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イスラム国(IS)

宗教指導者や生存者ら、ブリュッセルの教会でテロ事件の犠牲者を追悼

2016年4月4日18時10分 記者 : 行本尚史
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関連タグ:ベルギーイスラム国(IS)
宗教指導者や生存者ら、ブリュッセルの教会でテロ事件の犠牲者を追悼+
追悼礼拝ではさまざまなキリスト教の教派の代表者たちを含む宗教指導者も出席した=3月28日、ベルギーの首都ブリュッセルにあるカトリックのサン・ミッシェル大聖堂で(写真:ロシア正教会)

復活日後の3月28日(月)、ベルギーの首都ブリュッセルにあるカトリックのサン・ミッシェル大聖堂で、同月22日にブリュッセルの空港や地下鉄の駅で起きた連続テロ事件による犠牲者を追悼しようと、1200人を超える人たちが祈り、被害者との連帯を表した。

フランスのカトリック・テレビ局「KTO」は28日午後6時から行われたこの追悼礼拝の録画を、ユーチューブで公開した(動画はこちら)。

ベルギー・カトリック教会は同月29日、フランス語公式サイトに「エキュメニカルな祈祷:連帯と一致の力強いしるし」と題する記事を掲載。「この祈祷によって、さまざまなキリスト教の教派の代表者たちだけでなく、ユダヤ教界やイスラム教界の人たちも集められた。言うまでもなく緊急対応機関や警備関係者も(出席した)。黙想の雰囲気の中で、一致と連帯の言葉や力強い証しが聞こえた」と記した。

「それは満員の大聖堂で、この襲撃の被害者も数人含め、あらゆる背景の人たちを集めて、さまざまな政界関係者も出席する中で、この晩祷は非常に象徴的な行進をもって始まった。さまざまなキリスト教の教派の指導者たちを前に、消防隊員や、救助隊員、警察官や軍人、ブリュッセル空港やブリュッセル首都圏交通の職員が、祭壇の前に出て、犠牲者を象徴する数百のろうそくを納めた。特に美しく感動的な風景は、これらの小さな光が、復活のキリストのしるしである、復活祭のろうそくに加わるところであった」と、同教会はこのサイトに記した。

同サイトによると、入場の祈りの後、聖神(聖霊)の祈りが、ベルギー正教会の最高権威であるアテナゴラス府主教によって読み上げられ、さまざまな聖書朗読が聞こえたという。初めの朗読は、ベルギー・プロテスタントおよび福音派教会シノッド議長のヒェールト・ローレイン氏が朗読し、コリントの信徒への手紙第二から「わたしたちの主イエス・キリストの父である神、慈愛に満ちた父、慰めを豊かにくださる神がほめたたえられますように」(1:3)を引用した。

宗教指導者や生存者ら、ブリュッセルの教会でテロ事件の犠牲者を追悼
テロの犠牲者たちを象徴するろうそくを運ぶ人たち(写真:ロシア正教会)

詩編85編を歌った後、同国のもう一つの主要なプロテスタントの交わりであるベルギー合同プロテスタント教会(EPUB)会議協議会議長のスティーブン・リーク牧師が福音書を朗読した。ヨハネによる福音書14章から、聖霊の賜物と「世が与えるように与えるのではない」キリストの平和の恵みについて述べた。

福音書の朗読の後、この集会の委員長を務めた、メヘレンおよびブリュッセルのヨゼフ・デ・ケーゼル大司教が、説教で力強い言葉を語った。同大司教にとって、平和に関するキリストの言葉は、それが「暴力の欠如以上のものである」ことを示しており、「平和への責任を負うことは単に寛容であるという以上のこと」であるという。「他者に対する深く真摯(しんし)な敬意がなければ、本当に共に生きることにはなりません。この敬意はあらゆる愛の基礎なのです」と、デ・ケーゼル大司教は語った。

同大司教は3月22日のテロ襲撃について、より直接的に、はっきりとこう述べた。「もしキリストが悪を克服し、暴力を打ち負かしたのであれば、それは暴力によるものではありません。神の御名による暴力はいかなるものも許容されてはならないのです。神は誰によっても操られてはならないのです」。デ・ケーゼル大司教は、この襲撃の後、暴力や復讐に訴える声はメディアにもベルギーの政治家たちからも聞こえなかったと強調した。

説教の終わりに、ヨゼフ・デ・ケーゼル大司教は、この晩祷の参加者たちに対し、テロリストの目的の一つである分断を生み出す心配や苦悩に負けないよう呼び掛けた。「ユダヤ教徒、キリスト教徒、そしてイスラム教徒や他の宗教者たちは、お互いの友情や連帯を信頼しなければなりません」

宗教指導者や生存者ら、ブリュッセルの教会でテロ事件の犠牲者を追悼
追悼礼拝では、テロで負傷した人の姿もあった。(写真:ロシア正教会)

出席したユダヤ教徒とイスラム教徒の中には、ベルギー中央イスラエル会議の議長であるフィリピ・マーキエウィッツ氏と、ベルギー・イスラム教徒エグゼクティブ議長のサラー・エチャラオウイ氏がいた。

ユダヤ教徒の女性であるエベリン・ハーベルフェルトさんやもう一人のイスラム教徒であるクアマール・タッカルさんは、皆の自由を尊重して、共に生きることに賛同するあらゆる信条の人々同士の連帯と一致に、賛意を表した。

「この連帯と一致は、この集会の間に、築くように招かれている社会の生きたしるしとして、実際に体験された。それによってのみ嫌悪や憤り、そして暴力を克服することができる。あらゆる信条の人々からなる集まりであるこのまとまりがその体験をしたのは、デ・ケーゼル大司教が皆に5分間の沈黙を呼び掛けたときだった。ジャン・コッケロルス大司教によって趣旨文が読み上げられた後、この黙想の時はとりわけ集中的であった。最も力強い意味において、恵みの時であった」と、同サイトは報じた。

一方、ロシア正教会も31日、公式英文サイトでこの追悼を報じ、「この追悼は、ベルギーのカトリック教会、正教会、聖公会、プロテスタント教会の指導者たちによって準備され、負傷者や、犠牲者の親戚、消防隊員、警察官、赤十字の職員、そしてあの悲劇の日に犠牲者たちを最初に助けたザベンテム(ブリュッセル)空港の人員が共に集められた。300の石油ランプが犠牲者を覚えて灯された」と伝えた。それによると、ベルギー当局や外交団の代表者たちも出席したという。

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