備えられた道 穂森幸一(89)

2017年5月26日06時55分 コラムニスト : 穂森幸一 印刷
関連タグ:穂森幸一

「イエスは彼に言われた。『わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません』」(ヨハネ14:6)

今日では日本全国津々浦々、道路が整備され、悪路は珍しくなりました。しかし、私が小学生のころは、道路は砂利道でデコボコしていました。田舎道でバスに乗ると、ガタガタいうものですから、「田舎のバスはおんぼろバス・・・」という歌を子どもたちは歌っていました。

しかし、バスがガタピシいうのは、道路のせいだったということが今は分かります。ちゃんと整えられた主の道を歩んでいなければ、人生がガタガタになります。

「荒野で叫ぶ者の声がする。『主の道を用意し、主の通られる道をまっすぐにせよ。』そのとおりに、バプテスマのヨハネが荒野に現れて、罪の赦(ゆる)しのための悔い改めのバプテスマを宣べ伝えた」(マルコ1:3、4)

バプテスマのヨハネは、「主の道を備えよ」と荒野で人々に呼び掛けました。日々の生き方の中で、主なる神を見上げ、自分の生き方を正していくことは大切です。

先日、中国の老子について研究している方のお話を聞く機会がありました。老子は紀元前500年ほどの方ですが、晩年にはローマ帝国に赴いたともいわれています。老子の教えと聖書とは直接的な関わりはありませんが、老子のタオ(道)理論でイエスの教えを見ていると大変興味深いものが見えます。

「まず名のない領域があった。そこから天と地が生まれた。天と地の間から数知れぬ名前が生まれた。だから天と地は名のある万物の母なのだ。この働きを仮に道(タオ)と名づけるんだ」(『老子道徳経』第1章)

イエスは「わたしが道である」と教えられましたが、タオの理論で見れば、この道とは天国への通路という意味だけではなく、もっと深い意味があります。「天地万物の創造主であり、すべてを支配しておられる方」という意味があります。

主イエスは、私たちに生きる道標を示されただけでなく、共に生きてくださり、人生を支配してくださり、私たちの命そのものであるということが分かります。このイエスが私たちを愛し、特別の関心を払ってくださっているとしたら、日常の問題で行き詰まることはないと思います。

アメリカの信仰の友人がメッセージを送ってくれました。

“Whatever you may be going through, know that you are not alone. He will never leave you or forsake you! Whatever you may think of yourself, know that you are fearfully, wonderfully made.. by the Ultimate Creator – God! Whenever you may think that you have no purpose, God has prepared you with great purpose!Don’t believe the lies of the enemy. Don’t allow the enemy to have a footstool into your inner thoughts. You are loved! You are valued! You were so worthDying for – Christ proved that to you by dying for you on the cross! Now.. takeHis hand and walk with reassurance! Our lives don’t have periods.. but commas!Today is a brand new day. Live in victory! In Jesus Name.”

「あなたがどんな状況にあろうと、あなたは1人ぼっちではないことを知ってください。神はあなたを見放さず、1人にしません。あなたが自分自身をどのようにとらえておられようが、あなたは究極の創造主である神によって驚くほど素晴らしく造られていることを知ってください。あなたには目的がないと思えるようなときはいつも、神があなたのために偉大な目的を備えられていることを知ってください。敵の言ううそを信じないでください。あなたの敵が足の踏み台を使ってあなたの内なる思いの中に入るのを許してはなりません。あなたは愛されています。あなたは価値ある存在です。キリストはあなたのために十字架上で死ぬことによって証明しておられるように、あなたは価値ある存在です。さあ、神の手を握り、安心して歩いてください。私たちの人生はピリオドではなく、コンマなのです。今日はまっさらな新しい日です。勝利のうちに歩んでください。イエスの御名によって」

主イエスは「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです」と宣言してくださっていることは、何と素晴らしいことでしょうか。今、目の前にある大きな障害も、主に委ねることで前に進むことができます。

<<前回へ     次回へ>>

穂森幸一

穂森幸一(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

関連タグ:穂森幸一

関連記事

クリスチャントゥデイからのお願い

いつもご愛読いただき、ありがとうございます。皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。記事の一つ一つは、記者や翻訳者、さらに編集者の手などを経て配信されているものです。また、多くのコラムニストや寄稿者から原稿をいただくことで、毎日欠かすことなくニュースやコラムを発信できています。

この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、読者の皆様にはぜひ、祈りと共に、毎月定期的にサポートする「サポーター」として(1,000円/月〜)、また単発の「サポート」(3,000円〜)によって応援していただきたく、ご協力をお願い申し上げます。支払いはクレジット決済で可能です。申し込みいただいた方には、毎週のニュースやコラムをまとめた申込者限定の週刊メールマガジンを送らせていただきます。サポーターやサポートの詳細、またクレジットカードをお持ちでない方はこちらをご覧ください。


コラムの最新記事 コラムの記事一覧ページ

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

おすすめのコンテンツ【PR】

コラム

主要ニュース