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日本人に寄り添う福音宣教の扉

日本人に寄り添う福音宣教の扉(55)すべての人が使えるキリスト教の墓 広田信也

2018年10月20日20時54分 コラムニスト : 広田信也
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関連タグ:広田信也ブレス・ユア・ホーム
日本人に寄り添う福音宣教の扉(55)すべての人が使えるキリスト教の墓 広田信也+

以前、当社の働きを紹介するHPの片隅に、墓の相談を受け付ける旨の記載があった。墓事情にそれほど詳しいわけではないが、葬儀相談に付随してさまざまな相談を受け付ける中の一つだった。ところが、毎日のように入ってくる相談のほとんどが「キリスト教の共同墓地を探してほしい」というものだった。詳しい事情をお聞きし、手探りで共同墓地を探す中でさまざまな課題が見えてきた。

キリスト教の墓が欲しいが、個人墓を建てる力はない

日本のキリスト教徒は1パーセントと言われるほど少ない。家族すべてが信者であることはまれで、1人だけということも多い。墓を選ぶ際、信仰に沿った墓を願っても、個人墓を作るには費用が掛かりすぎる。仮にできても、信仰を継承した家族がいないので、墓の維持管理が難しい。

共同墓地を持つ地域教会に所属しているなら道も開かれるが、教会に集っていない、統計に表れない多くの信者や、キリスト教の墓を選びたい未信者にとっては、大きな課題になっている。

教会にお墓の相談は難しい?

彼らにとって教会は敷居が高く、墓の相談を持ち掛けにくい。寺院と違い、開かれた墓地があるわけでもなく、相談をかけても期待した応答が得られないことが多い。仕方なくネット検索で当社を見つけ、問い合わせの電話を下さることになる。

教会の共同墓地は使いにくい?

相談者の中には、既に数カ所の教会に問い合わせて、すべて断られたケースや、相談に沿って当社が仲介しても、使えそうな共同墓地が見つからないことが多い。教会は、礼拝参加には扉を開いているが、墓は教会員とその家族のためにしか開かれていないように感じる。

また、教会に所属する信者から「所属教会の共同墓地は、いずれ維持管理が難しくなるので、他の墓地を紹介してほしい」という匿名の相談もあった。教会員にとっても使いにくい教会墓地があるようだ。

閉鎖的な地域教会の墓

日本の共同体は絆が強く、良い面も多いが、弱点として閉鎖空間になりやすい傾向がある。日本の家族や企業は、海外と比較して外との連携を苦手としている。同じように、宣教の最前線であるはずの地域教会も、次第に内向きになりやすい特徴を持っている。

家族の墓地に家族以外の遺骨が入れないように、地域教会の墓地にも教会共同体以外の遺骨が入るべきでないと考える人が結構多い。例外的に入ったとしても、地域教会との間で気遣いが多くなるのは容易に想像できる。

すべての人が使えるキリスト教墓地

教会に集っていない信者やキリスト教に好感を持っている未信者が圧倒的に多い日本では、すべての人に開かれた共同墓地が求められている。ところが、日本のキリスト教会は、すべての人が使える共同墓地を作ってこなかった。教派の異なる教会が連携してクリスマスの集いを行う地域は多いが、共同墓地を一緒に建てようとする働きはなかなかまとまらない。

お墓事情の変化が全国的に起こっている

全国的に核家族化が進み、先祖代々受け継がれてきた墓を墓じまいする人が増えている。それに伴い、個人墓は増えてきたが、最近では少子化により、墓参りをしてくれる家族も少なく、共同墓地が増える傾向にある。

お寺の管理下にある墓苑では、既に合葬を基本とする永代供養墓が多くなってきた。その際、合葬となる根拠は、これまではお墓の管理ができなくなったいわゆる「無縁墓」だけだったが、最近は「同じ老人施設にいた人」「同じ会社に勤務した人」「同じサークル活動をした人」など、家族親族とは異なる共同体意識が合葬の根拠になっているものが見られるようになってきた。

