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神の選びの器 穂森幸一(90)

2017年6月2日07時45分 コラムニスト : 穂森幸一
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「私たちは、この宝を、土の器の中に入れているのです。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものでないことが明らかにされるためです」(Ⅱコリント4:7)

私たちが今生きている時代は、大きな変動期に直面していると思います。気候変動期であり、寒暖差が1日のうちに大きく変わることもあり、水害、冷害に遭遇することもあります。また、政治の変動期であり、既成政党ではないところから、政治の指導者が選ばれ、国際政治も予測のつかない方向に向かっているともいわれます。また、経済も変動期であり、人生安泰コースは存在しないともいわれています。

今の時代を表現するなら、ノアの時代と同じといえるかもしれません。

「ノアが箱舟に入るその日まで、人々は、食べたり、飲んだり、めとったり、とついだりしていたが、洪水が来て、すべての人を滅ぼしてしまいました」(ルカ17:27)

人生の働きをひと言で表現すれば、食べるために働き、冠婚葬祭に明け暮れていたと言ってもおかしくないと思います。神の裁きの直前まで、人々は普通の生活をしていたということが分かります。

今日の社会の特徴の1つは、人々の宗教離れではないかと思います。キリスト教会では若い世代の来会者が少なくなったために、日曜学校ができなくなったところもあるようです。また、信徒数の減少のため、1人の牧師が複数の教会を掛け持ちしているのは珍しくないようです。

仏教の大手の教団でも、地方の寺院は年間50カ所くらい閉鎖しているといわれます。また神道でも、地方の神社を人口減少のために閉鎖しているといわれます。新興宗教でも若い世代が集まりにくくなっているといわれます。

人々が冠婚葬祭離れをしているのは、宗教的な儀式を好まない人が増えているからという分析をしている社会学者もいます。

人々の心が宗教から離れているかと思えば、そうではないようです。米国ではテロ事件の直後、日曜日の礼拝時には入りきれないほどの人々が押しかけて来たといわれます。

混迷する社会の中で、人々は神の声を求めるけれども、既成の政治、宗教には期待していないのかもしれません。時代が変わろうとも、神の言葉は変わりません。

今年は宗教改革500周年です。教会が免罪符という形で人々からお金を集めようとしていることにマルティン・ルターは我慢ができず、命の危険も顧みずに宗教改革の狼煙(のろし)をあげます。ルター自身はカトリックをなくそうとか、新しい宗派を作りあげようとした訳ではないのですが、プロテスタントのレッテルが貼られ、ルター派が生まれていきます。

しかし、この改革のうねりはカトリック内部にも変革を生み出し、イエズス会が生まれます。このイエズス会がなければ、フランシスコ・ザビエルが鹿児島に上陸することもなかったのかもしれません。こじつけかもしれませんが、ルターの働きの影響でザビエルの日本宣教があったと言ってもいいと思います。

私たちは小さな弱い存在にすぎませんが、この土の器の中に神様が素晴らしい宝を託してくださっています。自分では立つこともできない無力な者ですが、神が愛してくださり、支えてくださっています。私たちの語るメッセージが世界の誰かのハートに届き、大きな変革を生み出すきっかけになるかもしれないと思います。

アメリカの信仰の友人がメッセージを送ってくれました。

“If your heart heavy, allow God reign in it. If your mind is boggled, please release it all to God and allow Him to renew your mind. If you are feeling hopeless, allow God to fill you with hope that comes to speak to you and enfold you in His loving arms. If you are feeling you are at the end of your rope – allow God to take of that rope and let Him be in your anchor. If you feel like you are just existing.. Know that you are His working vessel. He is patiently waiting for you to put all your trust in Him. Not same of it.. all of it. He knows the desire of your heart.. He knows your hopes and dreams.. He cares about every part of you, and what is important to you is important to Him! Be reminded that you are magnificent and important part of His creation.. He believes in you and so do!”

「もしあなたの心が重ければ、神様に支配してもらってください。もしあなたの思いがたじろぐならば、あなたの思いを更新してくださる神様に解放してもらってください。もしあなたの感情が絶望しているなら、神の子としてあなたを愛しておられる神様から希望を頂いてください。もし今、あなたが押しつぶされそうになっているなら、立ち止まって神様に話し掛けてくださるようにお願いし、愛の腕に抱きしめてもらいなさい。もしあなたが進退極まる状態なら、神様に制御してもらい、拠り所となってもらってください。ただ存在しているだけだと感じるなら、神様があなたを忍耐強く待ち、あなたに信頼を置いておられる神様の器であることを分かってください。すべてにおいて、そのことが言えます。神様はあなたの心の願いを分かっておられます。神様はあなたの希望と夢を分かっておられます。神様はすべてのことにおいて、あなたに配慮しておられます。あなたにとって大切なことは、神様にとっても大切なことです。あなたは神の創造物の中で壮大で大切な部分だということを思い起こしてください。神はあなたを愛し、それを実践しておられます」

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◇

穂森幸一

穂森幸一

(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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