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闇から光へ

闇から光へ~的外れからの解放~(59)子育て 佐伯玲子

2018年5月21日07時21分 コラムニスト : 佐伯玲子
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元夫A立ち会いのもと、私は3780グラムの大きな男の子を無事出産しました。妊娠中、体重調整で減量しても、息子の体重は増えていく!という効率の良さで、スクスク育っていたのです。その分、お産は大変でしたが、息子誕生の喜びはそれに勝るものでした。しかし、それに水を差す出来事も起きました。

退院前日、病院からお祝いディナーのプレゼントがあり、Aと私の母と3人で頂きました。しばらくは和やかな時が流れていましたが、家族に渡すようにと配布されていた「産後ケアガイド」をAに見せるや、突然不機嫌になり、雑に折り畳むと、私の前に無造作に投げ、喋らなくなってしまいました。

そこに記載されていた「大きなエネルギーを使い果たした出産後の女性は、心身共に弱くなっている。産褥期(さんじょくき、産後の肥立ち期)は、妊娠・出産で大きく変化した体を回復させる重要な期間なので、無理して後に影響が出ないよう、家族が協力しあい、温かいケアをお願いする」との事柄が気に入らなかったのか、食後、席を立つなり「(ケアしてほしいなどと)甘ったれた考えはするな!」と一蹴 。まさに「青天霹靂!闇夜にバッサリ!(by 中村主水)」でした。「職業柄、自分に厳しい分、人にも厳しいのだ」と、自身に言い聞かせました。

そのことで、Aから「手伝う」と言われない限り、こちらからはお願いしづらくなり、早々と床上げし、痛みと排泄困難に耐えつつ、おぼつかない動きながら、気合と根性で育児と家事をこなしました。退院後、しばらく我が家に滞在していた母も、それが原因でAとの関係に不穏な空気が漂い始めたため、早目に実家に戻ってもらうことになりました。

家族全員が初めてのことに、心にゆとりが無くなっていたのでしょう。しかし、時がたつにつれ、気を使う状況は変わらないものの、穏やかにサポートしてくれる時も増えていきました。

幼稚園に上がるまでは、よく3人でお出掛けもしました。会社員と違い、平日の昼間も遠出することができました。しかし、子育てに関しては、ママ友と生の情報交換をし、現場での経験を生かしていこうとする私とは違って、本で得た知識に現実を当てはめて、独自の方針を強引に貫くところがあったので、やりづらさを感じる時も多々ありました。

私が一緒にいながら、息子に怪我をさせてしまったとき、「えっ、それ今、関係ある ? 」ということを持ち出し、烈火の如く怒ったAでしたが、数日後、自分が同じ箇所を怪我させたときは、私が気付くまで報告なし(^^;)))・・・など、「ドヤサァ~! (by 今くるよ師匠)」と、何度か“ツッコミ”たくなったものです。「元気な子どもは予測不能で、よく怪我をするもの」ということを悟った出来事でしたが・・・。

問題や事件が起きた直後は、胃がキリキリするほどストレスを感じたものですが、そのほとんどの「苦いエピソード」を、後に「笑いのネタ」に変えられたのは、「笑い」の持つ力です。私にとって「笑い」は、神様が与えてくださった「最高の脱出の道」だと思っています。

あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。(Ⅰコリント10:13)

「笑い」の助けを借り、育児と家事を頑張っていた私でしたが、それと並行し、仕事をしようと動いたとき、想像以上の困難が起き始めました。そして、私は1つの決断をしたのです。しかし、コミュニケーションを狂わせる「闇の支配者」たちによって、その決断は誤解を生じ、その誤解のシミは、次第に大きくなっていくのでした。

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◇

佐伯玲子

佐伯玲子

(さえき・れいこ)

愛知県豊田市出身。名古屋造形芸術短期大学造形芸術科プロダクトデザインコース卒業後、役者を目指し上京。幼少より得意だった物まねを生かし、ホリプロお笑い部門第1期生として、バラエティーやドラマ、舞台などで活動。結婚後は、プレイヤーの他、脚本、演出、プロデュースといった制作活動を行う。26歳の時に出会ったカルトの洗脳により、離婚、度重なる病やけがで、生命危機一髪の2012年秋、イエス・キリストに出会い、22年間に及ぶカルト洗脳から救われる。2015年春より、神様から賛美を使って歌って踊るエクササイズ「賛美クス」を与えられ、フィットネスを通した伝道を行っている。教会はもちろん、ノンクリスチャンの人たちに、賛美の「力」と「神様に感謝をささげることの喜び」を、ステージパフォーマンスやレッスンを通して発信している。「主イエスの恵み教会」所属。

■ B.B Wonderland公式サイト

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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