佐々木満男
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同調圧力に負けない力 佐々木満男
日本人の協調性は素晴らしい特質であると思う。他の人の立場を尊重し、お互いに譲り合い仲良く生活することである。しかし、それが過度になると、お互いに縛りあうことになり、非常に窮屈になってくる。
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幸福を宣言する 佐々木満男
10年ほど前から、国連の持続可能な開発ソルーション・ネットワーク(SDSN)が世界150カ国の幸福度ランキングを発表している。2022年版では、フィンランドが5年連続1位を占め、日本は54位にランクされた。
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燃えない症候群 佐々木満男
「これから日本の引きこもりの方々に希望を与える福音宣教の働きをしたいと思います」。知人のシンガポールのクリスチャン・Aさんは、所属していた宣教団体を定年で退職するに当たり、私にこう語った。
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気付く力 佐々木満男
証拠がないために、勝つべき訴訟が暗礁に乗り上げてしまった。依頼会社から大きな段ボール十数箱で山ほど書類が届いたが、その膨大な資料をいくら調べても、一番肝心な事実を証明する証拠が見つからなかった。
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日本を守ろう! 佐々木満男
「憲法第9条は、敗戦という未曽有の苦難を通して日本が神から授かった特別な恵みであり、特別な使命である。故に、外国から攻められることがあっても、日本は神によって必ず守られる」。クリスチャンであり東大総長であった矢内原忠雄氏の理想的絶対平和主義の見解である。
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時が良くても悪くても 佐々木満男
「福音の伝道が法律で禁止されました。どうか祈ってください」。何年か前に、マレーシア最大のプロテスタント教会を立ち上げたレイモンド・ムーイ牧師からこう言われた。
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いつも喜ぶ秘訣 佐々木満男
「当警察署に留置されている被疑者が、『ささき弁護士に接見に来てほしい』と言っています。どうされますか?」某警察署の留置係から電話が入った。被疑者の名前を聞くと、最近知り合ったA氏だった。
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希望の年 佐々木満男
2022年の私の抱負は、「希望」である。「おじいちゃん、おばあちゃん、ちょっと座って。ボク、重大な話があるんだ!」。小学校5年生のA君から突然そう言われた祖父母は、「いったい何事か」と驚いて、A君の前に神妙に正座した。
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岩の上に建てる 佐々木満男
宇宙万物の創造主・全知全能の父なる神を信じる者は、世において神を体現する「神の子」として当然に強くあるべきである。パウロは「男らしく強くあってほしい」「キリストの偉大な力によって強くなりなさい」と言っている。
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当たって砕けろ 佐々木満男
「『当たって砕けろ』ってよく言いますけど、意味が分かりません。当たって砕けたら、自分がなくなっちゃうじゃないですか?」こう聞かれたことがある。
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心の癒やし 佐々木満男
眞子さま(内親王殿下)と小室圭さんの結婚発表の際に、眞子さまが「複雑性PTSD」を患っていることが知らされ、大きな話題になった。PTSDとは「心的外傷後ストレス障害」と言われ、「命の安全が脅かされるような出来事…
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問題よりも解決に思いを向ける 佐々木満男
「とても言いづらいのですが、被害者が加害者に和解金を払ったらどうですか?」ある裁判の和解交渉で、裁判官が思い切った提案をしてきた。「そんなばかな!とんでもありません!」私が代理していた被害者は、一言のもとに裁判官の和解案を拒絶した。
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一矢の祈り 佐々木満男
「う~っ、う~っ、う~っ」。行きつけのスターバックスで聖書を読んでいたとき、いつも一人で来ている車椅子の女の子が、大きく体を捻じ曲げ苦しそうに唸り始めた。彼女は全身まひで、コーヒーを飲むにも大変な動作が必要だった。
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賞を得るように走る 佐々木満男
1年延期された東京オリンピックが、さまざまな批判と困難を乗り越えて、ついに開催された。日本は国際社会に対して開催国としての責任を立派に果たし、日本人選手たちの目覚ましい活躍により、中国、米国に次ぐ、第3位のメダル獲得国になった。
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炎のランナー 佐々木満男
東京オリンピック用の小冊子『大会の歴史と物語』を福音伝道の目的で配布している。クリスチャンでない人にも非常に好評で、中には「家族に読ませたいので、もう2冊頂けませんでしょうか?」という問い合わせも来ている。
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孤独感からの解放 佐々木満男
「主人が亡くなってから話し相手がいなくなりました。もう一週間も誰とも話していません。こうして、どんどんボケていくのかと思うと、とても心配です」。相続の打ち合わせのため、外出できない高齢者のお宅を訪問することが多くなってきた。
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委ねる 佐々木満男
「お話を聞いていただいた日の夜から、数カ月ぶりにぐっすり眠れました。本当にありがとうございました」。このようなお礼のメールを、対人関係の大きな悩みを抱えて相談に来られた方から頂いた。
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人のせいにしない 佐々木満男
多くの問題の原因は人間関係のもつれにある。もつれた結果を相手のせいにすると、その人を恨み続けてしまう。こうして否定的な思いにとらわれていると、すべての物事が否定的に思われ、家族や他の人との関係もうまくいかなくなり、自分の心も体も病んでいく。
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真実は何か? 佐々木満男
「往生際が悪い」。「悪あがきをしている」。無罪を主張し続けている刑事被告人に対し、マスコミがこぞって彼を有罪と断定して浴びせる言葉である。でも、判決では無罪を宣告されることがよくある。
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自殺願望からの解放 佐々木満男
2020年は新型コロナウイルスによって世界中が大混乱になった。日本では死者も少なく、次第に落ち着いてきたが、ウィズコロナが心配される。経済は、政治は、来年のオリンピックは、会社は、就職は、結婚は、子育ては・・・心配したら切りがない。
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