Skip to main content
2025年8月31日08時25分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
闇から光へ

闇から光へ~的外れからの解放~(34)トライアスロン 佐伯玲子

2017年6月5日08時00分 コラムニスト : 佐伯玲子
  • ツイート
印刷
関連タグ:佐伯玲子

テレビ朝日「お昼の独占!女の60分」で、「バイソン木村」(全日本女子プロレス)と戦い、全身傷だらけとなるも、無事生還した私でしたが・・・その傷も癒えぬ間に、次に与えられた挑戦が、なんと「トライアスロン」でした! プロデューサーに、「なかなか根性がある子だ!」と、気に入られてしまったからでした(^◇^;)。しかも、大会は1週間後! ほぼ満身創痍(そうい)のまま、大会地、鹿児島県指宿市へと向かいました。

トライアスロンなんて1度も体験したことがなく、トレーニングも受けていませんでした。にもかかわらず、「水泳1・5キロ、自転車40キロ、ジョギング10キロ、合計51・5キロを完走せよ!」というミッションが与えられたのです(:*▽*;)。不安を感じる私に、ディレクターは「海は遠浅だから、立ち止まりながら泳げるし、トライアスロン用自転車も、前日に指導を受ければ、すぐ乗れるから大丈夫だよ」と言いました・・・。

しかし!実際は水深4メートル! トライアスロン用自転車は、ペダルと足がベルトで固定されるため、うまく止まれず転倒の連続! やむなく、現地スタッフの通勤用マウンテンバイクで出場することになったのです。未経験で満身創痍な上、足の付かぬ深海を泳ぎ、競技自転車より重い自転車で出場しなければならない・・・。プロレスに続き、「アタッカー」の過酷さを思い知りました。

そして、大会本番!! 一斉に選手の皆さんと同時に海に飛び込んだ私! 最初はクロールで頑張って泳いだものの、人混みと波の抵抗ですぐさまギブアップ! しかし、足が付かずアップアップ!!「疲れたらボートにつかまれ」と言っていたディレクターを乗せた撮影隊の船は、はるか遠くに!! なんとか背泳ぎと、時々浮きながらを繰り返し進んで行く・・・。前方が見えず、同じ背泳ぎをしていたおじさんに乗り上げるハプニングも(;*0*;)。

ようやく岸にたどり着いた瞬間! 足がもつれてまともに歩けない! 水泳で無駄に足をバタつかせたせいで痺れてしまったのです! 後で経験者に聞いたら、自転車のために、水泳は主に手だけで泳ぐのがコツだそうで・・・。そんなことを知らなかった私は、ワナワナ状態の足を引きずり、やっとの思いで自転車をスタートさせました。

ほとんど平坦な道はなく、何度も「心臓破りの上り坂」を走りました。漕いでいるうちにお尻の筋肉が痛み出し、まともにサドルに座れない状態になって、引いて歩くこともありました。そのような状況にあっても、沿道で応援してくださる方たちの「頑張ってね~!」の熱いエールに必死で笑顔を作り応えました。そんな私を、車で並走しながら、涼しい顔で撮影しているディレクターに、怒りさえ感じるときがありました。

私が自転車のゴール地点にたどり着いたとき、すでにほとんどすべての選手は、慰労会が開かれるホテルへと行ってしまった後でした!「私1人だけで走るのか・・・」。切なくてぼうぜんとしていたとき、ディレクターが「佐伯、やめる? キツかったらやめてもいいぞ」と言うではありませんか!!「ここまで来て、やめられる訳ないでしょ!・・・と言うか、やめさせる気なんてないくせに!!」。ディレクターの問い掛けに応えず、無言で走り出しました。

皆が慰労会でおいしいビールを飲んでいるというのに、私は1人孤独に10キロの道を、ひたすら無言で走っていたのです。大会はすでに終わり、後片付けもされ、沿道にはもう、人もいませんでした。すると、途中から1人のおじさんがやって来て、一緒に走ってくださったのです! バイク(自転車)の審判をされていたMさんでした。Mさんからハイビスカスの花を頂き、それを手に一緒に走りました。

そして、街に入ると、商店街の皆さんがたくさん応援してくださったのです! 最後の選手たちを乗せたバスにも出会い、力強い応援を頂きました!!

再び、たくさんの応援に助けられ、力をもらった私は、随分と時間はかかりましたが、見事完走することができたのです!! これもきっと、皆さんを通して「天のお父様」が励ましてくださったのだ・・・「イエス様」が一緒に走ってくださったのだ・・・今は、そう思います。

しかし・・・結局、この時もX神のおかげだと信じた私は、その後、新たな窮地に立たされるのです!!(つづく)

<<前回へ     次回へ>>

◇

佐伯玲子

佐伯玲子

(さえき・れいこ)

愛知県豊田市出身。名古屋造形芸術短期大学造形芸術科プロダクトデザインコース卒業後、役者を目指し上京。幼少より得意だった物まねを生かし、ホリプロお笑い部門第1期生として、バラエティーやドラマ、舞台などで活動。結婚後は、プレイヤーの他、脚本、演出、プロデュースといった制作活動を行う。26歳の時に出会ったカルトの洗脳により、離婚、度重なる病やけがで、生命危機一髪の2012年秋、イエス・キリストに出会い、22年間に及ぶカルト洗脳から救われる。2015年春より、神様から賛美を使って歌って踊るエクササイズ「賛美クス」を与えられ、フィットネスを通した伝道を行っている。教会はもちろん、ノンクリスチャンの人たちに、賛美の「力」と「神様に感謝をささげることの喜び」を、ステージパフォーマンスやレッスンを通して発信している。「主イエスの恵み教会」所属。

■ B.B Wonderland公式サイト

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:佐伯玲子
  • ツイート

関連記事

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(33)バイソン木村とのプロレス対決 佐伯玲子

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(32)プロレスラー養成特訓 佐伯玲子

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(31)体当たりレポート 佐伯玲子

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(30)Xのお告げ 佐伯玲子

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(29)祈願の「ドラマ」班へ 佐伯玲子

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • ワールドミッションレポート(8月31日):ガーナのリグビ族のために祈ろう

  • ウクライナ、米大衆伝道者フランクリン・グラハム氏に勲章授与 人道支援を評価

  • ワールドミッションレポート(8月30日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(4)

  • イエス様と共に働く 菅野直基

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(10)抗黙示思想 臼田宣弘

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 21世紀の神学(30)伊藤貫氏が提唱する古典教育とセオセントリズムの復権 山崎純二

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.