Skip to main content
2025年6月30日09時21分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 北米

サドルバック教会の女性牧師按手は教義に反する 米神学校学長が批判

2021年5月12日23時12分
  • ツイート
印刷
関連タグ:サドルバック教会リック・ウォレン南部バプテスト連盟(SBC)アルバート・モーラーアメリカ
リック・ウォレン+
サドルバック教会のリック・ウォレン牧師(写真:同教会のフェイスブックより)

リック・ウォレン牧師が牧会する米国の著名なメガチャーチ「サドルバック教会」(カリフォルニア州)で3人の女性が按手(あんしゅ)礼を受け牧師となったことについて、同教会が加盟する米最大のプロテスタント教団「南部バプテスト連盟」(SBC)の教義に反するとして、南部バプテスト神学校(SBTS、ケンタッキー州)のアルバート・モーラー学長がSBCに対し教義の再確認を求めた。

モーラー氏は10日、自身のウェブサイトに女性牧師や女性説教者に関する論説(英語)を掲載。その中で「先週、サドルバック教会で3人の女性が按手礼を受け牧師となりました。同教会はこれを自らの歴史における『歴史的』な事柄とし、『サドルバック教会のリック・ウォレン牧師らが、教会初の女性牧師3人のために祈る』という一文と共に按手礼の写真を掲載しました」と述べた。

モーラー氏は、伝統的に男性のものとされてきた職に「疑いの余地なく」女性が進出したと指摘。今回、SBC最大の教会とされるサドルバック教会で初の女性牧師の一人に任命されたシンシア・ペティーさんのインタビュー(英語)を引用し、次のように述べた。

「この3人の女性が、牧師として奉仕し教職に就くと考えられていることは間違いありません。SBCは、『バプテスト・フェイス&メッセージ』(BF&M、英語)を通して、これ(女性牧師)が聖書に反していることを明らかにしています。これらの動きはもはや対立や議論といったものではなく、SBCの信仰と協働の確かな基盤を再定義し、再構築しようとする試みです。神学上の問題は2000年にSBCが『BF&M』の中で明確かつ正確に語ったときから変わっておらず、さらに言えば、聖書は今までもこれからも変わりはしません」

SBCの次期議長候補の一人とされるモーラー氏は、SBC内におけるサドルバック教会のような加盟教会の増加が、女性を説教者や牧師にしてきたと主張。SBCはすべての加盟教会のために、教団への加入基準を明確にする必要があるとして、次のように述べた。

「かなり大規模で有名なものをも含む幾つかの教会において、われわれの信仰告白に反して女性が牧師になったことが明らかになっており、その数は増加しています。さらに、SBCに名を連ねているにもかかわらず、多くの教会において、女性による朝の礼拝説教が歓迎され、また宣伝されています。SBCは、その神学的信念と協働の基盤について不明確にしていてはなりません。そのような余裕はありませんし、また問題を無視してもいけません。すぐにでも教義を再定義するかどうかを決めることになるでしょうが、私はSBCがこのような暴挙を許し、真実から後退するとは信じていません」

クリスチャンポストは10日、サドルバック教会に対し、今後もSBCに加盟し続ける方針かを問い合わせたが、回答はすぐには得られなかった。

アルバート・モーラー
南部バプテスト神学校のモーラー学長(写真:モーラー氏のフェイスブックより)

モーラー氏は論説の中で、女性説教者を任命しようとする動きは新しいものではないとし、この問題は1970年代から保守派が復権し「決定的に問題を明確にする」まで、SBC内をかき乱してきたと語った。

「SBCの加盟教会の牧師に、女性が一握り以上いた時代はありませんでした。しかし、プロテスタントの主流派教団は、第二波フェミニズムによる要求と、解放の神学による衝動という2つの大きなエネルギーに突き動かされて、女性牧師や女性司祭の任命にまい進したのです。どちらの場合も聖書が主な障害となりましたが、これら主流派教団の信条は自由主義神学によってすでに妥協的なものとなっていたため、聖書に基づいた議論は除かれ修正主義的な議論が展開されました。この聖書を転覆させる方策もまた、具体的に2つの形を取りました。キリスト教徒が聖書を2千年近く誤って読んできたとするか、あるいは、聖書は家父長制と抑圧に絶望的に陥っており、聖書の著者はまったく間違えていたとするか、のどちらかの主張が提示されたのです」

