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絶えず祈りなさい 穂森幸一(91)

2017年6月9日07時21分 コラムニスト : 穂森幸一
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「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです」(Ⅰテサロニケ5:16~18)

「絶えず祈りなさい」とは、どういうことでしょうか。「絶え間なく、途切れることなく」という意味があると思います。カトリックの修道院で仕えている修道士とお話をする機会がありました。修道院には祈祷室があり、近隣の教会から送られてくる祈りの課題や、自分たちの祈りの課題などについて24時間、交代で祈り続けているということです。1人の祈りの受け持ち時間は1時間から2時間ということでした。これはまさしく絶え間ない祈りで素晴らしい働きだと思います。

また、ある方の論理なのですが、全世界の信徒が毎朝決まった時間に祈るようにすると、地球は自転しているので、24時間の祈りの時間がつながるというのです。

この「絶えず」という言葉には、時間的につながるというだけでなく、もう1つの意味があるように思います。当時のイスラエル社会では小さな陶器の器に油を入れたオイルランプが使われていました。よく注意していなければ油がなくなり、明かりが消えてしまいます。新約聖書にランプの油を補充していなかったために、花婿を迎えることができなかった花嫁の失態(マタイ25:1~13)が例え話の中に出てきます。油を絶やさないということはとても大切なことでした。

祈りとは、神に話し掛けることでありますが、聞くということも大切な要素ではないかと思います。気持ちを集中し、心を研ぎ澄ましていなければ、神の御声を聞くことはできないと思います。

アメリカの信仰の友人がメッセージを送ってきました。

“If you can stop for a moment, please let me remind you that God is listening to you! Are you listening to Him? Are you trusting His ability to work in your life –ever detail big and small? He is in the middle of everything! He loves you more than you will ever know! You are His precious child. Just take your Daddy’s hand and follow His lead! You can do it! I believe in you.. and so does He!”

「ちょっと立ち止まって耳を傾けてください。神様はあなたの言うことを聞こうとしていらっしゃることを思い起こしてください。あなたは神様に聞こうとしていますか。あなたの人生の大きな出来事、些細(ささい)な出来事の中に神様の素晴らしい働きがあります。神様はすべての事の中心におられます。あなたが思っている以上に神様はあなたのことを愛しておられます。あなたは神の大切な子どもです。あなたの父の手を取り、その導きに従ってください。あなたならできます。私はあなたを信じています。神もあなたを信頼しておられます」

「わたしを呼べ。そうすれば、わたしは、あなたに答え、あなたの知らない、理解を越えた大いなる事を、あなたに告げよう」 (エレミヤ33:3)

これはあるビジネスコンサルタントから聞いた話です。「自分は苦労して最善のものを作った。これは誰にも真似のできないものだ。きっとみんなも分かってくれるはず、どんなつらいことがあっても頑張って売り出していこう」という姿勢に立つと、必ず失敗するというのです。

ビジネスで成功するためには、自分で自信のあるものを売り出すよりも、人々が必要としているものを売り出せば、間違いなく成功するというのです。このセミナーで、相手の求めるものではなく、自分の最善を押し付けるような独り善がりがあったかもしれないと、気付かされました。

長い間、聖書の勉強をしていると、聖書のことはすべて分かったような錯覚をすることがあります。聖書を読むにしても字面を追って、理解したような気になることがあります。神の前に謙虚になり、自分は分かったつもりで理解していなかったことを告白しなければなりません。

自分の小さな理解力で、「道は閉ざされた」と軽々しく諦めてはいけないと思います。どのように進んで行ったらいいか見当がつかなくても、父なる神の手にすがり、その導きに従えば、必ず予期しない道が開かれていくのではないかと思います。

「人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。こうして、神ご自身の満ち満ちたさまにまで、あなたがたが満たされますように。どうか、私たちのうちに働く力によって、私たちの願うところ、思うところのすべてを越えて豊かに施すことのできる方に、教会により、またキリスト・イエスにより、栄光が、世々にわたって、とこしえまでありますように。アーメン」(エペソ3:19~21)

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◇

穂森幸一

穂森幸一

(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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