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闇から光へ

闇から光へ~的外れからの解放~(39)初デート 佐伯玲子

2017年8月14日16時40分 コラムニスト : 佐伯玲子
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関連タグ:佐伯玲子

新日本プロレスとの食事会で意気投合し、演劇鑑賞の約束もして、順調にスタートしたAとの交流でしたが、その後、危機一髪の事態が起きたのです! それは、二次会のカラオケルームでのことでした。

ラジオ局に勤める友人K君が、得意の物まねを次々と披露・・・「西城秀樹がテニスボールだったら」に始まり、プロレスラーネタに突入。最後に「長州力」を披露したところで、「長州さんて、もっとこうなんじゃない?」と、ついダメ出しをしてしまったのです!

これぞ、物まね芸人の悲しい性・・・すぐに「しまった( ̄□ ̄;)!!」と思ったが、後の祭り・・・当然、「玲子ちゃんの長州が見た~い♪」という展開に! 他の時ならまだしも、目の前にはAが・・・しかも、この日が初対面。

「芸人」ではなく「乙女」でいたい・・・。やっと会えて、せっかく順調に来ているのに、長州力をやったら台無しではないか・・・。「お願い、振らないで・・・私に長州をさせないで!」。心の中で叫びました。が、それに反して、「長州」コールは増すばかり!!・・・「芸人」か「乙女」か??「乙女」か「芸人」か?? 迷ったあげく・・・「パァ~、オラァ~!!」・・・「芸人」が勝ちました。

Aは、一瞬固まったものの、すぐさま爆笑。しかも、一番笑っていました。「終わった・・・」と思いました。二次会は、私の心とは裏腹に、大いに盛り上がって終わりました。

帰りは、同じ方向ということで、Aたちと一緒のタクシーに乗りました。まだ、演劇鑑賞の連絡のための電話番号交換をしていませんでしたが、「長州力を真似する女となんて、行ってはくれないだろう・・・」と諦めていました。

ところが、「あの、これ、自分の連絡先なんで、日程決まったら連絡ください」と、メモを渡されたのです! 道場の電話番号だったので、「なぜ自宅を教えないのか?!」と不審に思ったのですが、海外遠征後は実家に戻っていて、母親が出ると照れ臭いから、ということでした。

いずれにしても、長州力を真似たことで、デートがご破算にならなかったのです。それどころか、「女性にもかかわらず、人前であんなに大胆に長州力をやってしまう人に会ったことがない!この人はタダ者ではない!」と、むしろ好意的に興味を持ったと、後になって聞かされました。神様が「すべてを働かせて益としてくださった」のでしょうか?!

その後、観劇に行く日程を決め、行くまでの期間、お互いのことや、その日にあった出来事などを頻繁に電話で話すようになっていました。まだ携帯があまり普及していない時代でしたから、Aは道場近くの等々力不動前にある公衆電話からかけてきてくれました。どんなに夜遅いときでも、お化けが大嫌いなのに、頑張って電話をくれました。

一度、通話中に突然「ゔぁぁぁぁー-!!」と、悲鳴を上げたことがありました。「ついに、等々力不動からお化けが出現か!?」と思いきや、Aの長電話を音も立てずに、ただ背後でじーっと待っていた「人」に気付き、勝手に驚いただけ・・・という、面白エピソードもありました(笑)。

そんな命がけ?!の電話の中、事務所の仲間、バカルディ(現:さまぁ~ず)の単独ライブに誘ったら、「行きたい!」とのこと。また1つ会う機会が増えたのです。初デートが、宮本亜門の舞台から、バカルディのお笑いライブに変わってしまいましたが、逆に、私たちらしい演出だったと思います。

そのような素晴らしい縁を神様が与えてくださっていたのに、私の的外れな信仰によって、やがて壊してしまうんだ・・・と、このコラムをつづりながら、「もっと早く間違いに気付いていたら・・・もっと早くイエス様に出会えていたら・・・離婚することはなかったのかもしれない」と、後悔の念に襲われ、落ち込みかけました。

すると、お腹から温かいものが込み上げて来て、「大丈夫。遅くはないよ」という声がして、しっかりと抱きしめられているのを感じました。「イエス様だ!!」・・・涙が溢れました。「告発者」は、ネガティブな感情で開いてしまったドアを狙って入り込もうとします。

しかし、その内側が聖霊で満たされていると、「ダメだコリャ!」と恐れて退散していきます。「イエス様に確実に守られている! イエス様は、いつも一緒にいてくださっているんだ!」と、あらためて感謝しました。

さて、Aとの付き合いが、少しずつ進展していた頃・・・Xでは、教祖Yの「月に行って来た! 私はかぐや姫」という話題で、大いに盛り上がっていました。そして、さらに話は、松本零士の「銀河鉄道999」、美内すずえの「アマテラス」へと展開し、やがて私たちは、その中に巻き込まれていきました。(つづく)

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◇

佐伯玲子

佐伯玲子

(さえき・れいこ)

愛知県豊田市出身。名古屋造形芸術短期大学造形芸術科プロダクトデザインコース卒業後、役者を目指し上京。幼少より得意だった物まねを生かし、ホリプロお笑い部門第1期生として、バラエティーやドラマ、舞台などで活動。結婚後は、プレイヤーの他、脚本、演出、プロデュースといった制作活動を行う。26歳の時に出会ったカルトの洗脳により、離婚、度重なる病やけがで、生命危機一髪の2012年秋、イエス・キリストに出会い、22年間に及ぶカルト洗脳から救われる。2015年春より、神様から賛美を使って歌って踊るエクササイズ「賛美クス」を与えられ、フィットネスを通した伝道を行っている。教会はもちろん、ノンクリスチャンの人たちに、賛美の「力」と「神様に感謝をささげることの喜び」を、ステージパフォーマンスやレッスンを通して発信している。「主イエスの恵み教会」所属。

■ B.B Wonderland公式サイト

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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