Skip to main content
2022年5月26日19時03分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
闇から光へ

闇から光へ~的外れからの解放~(44)喜びに満ちた新婚生活の一方で 佐伯玲子

2017年10月23日07時18分 コラムニスト : 佐伯玲子
  • ツイート
印刷
関連タグ:佐伯玲子

結婚式の2日後に阪神淡路大震災が起き、世の中は大パニックの中にいました。この震災を予言した教祖Y氏は、私たちの結婚式の司式がなければ大阪に行っていたそうで、「佐伯さんたちに救われたわ~!」と感謝されました。一方、私たちは「Xの神様に守られたんだ!」と、この“奇跡”に感動しました。

しかし、感動に浸っている場合ではありませんでした。結婚式は無事済んだものの、震災の影響で、1カ月後の披露宴に私側の親族のほとんどが出席できなくなってしまったのです。すべての親族が西日本に住んでいたため、数十人いた出席者が、たった2人に( ̄□ ̄;)!! 新郎側も約10分の1に激減してしまったのです! だからといって、他のご招待客の方々のことを考えると延期もできず、予定通り行うことになりました。

披露宴当日、親族だけでの記念撮影の場。体裁を繕う苦肉の策で、私の高校・短大時代の友人にも入ってもらいましたが、それでも人数は新郎側の3分の1がやっとでした。将来の破綻を予期する不穏な船出となりました。・・・が、披露宴はそんな不安を一掃する、華やかなものになりました。

媒酌人に藤波辰爾ご夫妻、司会は伊集院光さん、プロレス界からは、アントニオ猪木会長(当時)、坂口征二社長(当時)他、多くのレスラーの方々、芸能界から船越英一郎さん、片平なぎささん他、俳優の先輩や仲間たち、演芸界から三遊亭楽太郎(現6代目圓楽)師匠、春風亭昇太師匠、バカルディ(現さまぁ~ず)、そして、当時「エンジェル」というコンビを組まれていたマルセまゆみ先生(「主イエスの恵み教会」牧師)他、多くの業界関係者のご出席を賜り、喜び溢れるものとなりました。

少しでも多く楽しんでいただこうと、2人でプログラムを考え、台本を書き、役者仲間の応援を得て、歌、ダンス、コントなどを網羅した、エキサイティングな披露宴を行うことができました。的外れの信仰でしたが、それまでの人生で「神様」という存在に最も感謝した日でした。父の他界後、女手1つで私を育て、たくさんわがままを聞いてくれた母へ、「最高の親孝行ができた!」と思ったからです。

そして始まった新婚生活は、「感謝」の毎日でした。何を見ても何をしても、うれしくて幸せでした。しかし、どこかで「幸せの分、いつか、試練という不幸がやって来る。それは一体どんな形で来るのだろう・・・?」と、ふと不安になる瞬間もありました。真実の神様を知らなかったが故の「恐れ」でした。その「恐れ」が、後の「破綻」を招いた要因の1つだったのかもしれません。

それから、わずか1カ月後に起きた「オウム真理教・地下鉄サリン事件」も、「恐れ」を増幅するものでした。残虐非道な無差別テロは、多くの犠牲者を出しました。「水道水にサリンが混入されている!」という偽情報まで流れ、水道水を使うのが怖くなった時期もありました。

そんな中、Y氏からある「奇跡」の話を聞かされたのです! 「事件当日、地下鉄のトイレを清掃していたX信者のAさんが、“サリンの入った?!不審物”を発見し、知らずに素手で触ってしまったが、何事もなかった」というのです!

「Xの観音グッズ(カードとペンダント)を身に付けていたから守られた」「しかし、逆に怪しまれ警察で事情聴取を受けたが、結局、無事に解放された」というものでした。私は、Aさんをよく知らず、また本当にサリンだったのか?!真実は分かりませんでしたが、それでも、「たとえ世の中に大きな艱難(かんなん)が起きたとしても、X神を信じていれば助かる!」という確信は次第に大きくなっていきました。

他のことでも時々、矛盾や不信を抱くことはありましたが、それでも信仰をやめなかったのは、「Xから離れたら、どうにかなってしまう・・・」という「恐れ」からだったと思います。喜びと光に満ちた新婚生活の中で、気付かぬまま、ますます真実の神様の光から離れていってしまうのでした。(つづく)

<<前回へ     次回へ>>

◇

佐伯玲子

佐伯玲子

(さえき・れいこ)

