Skip to main content
2025年10月23日13時59分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

仏シャルリー・エブド紙の抗議激化、西アフリカ・ニジェールでミサ中止に

2015年1月29日17時53分 翻訳者 : 小又香織
  • ツイート
印刷
関連タグ:シャルリー・エブドニジェールイスラム教表現の自由
仏シャルリー・エブド紙の抗議激化、西アフリカ・ニジェールではミサ中止に+
ニジェールの首都ニアメ=2011年(写真:Jean Rebiffe)

フランスの風刺週刊紙「シャルリー・エブド」の最新号の表紙をきっかけに起きた抗議行動により、西アフリカ・ニジェールのカトリック教会では、ミサやその他の活動を中止しなければならない事態となっている。

カトリック系通信社「カトリック・ニュース・エージェンシー(CNA)」の報道によると、ニジェールの司教らは、カトリック系の学校や医療施設、慈善団体の活動を中止あるいは延期せざるを得ない状況だという。同国の十数の教会は、シャルリー・エブド紙によるイスラム教の預言者ムハンマドを風刺する漫画が出版された以後、放火攻撃の対象となっている。また、これまでに少なくとも暴動により10人が殺害された。

暴動は1月中旬、ニジェール第二の都市であるザンデールで勃発した。その後、他の地域にも拡大。デモ隊は、教会やキリスト教系の学校、店舗に放火するなどしている。

「彼らは私たちの預言者ムハンマドの怒りを買った。われわれはそれが気に入らない」。ニジェールの首都ニアメでデモに参加したアマドゥ・アブドゥル・オウアハブさんはそう語った。

ニアメのミシェル・カーテイトガイ大司教は、ニジェールのキリスト教徒たちが「ショックの状態」にあると、バチカン放送局に語った。カーテイトガイ大司教
の教区にあるほぼ全ての教会が「完全に略奪された」という。

「何も残っていません。完全に焼失してしまいました。残っているのは大聖堂だけです」

カーテイトガイ大司教は、なぜ特にキリスト教徒がイスラム教徒の抗議者の標的となっているのか理解できないと言う。一方で、現在も続くこれらの暴力が「海外の事件を利用している」のではと疑っている。

一方、大司教は、ニジェールの人々が、ムハンマドの風刺画が西欧のキリスト教徒らの仕業であると思っているのは明らかだと話す。

「しかし、なぜこの道を歩み続けるのでしょう? 他人の信仰へ敬意を払うという姿勢は、一体どこへ行ったのでしょう?」

司教のローレント・ロムポ氏、アムブロイス・クエドラオゴ氏、ミシェル・カーテイトガイ氏らは、これら暴徒による攻撃を踏まえ声明を発表。司教らは、キリスト教に関係する活動の中断・延期は祈りを増し加えることになり、この数日に及ぶ「痛みを伴う事件」について、キリスト教徒たちが深く考えをめぐらすきっかけとなったと発表した。

また、「私たちは、この困難なときに連帯を表明している全ての人に、心から感謝しています」と、司教らは声明で述べた。

一方、教皇フランシス教皇は、ニジェールでの暴動を非難した。教皇は21日、毎週行われているサンピエトロ広場前での講演で、「神の御名で戦争をすることはできません」と聴衆らに語った。

「宗教的感情に、暴力、抑圧、破壊の根拠は決して存在しません」と教皇は言い、「和解と平和」「相互尊重と平和的共存が、皆のために一番良いことである」と話し、祈りを呼び掛けた。

ニジェールのマハマドゥ・イスフ大統領もまた、抗議行動を非難している。「宗教的な場所を略奪したり冒とくしたりしている人たち、また同国人、外国人にかかわらずこの土地に住んでいるキリスト教徒らを迫害、殺害している人たちは、イスラム教のことを何も理解していません」と、テレビ演説で語った。

パリで今月7日、風刺漫画家らを含む17人が、聖戦主義者によりシャルリー・エブド紙のオフィスで殺害された。この事件は、言論の自由と宗教を風刺する権利についての論争を巻き起こした。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:シャルリー・エブドニジェールイスラム教表現の自由
  • ツイート

関連記事

  • 仏シャルリー・エブド紙への抗議で教会襲撃される アフリカ・ニジェール

  • シャルリー・エブド風刺画掲載拒否のAP通信、キリスト教徒侮辱の写真も削除 ダブルスタンダードと指摘受け

  • パリ襲撃事件受け、WCCフォーラムで表現の自由について討論

  • パリ新聞社襲撃事件 バチカンやWCC、WACCが非難

  • 12人死亡のパリ風刺新聞社襲撃事件、背後に挑発的な預言者ムハンマドの風刺画か

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • トルコ、5年余りで外国人キリスト教徒200人以上を国外追放 「国家安全保障」理由に

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(14)抗黙示思想と現代 臼田宣弘

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • ヨハネの黙示録(8)テアテラ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • 焦りは禁物 菅野直基

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • 【インタビュー】ブトロス・マンスール世界福音同盟新総主事 「平和をつくる者、それが私の使命」

  • トルコ、5年余りで外国人キリスト教徒200人以上を国外追放 「国家安全保障」理由に

  • ヨハネの黙示録(8)テアテラ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • 中国東部で教会活動に対する大規模取り締まり、キリスト教徒70人以上拘束

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.