Skip to main content
2025年7月2日11時18分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

絶えず祈りなさい 穂森幸一(91)

2017年6月9日07時21分 コラムニスト : 穂森幸一
  • ツイート
印刷
関連タグ:穂森幸一

「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです」(Ⅰテサロニケ5:16~18)

「絶えず祈りなさい」とは、どういうことでしょうか。「絶え間なく、途切れることなく」という意味があると思います。カトリックの修道院で仕えている修道士とお話をする機会がありました。修道院には祈祷室があり、近隣の教会から送られてくる祈りの課題や、自分たちの祈りの課題などについて24時間、交代で祈り続けているということです。1人の祈りの受け持ち時間は1時間から2時間ということでした。これはまさしく絶え間ない祈りで素晴らしい働きだと思います。

また、ある方の論理なのですが、全世界の信徒が毎朝決まった時間に祈るようにすると、地球は自転しているので、24時間の祈りの時間がつながるというのです。

この「絶えず」という言葉には、時間的につながるというだけでなく、もう1つの意味があるように思います。当時のイスラエル社会では小さな陶器の器に油を入れたオイルランプが使われていました。よく注意していなければ油がなくなり、明かりが消えてしまいます。新約聖書にランプの油を補充していなかったために、花婿を迎えることができなかった花嫁の失態(マタイ25:1~13)が例え話の中に出てきます。油を絶やさないということはとても大切なことでした。

祈りとは、神に話し掛けることでありますが、聞くということも大切な要素ではないかと思います。気持ちを集中し、心を研ぎ澄ましていなければ、神の御声を聞くことはできないと思います。

アメリカの信仰の友人がメッセージを送ってきました。

“If you can stop for a moment, please let me remind you that God is listening to you! Are you listening to Him? Are you trusting His ability to work in your life –ever detail big and small? He is in the middle of everything! He loves you more than you will ever know! You are His precious child. Just take your Daddy’s hand and follow His lead! You can do it! I believe in you.. and so does He!”

「ちょっと立ち止まって耳を傾けてください。神様はあなたの言うことを聞こうとしていらっしゃることを思い起こしてください。あなたは神様に聞こうとしていますか。あなたの人生の大きな出来事、些細(ささい)な出来事の中に神様の素晴らしい働きがあります。神様はすべての事の中心におられます。あなたが思っている以上に神様はあなたのことを愛しておられます。あなたは神の大切な子どもです。あなたの父の手を取り、その導きに従ってください。あなたならできます。私はあなたを信じています。神もあなたを信頼しておられます」

「わたしを呼べ。そうすれば、わたしは、あなたに答え、あなたの知らない、理解を越えた大いなる事を、あなたに告げよう」 (エレミヤ33:3)

これはあるビジネスコンサルタントから聞いた話です。「自分は苦労して最善のものを作った。これは誰にも真似のできないものだ。きっとみんなも分かってくれるはず、どんなつらいことがあっても頑張って売り出していこう」という姿勢に立つと、必ず失敗するというのです。

ビジネスで成功するためには、自分で自信のあるものを売り出すよりも、人々が必要としているものを売り出せば、間違いなく成功するというのです。このセミナーで、相手の求めるものではなく、自分の最善を押し付けるような独り善がりがあったかもしれないと、気付かされました。

長い間、聖書の勉強をしていると、聖書のことはすべて分かったような錯覚をすることがあります。聖書を読むにしても字面を追って、理解したような気になることがあります。神の前に謙虚になり、自分は分かったつもりで理解していなかったことを告白しなければなりません。

自分の小さな理解力で、「道は閉ざされた」と軽々しく諦めてはいけないと思います。どのように進んで行ったらいいか見当がつかなくても、父なる神の手にすがり、その導きに従えば、必ず予期しない道が開かれていくのではないかと思います。

「人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。こうして、神ご自身の満ち満ちたさまにまで、あなたがたが満たされますように。どうか、私たちのうちに働く力によって、私たちの願うところ、思うところのすべてを越えて豊かに施すことのできる方に、教会により、またキリスト・イエスにより、栄光が、世々にわたって、とこしえまでありますように。アーメン」(エペソ3:19~21)

<<前回へ     次回へ>>

◇

穂森幸一

穂森幸一

(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:穂森幸一
  • ツイート

関連記事

  • 神の選びの器 穂森幸一(90)

  • 備えられた道 穂森幸一(89)

  • 多くの応援者に囲まれています 穂森幸一(88)

  • 愛は寛容です  穂森幸一(87)

  • 神様は今も働いておられます 穂森幸一(86)

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ワールドミッションレポート(7月2日):バーレーン 湾岸諸国における霊的な戦略拠点

  • ワールドミッションレポート(6月30日):インドネシア 静かに進む魂の変革

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(6)神の御手の内にある死という運命 臼田宣弘

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(7)人は「単独者」である 三谷和司

  • ワールドミッションレポート(6月29日):北朝鮮 大胆な一歩、北朝鮮で執り行われた秘密の洗礼式(3)

  • ワールドミッションレポート(6月30日):インドネシア 静かに進む魂の変革

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • ワールドミッションレポート(6月30日):インドネシア 静かに進む魂の変革

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • ワールドミッションレポート(7月1日):スーダンのラフォファ族のために祈ろう

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.