永年にわたって管理するには

そのような生前の生き方に沿って共同墓地をつくると、その墓地を永年管理できるか?という課題が生まれてくる。先祖から受け継いだお墓の場合は、墓参りのできる家族がいないという課題だった。

しかし、会社や老人ホーム、あるいはどんな立派なお寺や地域教会であっても、将来その共同体自体が無くなってしまう危険がある。文字通り永年にわたり管理することは、どの共同体であっても不可能だが、少なくとも今までの家族親族の共同体に代わる仕組みを作り、お墓の維持管理ができるようにしたいものだ。

非常に強い「キリスト教の普遍的共同体」

本来キリスト教の「教会」は、聖書では地域教会を指す場合もあるが、世界中の信仰者の共同体という意味もある。地域教会は時代の流れで消えてしまうものもあるが、信仰者の共同体は普遍的であり、地域教会の枠を超えて、非常に力強いものがある。

そして、信仰の対象であるイエス・キリストは、2千年前に墓から復活し、信仰者の共同体は、さまざまな教団教派に別れてはいるが、いずれ同じように墓から復活し、天国を受け継ぐことを信じている。

そういう意味では、最初から墓を大切にすることを共に受け継いでいるといっても過言ではない。すべての人に開かれた共同墓地を大切に守る信仰者の共同体は、何らかの法人化は必要であるが、地域教会の共同体を超えて、意識の中ではすでに出来上がっている。

地域教会の仮納骨室と合葬墓のセットで展開する

このような背景の中、地域の牧師・神父連携が維持管理する共同墓地(合葬墓)の建築を全国で始めようと考えている。本来は、高齢者の墓参りや記念会開催にも利用できる立派な墓地公園や認可を受けた納骨堂が欲しいところだが、まずは既に地域教会に存在している仮納骨室の充実と、新しい合葬墓のセットで進めることにした。

地域教会の保有する認可を得ていない納骨室(棚)は、永年にわたって遺骨を預かることはできないが、墓参りをしたい高齢の遺族が存命する期間程度なら、期限を契約書に明記して預かることが可能になる。その間、教会は遺族に寄り添い、記念会を教会堂で開催することができる。

教会は全国に8千カ所ほど存在するので、かなりの数の遺骨を預かれるはずである。しかも契約した期限の後、地域ごとに建築する合葬墓に遺骨を移すことになるので、教会は共同墓地を独自で建築する必要がなくなる。

認可を受けていない仮納骨室も、遺骨の一時預かり場所としての機能をはっきりと明示できるようになる。また、地域教会が既に保有する共同墓地の維持管理ができなくなった場合、その遺骨を合葬墓に移すことも可能になる。

日本宣教の拡大に伴い、その他さまざまな展開が考えられるが、すべての人が使える共同墓地の建築は、新たなキリスト教葬制文化を創り出す働きの一端であり、ぜひとも信仰によって推し進めたいと願っている。

既に多くの協力者が与えられているが、今後、さらなる賛同者、協力者、利用者を募りたい。

問い合わせは、ブレス・ユア・ホーム(株)代表・国内宣教師、広田信也(携帯:080・3645・8107)まで。

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◇

広田信也

広田信也

(ひろた・しんや)

1956年兵庫県生まれ。80年名古屋大学工学部応用物理学科卒業、トヨタ自動車(株)入社。新エンジン先行技術開発に従事。2011年定年退職し、関西聖書学院入学、14年同卒業。16年国内宣教師として按手。1985年新生から現在まで教会学校教師を務める。88~98年、無認可保育所園長。2014年、日本社会に寄り添う働きを創出するため、ブレス・ユア・ホーム(株)設立。21年、一般社団法人善き隣人バンク設立。富士クリスチャンセンター鷹岡チャペル教会員、六甲アイランド福音ルーテル教会こどもチャペル教師、須磨自由キリスト教会協力牧師。関連聖書学校:関西聖書学院、ハーベスト聖書塾、JTJ宣教神学校、神戸ルーテル神学校

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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