Skip to main content
2025年12月9日18時09分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

絶えず祈りなさい 穂森幸一(91)

2017年6月9日07時21分 コラムニスト : 穂森幸一
  • ツイート
印刷
関連タグ:穂森幸一

「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです」(Ⅰテサロニケ5:16~18)

「絶えず祈りなさい」とは、どういうことでしょうか。「絶え間なく、途切れることなく」という意味があると思います。カトリックの修道院で仕えている修道士とお話をする機会がありました。修道院には祈祷室があり、近隣の教会から送られてくる祈りの課題や、自分たちの祈りの課題などについて24時間、交代で祈り続けているということです。1人の祈りの受け持ち時間は1時間から2時間ということでした。これはまさしく絶え間ない祈りで素晴らしい働きだと思います。

また、ある方の論理なのですが、全世界の信徒が毎朝決まった時間に祈るようにすると、地球は自転しているので、24時間の祈りの時間がつながるというのです。

この「絶えず」という言葉には、時間的につながるというだけでなく、もう1つの意味があるように思います。当時のイスラエル社会では小さな陶器の器に油を入れたオイルランプが使われていました。よく注意していなければ油がなくなり、明かりが消えてしまいます。新約聖書にランプの油を補充していなかったために、花婿を迎えることができなかった花嫁の失態(マタイ25:1~13)が例え話の中に出てきます。油を絶やさないということはとても大切なことでした。

祈りとは、神に話し掛けることでありますが、聞くということも大切な要素ではないかと思います。気持ちを集中し、心を研ぎ澄ましていなければ、神の御声を聞くことはできないと思います。

アメリカの信仰の友人がメッセージを送ってきました。

“If you can stop for a moment, please let me remind you that God is listening to you! Are you listening to Him? Are you trusting His ability to work in your life –ever detail big and small? He is in the middle of everything! He loves you more than you will ever know! You are His precious child. Just take your Daddy’s hand and follow His lead! You can do it! I believe in you.. and so does He!”

「ちょっと立ち止まって耳を傾けてください。神様はあなたの言うことを聞こうとしていらっしゃることを思い起こしてください。あなたは神様に聞こうとしていますか。あなたの人生の大きな出来事、些細(ささい)な出来事の中に神様の素晴らしい働きがあります。神様はすべての事の中心におられます。あなたが思っている以上に神様はあなたのことを愛しておられます。あなたは神の大切な子どもです。あなたの父の手を取り、その導きに従ってください。あなたならできます。私はあなたを信じています。神もあなたを信頼しておられます」

「わたしを呼べ。そうすれば、わたしは、あなたに答え、あなたの知らない、理解を越えた大いなる事を、あなたに告げよう」 (エレミヤ33:3)

これはあるビジネスコンサルタントから聞いた話です。「自分は苦労して最善のものを作った。これは誰にも真似のできないものだ。きっとみんなも分かってくれるはず、どんなつらいことがあっても頑張って売り出していこう」という姿勢に立つと、必ず失敗するというのです。

ビジネスで成功するためには、自分で自信のあるものを売り出すよりも、人々が必要としているものを売り出せば、間違いなく成功するというのです。このセミナーで、相手の求めるものではなく、自分の最善を押し付けるような独り善がりがあったかもしれないと、気付かされました。

長い間、聖書の勉強をしていると、聖書のことはすべて分かったような錯覚をすることがあります。聖書を読むにしても字面を追って、理解したような気になることがあります。神の前に謙虚になり、自分は分かったつもりで理解していなかったことを告白しなければなりません。

自分の小さな理解力で、「道は閉ざされた」と軽々しく諦めてはいけないと思います。どのように進んで行ったらいいか見当がつかなくても、父なる神の手にすがり、その導きに従えば、必ず予期しない道が開かれていくのではないかと思います。

「人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。こうして、神ご自身の満ち満ちたさまにまで、あなたがたが満たされますように。どうか、私たちのうちに働く力によって、私たちの願うところ、思うところのすべてを越えて豊かに施すことのできる方に、教会により、またキリスト・イエスにより、栄光が、世々にわたって、とこしえまでありますように。アーメン」(エペソ3:19~21)

<<前回へ     次回へ>>

◇

穂森幸一

穂森幸一

(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:穂森幸一
  • ツイート

関連記事

  • 神の選びの器 穂森幸一(90)

  • 備えられた道 穂森幸一(89)

  • 多くの応援者に囲まれています 穂森幸一(88)

  • 愛は寛容です  穂森幸一(87)

  • 神様は今も働いておられます 穂森幸一(86)

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』

  • 南・東南アジア各国で洪水・土砂崩れ、1700以上人が死亡 キリスト教団体が緊急支援

  • 東京・銀座で牧師がトーク&ライブ「メリエストクリスマス2025」 12月25日

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(256)聖書と考える「野原ひろし 昼メシの流儀」

  • ワールドミッションレポート(12月9日):ウクライナ 砲火のとどろく中で、福音は止まらない(4)

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 米最大の民間慈善財団、神学教育機関やキリスト教団体に総額1千億円超を助成

  • もしもクリスマスがなかったら 万代栄嗣

  • 東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

  • 東京・銀座で牧師がトーク&ライブ「メリエストクリスマス2025」 12月25日

  • シリア語の世界(38)マル・マリの働き(1)出て行って、弟子とせよ 川口一彦

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

  • 東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 中国の大型政府非公認教会「シオン教会」の主任牧師ら18人逮捕、最大拘禁3年の可能性

  • 聖心女子大学と聖パウロ学園高校が協定締結 共にカトリック系

編集部のおすすめ

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.