり、時折彼を公使館に招いていろいろと語り合った。
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百人一読シーズン2―偉人と聖書の出会いから―(1)三浦綾子 篠原元
今月から百人一読は、シーズン2に入りました。シーズン1は、毎週火曜連載で2年間続きました。ここまでも、篠原を助け、導いてくださっているキリストの神様にただただ感謝あるのみです。また、このコラムを読んでくださっている皆さんにも感謝しています。
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雪よりも白く(3)初めて見るアメリカ人、初めての教会 榮義之
星原中学の生徒は通常、中種子高校に進学しますが、私は西之表市の種子島高校に行くことになりました。自炊下宿をしながらの高校生活で、毎日楽しく勉強していました。放課後にアメリカ人の宣教師が学校に来て、英会話のクラスを開いてくれました。
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闇から光へ~的外れからの解放~(63)「改名」したい! 佐伯玲子
「X神を信じている ! 」と言いながら、いつもどこか満たされない、確信が持てない、そんな心の穴を埋めるように、自分勝手な理由を付け、占いやスピリチュアルに足を踏み入れてしまったことがあったのです。
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8泊10日世界一周の旅(3)世界最初の近代ホスピス「セントクリストファーホスピス」 田頭真一
中国での講演を終え、4月29日晩に中国を出発し、香港経由で英国に向かいました。合計14時間のフライトで、沖縄から中国までの快適だったビジネスクラスとは異なり、ロンドンへのフライトはエコノミークラスで満席。しかも、最後尾のど真ん中の席。
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牧師の小窓(140)アーミッシュから家族について学ぶ・その1 福江等
アーミッシュの共同体は米国のペンシルべニア州とかオハイオ州にあって、現代の便利な電気・ガス・水道とかを使うことなく、牛馬を飼って農耕生活をし、質素ではあるけれど家族の絆を大切にし、精神的に豊かな生活を送ることを目指しています。彼らが大切にしている価値観を15個の箇条書きにまとめてみました。
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神は存在するのか? 「ノアの洪水」と「紅海の奇跡」から学ぶこと
今回の西日本各地を襲った豪雨で、命を失われた方々の魂の平安をお祈りします。私は今から7年前、東日本大震災が起こった後、その震災の悲惨さから、新聞やテレビで「神はいない」という言葉を、時々、いや何度も、耳にしたことを思い出しています。
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なにゆえキリストの道なのか(151)「救い」とは何か? 正木弥
救いとは、一般的には窮地とか苦境からの助け出しをいいますが、特に、命の危機にあって死・滅びから免れること、すなわち「救出」を意味します。その場合、滅びも救いも全人生的なものです。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(50)一粒の麦から 広田信也
聖書の中で「まことに、まことに、あなたがたに告げます。・・・」というキリストの言葉は、私たちにとって重要なメッセージを示すときによく使われる。私たちは心を込めてこの箇所を読まなければならない。
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主は生きておられる(62)よくここまで 平林けい子
よくここまで生きられた。生かせていただいた。心は、もう生きられないと立ち止まったのに、イエス様が「生きよ」と手をとってくださった。その時から、主の愛が心に少しずつ沁みわたった。
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愛の支援は行動を伴います 穂森幸一(109)
私は牧師として献身してから、ずっと経済的な窮乏に苦しめられていました。お金が足りなければアルバイトをすればいいのですが、そのような発想がなく、食べるのにも事欠くこともあるような状態でした。
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子どもたちをどう守るか―児童福祉の現場から(3)「子どもを真ん中に立たせる神の義」を求める
50年ほど前、子育て支援制度なんてまったく存在もしていない時代、子どもたちは、それぞれの家の周りで生き生きと過ごしていました。今から40年前、近所にガキ大将がいて、毎日外に出て遊んでいました。
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日本宣教論(69)宗教改革と西欧社会 後藤牧人
ここで、宗教改革について宣教学的な視点から検討をしなければならない。宗教改革は、当時のキリスト教信仰に新しい方法論と新しい前提を与えた。それらを行うに当たり、改革は2つのことをした。1つは法王無謬(むびゅう)、マリア礼拝、煉獄(れんごく)などの教理を排除したことである。
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福音の回復(64)「神の国」と「神の義」を求めよ・その1―「神の国」とは何?― 三谷和司
イエスはこう言われた。「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい」(マタイ6:33、新共同訳)。これは有名な御言葉だが、私たちはこの御言葉の意味を正確に理解しているだろうか。
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神声人語―御言葉は異文化を超えて―(50)忍耐は「待つ心」 浜島敏
平安は魂の属性を表しますが、忍耐は魂の振る舞いを表します。ボリビアのアイマラ人は忍耐のことを「待つ心」とうまく表現しています。パナマのバリエンテ人は、忍耐をもっと生き生きとした表現で表しています。
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牧師の小窓(139)強盗冤罪事件 福江等
先日、NHKの「逆転人生」というドキュメンタリー番組で、強盗冤罪(えんざい)事件の男性のことが取り上げられていましたが、ご覧になりましたか。あまりのひどさに言葉を失いました。
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なにゆえキリストの道なのか(150)何の取りえもない人は小さくなって生きるほかないのか 正木弥
内村鑑三の著書に『後世への最大遺物』という本があります。人がこの世で生きた結果、何を後世に残せるかという問題を、古今の実例を紹介しながら国民一般に語り掛けたものです。
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