日本の教会ユース34人が歌う「The Blessing」日本バージョンが完成

2020年8月11日22時52分 印刷
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日本の教会のユース総勢34人が歌う「The Blessing」の日本バージョン

新型コロナウイルスのパンデミックの中で生まれ、世界中でカバー曲が歌われているワーシップソング「The Blessing」の日本バージョンが、日本の教会ユースたちの手によって作成された。北海道から沖縄までの全国各地、また海外からも参加者があり、総勢34人が参加。さまざまな教派のユースたちが、遠く離れながらも、それぞれの場所で「神の祝福」を願って心一つに歌った曲が、約2カ月間の制作期間をへて、文字通り一つの曲となってリリースされた。

パンデミックの中、世界で歌われる「The Blessing」

「The Blessing」は、夫婦で活動をしているワーシップ・アーティストのコディー・カーンズとケアリー・ジョーブ、また米ノースカロライナ州に拠点を置くメガチャーチ「エレベーション教会」のワーシップチーム「エレベーション・ワーシップ」の手によって生まれた。ジョーブとエレベーション・ワーシップは共に、グラー賞にノミネート経験がある一流のアーティストでありグループ。カーンズとジョーブ、またエレベーション・ワーシップのメンバー2人の計4人が2月末に作詞・作曲し、3月1日の礼拝で初披露。その映像がユーチューブで公開されると、瞬く間に再生回数を伸ばし、これまでに約2370万回も再生されている(8月11日時点)。

当時は、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスのパンデミックを宣言するなど、世界的に感染が広がり始めている時期だった。その後、「The Blessing」は世界各国の有志やアーティストらが協力し、ソーシャル・ディスタンスを保つ必要がある中、各自の場所でレコーディングし、それぞれをつなぎ合わせる形でカバーされ、各国のバージョンが次々と生まれていった。

和風にこだわった日本バージョン

日本のユースたちによる「The Blessing」日本バージョンは、ユーチューブで伝道活動をしている岡田賛美(さみ)さんが企画した。「The Blessing」が世界中で歌われているのを見て、また周囲からも日本バージョンを作ることを勧められ、背中を押された。岡田さんの友人で、伝道師として歩みながら音楽活動も行っている林賛美(さんび)さんに声を掛けると、協力を快諾してくれた。

「すべての領域が手探りで、今までやったことがないことへの挑戦の連続でした」。海外の知人を通してオリジナルの音源も入手したが、音源が長めであったことに加え、和風の音色の方がよいなどの理由から、一から自分たちで音源を作り直すことにした。そのため、林さんとは何回も何時間もかけて電話で話し合い、参加者集めから、曲の構成、誰がどのパートを歌い、どこでハモリを入れるのかなどを話し合った。

参加者の多くは浴衣などの和服姿で登場し、音楽も和楽器を採り入れるなど、和風な作りにこだわった。「世界から見ると、日本のクリスチャンは少ないと思われています。実際、私たち日本人もそう感じていますが、日本の若者の中に、本当に情熱的に人生をかけて神様を追い求めている人たちがいるということをアピールしたかったのです」と岡田さんは語る。

参加した34人が所属する教会は教派もさまざま。参加者の3分の1は、岡田さん自身も今回初めて出会った人たちだった。国内の10都道府県、また海外ではイスラエルからも参加者があり、岡田さんは「同じイエス様を賛美するために集められたので、心を一つにして賛美できたと思います」と話す。

「歌ってくださった一人一人、またラップの制作、歌詞の翻訳、編集のアドバイス、音楽の編集をしてくださった一人一人と一緒に作ったものなので、この動画は誰か一人でも足りなかったら作れなかったと思います。場所は遠くても、違う教会であったとしても、私たち一人一人が、本当にキリストの体の一部であることをあらためて実感しました」

「どんな状況でも、神様はすべて益と変えてくださる」

制作には約2カ月間を要し、苦労も多かった。トラック数は約120に及び、「音源制作とミキシングをしてくれた方が一番苦労したと思います」と岡田さん。動画の編集は岡田さん自身が行ったが、普段からユーチューブ用の動画編集はしているものの、34人分の動画を同時に編集する作業は、パソコンへの負荷も大きく、普段よりも何倍も時間がかかった。「途中でやめようかと本気で考えたことがありました」。しかし、仲間と一緒に考え祈る中で、神様がすべての決断を導いておられると感じることができ、仲間と最後までやり遂げることができたという。

「コロナがなければ、このようなことをしようとは夢にも思わなかったと思います。このプロジェクトを通して全国のユースがつながり一致できたこと、この歌を通して神様の祝福を全国に、また全世界に流すことができたことは、神様の御業だと思います。どんな状況でも、神様はすべて益と変えてくださる方であることをあらためて実感しました。ただただ神様に栄光をお返しします」

■「The Blessing」日本バージョン

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