モーラー氏は、自由主義神学を採用した教団には「自由主義的なプロテスタント教義の女性化」がもたらされ、それは彼らにとって「死の接吻(せっぷん)」のようなものだったと主張した。

「率直に言って、(自由主義神学を採用した教団には)男性はそれほど多く残っていません。実際に、そういった教会にはあまり人が残っていないのです。自由主義神学は、あらゆる教会や教団にとってまさに死の接吻です。彼らに残されたのは、社会正義活動と(教団の)延命的な維持だけです」

サドルバック教会で3人の女性牧師誕生、約40年の歴史で初
按手礼を受ける3人の女性(写真:サドルバック教会のフェイスブックより)

ミッドウェスタン・バプテスト神学校(MBTS、ミズーリ州)のジェイソン・キース・アレン学長も9日、サドルバック教会が女性に按手礼を授けたことについて、聖書からの「残念な」逸脱だとし、ツイッター(英語)に次のように投稿した。

「これは聖書の明確な教え、BF&M、そして長年保たれてきたSBCの総意と実践からの残念な逸脱です。1テモテ3章とテトス1章は、監督になる者の条件を挙げています。これは『提案』しているのではありません。聖書に忠実でいようではありませんか」

一方、コーナーストーン・バプテスト教会(テキサス州)のドワイト・マキシック牧師は、保守派の牧師たちが言うほど、このテーマに関して聖書は明確ではないとし、MBTSのチャールズ・スミス上級副学長のコメントに対し、ツイッター(英語)に次のように書いた。

「リック・ウォレン牧師はキリスト教界で最も売れている本を書いており、サウスウェスタン・バプテスト神学校(SWBTS)の卒業生です。また、ビリー・グラハム牧師は女性説教者を肯定しました。もしあなたが言うように聖書がこの問題に関して『明確』であるならば、グラハム牧師やウォレン牧師、そしてSWBTSで女性に説教をさせた人たちは皆、これらを決してしなかったはずです。

私が言いたいのは、サドルバック教会の牧師、グラハム牧師、あるいは昨日、著名な伝道者であるベス・ムーア氏に説教をさせたテキサス州の牧師について、SBCが間違っていると断言したことは一度もないということです。ですから、SBCが女性による説教を公式に禁じているというアレン氏やその他の人による主張は真実ではなく、不正確です」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:サドルバック教会リック・ウォレン南部バプテスト連盟(SBC)アルバート・モーラーアメリカ
  • ツイート

関連記事

  • サドルバック教会で3人の女性牧師誕生、約40年の歴史で初

  • サドルバック教会で5万人目の洗礼式 創設から38年

  • 【インタビュー】米サドルバック教会のクワイヤソリスト マリ・パクストンさん ~For His Glory!~(1)

  • 「米国のメガチャーチトップ50」発表、上位にサドルバック教会、レイクウッド教会など

  • サドルバック・ゴスペル・クワイヤ来日! ゴスペル音楽はなぜ人を癒すのか

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • ワールドミッションレポート(6月30日):インドネシア 静かに進む魂の変革

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • シリア語の世界(26)シリア語聖書が作られたエデッサ(ウルファ)と小史 川口一彦

  • ワールドミッションレポート(6月29日):北朝鮮 大胆な一歩、北朝鮮で執り行われた秘密の洗礼式(3)

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(6月29日):北朝鮮 大胆な一歩、北朝鮮で執り行われた秘密の洗礼式(3)

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(7)人は「単独者」である 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、米軍によるイラン核施設攻撃に抗議

  • ワールドミッションレポート(6月30日):インドネシア 静かに進む魂の変革

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 日本福音同盟、戦後80年で声明 日本の教会が戦時下に犯した罪の歴史と悔い改めを確認

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • リック・ウォレン牧師、カトリックのイベントで講演 宣教による一致を語る

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 日本キリスト教協議会、米軍によるイラン核施設攻撃に抗議

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.