Skip to main content
2025年10月14日21時24分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

絶えず祈りなさい 穂森幸一(91)

2017年6月9日07時21分 コラムニスト : 穂森幸一
  • ツイート
印刷
関連タグ:穂森幸一

「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです」(Ⅰテサロニケ5:16~18)

「絶えず祈りなさい」とは、どういうことでしょうか。「絶え間なく、途切れることなく」という意味があると思います。カトリックの修道院で仕えている修道士とお話をする機会がありました。修道院には祈祷室があり、近隣の教会から送られてくる祈りの課題や、自分たちの祈りの課題などについて24時間、交代で祈り続けているということです。1人の祈りの受け持ち時間は1時間から2時間ということでした。これはまさしく絶え間ない祈りで素晴らしい働きだと思います。

また、ある方の論理なのですが、全世界の信徒が毎朝決まった時間に祈るようにすると、地球は自転しているので、24時間の祈りの時間がつながるというのです。

この「絶えず」という言葉には、時間的につながるというだけでなく、もう1つの意味があるように思います。当時のイスラエル社会では小さな陶器の器に油を入れたオイルランプが使われていました。よく注意していなければ油がなくなり、明かりが消えてしまいます。新約聖書にランプの油を補充していなかったために、花婿を迎えることができなかった花嫁の失態(マタイ25:1~13)が例え話の中に出てきます。油を絶やさないということはとても大切なことでした。

祈りとは、神に話し掛けることでありますが、聞くということも大切な要素ではないかと思います。気持ちを集中し、心を研ぎ澄ましていなければ、神の御声を聞くことはできないと思います。

アメリカの信仰の友人がメッセージを送ってきました。

“If you can stop for a moment, please let me remind you that God is listening to you! Are you listening to Him? Are you trusting His ability to work in your life –ever detail big and small? He is in the middle of everything! He loves you more than you will ever know! You are His precious child. Just take your Daddy’s hand and follow His lead! You can do it! I believe in you.. and so does He!”

「ちょっと立ち止まって耳を傾けてください。神様はあなたの言うことを聞こうとしていらっしゃることを思い起こしてください。あなたは神様に聞こうとしていますか。あなたの人生の大きな出来事、些細(ささい)な出来事の中に神様の素晴らしい働きがあります。神様はすべての事の中心におられます。あなたが思っている以上に神様はあなたのことを愛しておられます。あなたは神の大切な子どもです。あなたの父の手を取り、その導きに従ってください。あなたならできます。私はあなたを信じています。神もあなたを信頼しておられます」

「わたしを呼べ。そうすれば、わたしは、あなたに答え、あなたの知らない、理解を越えた大いなる事を、あなたに告げよう」 (エレミヤ33:3)

これはあるビジネスコンサルタントから聞いた話です。「自分は苦労して最善のものを作った。これは誰にも真似のできないものだ。きっとみんなも分かってくれるはず、どんなつらいことがあっても頑張って売り出していこう」という姿勢に立つと、必ず失敗するというのです。

ビジネスで成功するためには、自分で自信のあるものを売り出すよりも、人々が必要としているものを売り出せば、間違いなく成功するというのです。このセミナーで、相手の求めるものではなく、自分の最善を押し付けるような独り善がりがあったかもしれないと、気付かされました。

長い間、聖書の勉強をしていると、聖書のことはすべて分かったような錯覚をすることがあります。聖書を読むにしても字面を追って、理解したような気になることがあります。神の前に謙虚になり、自分は分かったつもりで理解していなかったことを告白しなければなりません。

自分の小さな理解力で、「道は閉ざされた」と軽々しく諦めてはいけないと思います。どのように進んで行ったらいいか見当がつかなくても、父なる神の手にすがり、その導きに従えば、必ず予期しない道が開かれていくのではないかと思います。

「人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。こうして、神ご自身の満ち満ちたさまにまで、あなたがたが満たされますように。どうか、私たちのうちに働く力によって、私たちの願うところ、思うところのすべてを越えて豊かに施すことのできる方に、教会により、またキリスト・イエスにより、栄光が、世々にわたって、とこしえまでありますように。アーメン」(エペソ3:19~21)

<<前回へ     次回へ>>

◇

穂森幸一

穂森幸一

(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:穂森幸一
  • ツイート

関連記事

  • 神の選びの器 穂森幸一(90)

  • 備えられた道 穂森幸一(89)

  • 多くの応援者に囲まれています 穂森幸一(88)

  • 愛は寛容です  穂森幸一(87)

  • 神様は今も働いておられます 穂森幸一(86)

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • ビリー・グラハム伝道協会とサマリタンズ・パース、福音主義財務責任協議会を脱退

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • グラミー賞受賞のクリスチャンソングライター、飛行機事故で死亡

  • シリア語の世界(34)ウルファ(トルコ南東部)の洪水について(1) 川口一彦

  • 聖霊の働きを妨げるもの 万代栄嗣

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 加速する聖書翻訳、3日に1つのペースで新しい言語訳の聖書が誕生

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(248)聖書と考える「終末ツーリング」

  • 愛と赦し 佐々木満男

  • グラハム氏の伝道集会に1万4千人が参加、言語的分断超え620教会が協力 ベルギー

  • グラミー賞受賞のクリスチャンソングライター、飛行機事故で死亡

  • ビリー・グラハム伝道協会とサマリタンズ・パース、福音主義財務責任協議会を脱退

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • マルコの証言を通してイエスと出会う90分 「マルコドラマ」日本で初上演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 愛と赦し 佐々木満男

  • グラハム氏の伝道集会に1万4千人が参加、言語的分断超え620教会が協力 ベルギー

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(14)哲学と聖書(前半) 三谷和司

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • 中国東部で教会活動に対する大規模取り締まり、キリスト教徒70人以上拘束

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 『奇跡の人生』 20世紀の英国を代表する新約聖書学者が遺した「信仰の置き土産」

編集部のおすすめ

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.