愛知県豊田市出身。名古屋造形芸術短期大学造形芸術科プロダクトデザインコース卒業後、役者を目指し上京。幼少より得意だった物まねを生かし、ホリプロお笑い部門第1期生として、バラエティーやドラマ、舞台などで活動。結婚後は、プレイヤーの他、脚本、演出、プロデュースといった制作活動を行う。26歳の時に出会ったカルトの洗脳により、離婚、度重なる病やけがで、生命危機一髪の2012年秋、イエス・キリストに出会い、22年間に及ぶカルト洗脳から救われる。2015年春より、神様から賛美を使って歌って踊るエクササイズ「賛美クス」を与えられ、フィットネスを通した伝道を行っている。教会はもちろん、ノンクリスチャンの人たちに、賛美の「力」と「神様に感謝をささげることの喜び」を、ステージパフォーマンスやレッスンを通して発信している。「主イエスの恵み教会」所属。

■ B.B Wonderland公式サイト

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:佐伯玲子
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(43)東京に大地震!? 佐伯玲子

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(42)結婚の誓い 佐伯玲子

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(41)講演会に参加 佐伯玲子

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(40)月に行ってきた! 佐伯玲子

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(39)初デート 佐伯玲子

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 米合同メソジスト教会、保守派が新教団「グローバル・メソジスト教会」を発足

  • しっかりと韻を踏んだスカイアクション大作の続編にして贖罪の物語!「トップガン マーヴェリック」

  • サンフランシスコ大司教、ペロシ米下院議長の聖体拝領を禁止 中絶権の支持めぐり

  • 菊地功・東京大司教が新型コロナウイルスに感染 教区が発表

  • 「イスラム国」系グループ、キリスト教徒20人の処刑映像を公開 ナイジェリア

  • すみれ時計(6)とげのむち

  • 破顔一笑で一生幸せ 安食弘幸

  • 福音は力である?(その1)

  • 世界福音同盟と国際ユダヤ人委員会がエルサレムで歴史的会合 共通の関心事を模索

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(147)献身的な信仰者を求める日本社会(3)広田信也

  • アルケゴス社のビル・ファン氏、逮捕・起訴される 無罪主張

  • 「天の故郷」に帰った小坂忠さんに最後のお別れ 思い出のホールで追悼告別式

  • 「イスラム国」系グループ、キリスト教徒20人の処刑映像を公開 ナイジェリア

  • 菊地功・東京大司教が新型コロナウイルスに感染 教区が発表

  • 元外務官僚の牧師、日本維新の会の参院比例区支部長に

  • サンフランシスコ大司教、ペロシ米下院議長の聖体拝領を禁止 中絶権の支持めぐり

  • しっかりと韻を踏んだスカイアクション大作の続編にして贖罪の物語!「トップガン マーヴェリック」

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(147)献身的な信仰者を求める日本社会(3)広田信也

  • 燃えない症候群 佐々木満男

  • ニューヨーク便り(4)日常に「ゴールデンルール」があるニューヨーク

  • 「天の故郷」に帰った小坂忠さんに最後のお別れ 思い出のホールで追悼告別式

  • シンガー・ソングライター、牧師の小坂忠さん死去 73歳

  • 元外務官僚の牧師、日本維新の会の参院比例区支部長に

  • ひとり子を十字架につけられる程の愛 小坂忠

  • 16歳の高校生、洗礼受けた数時間後に銃弾受け死亡 米フロリダ州

  • 世界最高齢の田中カ子さん死去、119歳 戦後クリスチャンに 教会で幼稚園開設

  • 「悪」はいかに伝染するか 「心の闇」描くサイコサスペンス映画「死刑にいたる病」

  • 米教会銃乱射、牧師や信徒が命懸けで容疑者取り押さえ 犯行動機は台中関係への不満か

  • 同志社大神学部・神学研究科が公開シンポ「戦争と同志社」 戦時下知る有賀誠一氏が講演

  • 第4回日本ゴスペル音楽祭、4年ぶりオンラインで念願の開催

編集部のお勧め

  • ひとり子を十字架につけられる程の愛 小坂忠

  • 同志社大神学部・神学研究科が公開シンポ「戦争と同志社」 戦時下知る有賀誠一氏が講演

  • 第4回日本ゴスペル音楽祭、4年ぶりオンラインで念願の開催

  • 「妥協しない」テーマに ジーザス・レインズ、終戦記念日の8月15日開催へ

  • 「必ず日本にリバイバルは起こる」 首都圏イースター、高木康俊牧師がメッセージ

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 論説委員・編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2022 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.