闇から光へ
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闇から光へ~的外れからの解放~(60)思いのすれ違い 佐伯玲子
出産後ほどなくして、以前からレギュラー出演をしていた江藤博利さん(元ずうとるび)の劇団からオファーを頂きました。もちろんうれしいお誘いでしたが、舞台となると、稽古と本番を合わせて多くの日数を要するため、息子の対応に関して悩みました。
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闇から光へ~的外れからの解放~(59)子育て 佐伯玲子
元夫A立ち会いのもと、私は3780グラムの大きな男の子を無事出産しました。妊娠中、体重調整で減量しても、息子の体重は増えていく!という効率の良さで、スクスク育っていたのです。その分、お産は大変でしたが、息子誕生の喜びはそれに勝るものでした。
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闇から光へ~的外れからの解放~(58)新しい命 佐伯玲子
1年後、私は新しい命を授かりました。しかし、墓信仰「X」に洗脳されていた私は、この恵みを「X神のご利益」と信じ、お腹の子に「波動」をもらおうと、さらに通う頻度が増えていきました。
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闇から光へ~的外れからの解放~(57)忘れられた誕生日 佐伯玲子
「子宝に恵まれるために」と、X教祖Y氏から「魔法」をかけられた私。「魔術」が「非聖書的で危険」という認識の無いノンクリスチャンだった私は、大きな期待を抱きました。
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闇から光へ~的外れからの解放~(56)負の沼 佐伯玲子
悪魔から誘惑を受けて危うく自死するところを、元夫Aを通してイエス様が救ってくださり、一命を取り留めた私でしたが、この一件について何も語ってくれないAの心が理解できず、また怖くて聞けない状態でした。
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闇から光へ~的外れからの解放~(55)真っ黒な闇 佐伯玲子
年齢的に子どもを望んでいた私が、勇気を出して夫Aに思いを告げたとき、返ってきた言葉に酷く傷付けられました。「女としてまったく見られない。接することができない」といった内容でした。
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闇から光へ~的外れからの解放~(54)Aとの「壁」 佐伯玲子
X神教祖Y氏の言い付けに従い、2人揃って互いの先祖の墓(6カ所)を熱心に参った結果、(最初の)離婚危機を回避できたと信じた私は、再び「Ⅹ」に通うようになっていきました。「癒やし・奇跡を起こすのは、真の神様」と信じたからです。
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闇から光へ~的外れからの解放~(53)再び「X神」へ 佐伯玲子
多忙による、夫婦のコミュニケーション不足によって生じた「不倫疑惑」騒動。大げんかの末、夫Aから放たれた非情な言葉にひどく傷付いた私は、家を出てしまいました。しかし、身を置いた先は、自分の実家ではなくAの実家でした。
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闇から光へ~的外れからの解放~(52)爆発 佐伯玲子
ロサンゼルスで公演したショー(私の脚本&演出でした)に出演したり、春一番・神奈月君たちと一緒に定期開催していた「プロレス・お笑いライブ」に蝶野正洋さんとゲスト出演をしたり、江藤博利(元ずうとるび)座長率いる喜劇劇団では、夫婦共演もさせていただきました。
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闇から光へ~的外れからの解放~(51)Aのプロレス復帰 佐伯玲子
突然の「プロレス引退宣言」から約1年間の休業。多くの方の励ましや助けを得て、悩み苦しんだ時期を乗り越え、休業期間が終わる寸前、「プロレス復帰」へと再びAの心が向かい始めた1999年12月、蝶野さんが、自宅のクリスマスパーティーにご招待してくださいました。
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闇から光へ~的外れからの解放~(50)Aのプロレス休業 佐伯玲子
もともと芝居好きだった夫Aは、私や、私の役者・芸人仲間の舞台を観劇するうちに、業界関係者(特にプロレスファン)との交流が深まり、次第に「見るだけでなく、演じたい!」という思いが高まっていきました。
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闇から光へ~的外れからの解放~(49)負のサイクル 佐伯玲子
ホリプロ退籍後、芸人時代の先輩Mさんと偶然再会し、その縁で、かつてお世話になったSさんのプロダクションにしばらく籍を置くこととなり、後輩芸人の指導や司会など、地道に業界の仕事を続けていました。
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闇から光へ~的外れからの解放~(48)裏方の仕事 佐伯玲子
タレントとして評価してくださっていた方々の励ましより、評論好きな人たちの「裏方(制作)向き」という意見を信じてしまい、次の身の振り方も決めないままホリプロを辞めてしまった私は、「これからどうしよう」と不安になりました。
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闇から光へ~的外れからの解放~(47)ホリプロを辞める 佐伯玲子
「新日本プロレスS誌(プロレス専門誌)取材拒否」の裏で起きた騒動によって、私たちの夫婦関係は、心配に反してより絆が深いものとなり、しばらくは、また穏やかで楽しい日々が続きました。
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闇から光へ~的外れからの解放~(46)新日の取材拒否 佐伯玲子
1996年、新日本プロレス(以下、新日)が、S誌(プロレス専門誌)を取材拒否する事態が起きたとき、「X神」が私たちの関係にヒビを入れようと罠(わな)を仕掛けてきたと思わせる出来事がありました。
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闇から光へ~的外れからの解放~(45)夫婦関係の闇 佐伯玲子
私たちが結婚した年は波乱に満ちていました。「富士山の裾野にオウム真理教の教団施設がある」と知ったX教祖Y氏は、「神聖なる富士山を浄(きよ)めに行く」と、側近信者を伴い、大量の観音ペンダントと浄めグッズを手に、青木ヶ原樹海から富士山火口を巡りました。
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闇から光へ~的外れからの解放~(44)喜びに満ちた新婚生活の一方で 佐伯玲子
結婚式の2日後に阪神淡路大震災が起き、世の中は大パニックの中にいました。この震災を予言した教祖Y氏は、私たちの結婚式の司式がなければ大阪に行っていたそうで、「佐伯さんたちに救われたわ~!」と感謝されました。
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闇から光へ~的外れからの解放~(43)東京に大地震!? 佐伯玲子
私たちは、某県の別荘地に建てられたXの奉仕施設で結婚式を挙げ、披露宴は後日、東京プリンスホテルで行うことを決めました。当時、新日本プロレスが「レッスル・ディナー」というイベントを全国のプリンスホテルで開催していたご縁からでした。
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闇から光へ~的外れからの解放~(42)結婚の誓い 佐伯玲子
Aは、試合の巡業先に「Xアイテム」を携帯するようになりました。「観音カード」は、ラミネート加工してリングシューズの中に、「観音ペンダント」は、タイツの腰部分に小さなポケットを付けて入れ、試合に臨みました。
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闇から光へ~的外れからの解放~(41)講演会に参加 佐伯玲子
「月に行ってきた! 私は現世のかぐや姫。前世で成し遂げられなかった天地の法則【地の教え(墓信仰)】を説き、世に広める使命を果たすために転生した・・・」と語るX教祖Y氏は、Xをもっと世に普及するために某有名ホテルでの「ディナー講演会」開催を決め、準備を始めました。
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