Skip to main content
2022年6月29日11時21分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

思い通りに行かなくて当たり前 佐々木満男

2020年10月17日09時53分 コラムニスト : 佐々木満男
  • ツイート
印刷
関連タグ:佐々木満男

1. 最高裁上告事件

「当裁判所で審理することになりますのでお知らせします」

こんなシンプルな通知が最高裁判所から届いた。だが、この通知には非常に重要な意味がある。ある民事事件の裁判で、一審(東京地裁)、二審(東京高裁)ともに完全敗訴だった。最高裁に上告したが、とうてい勝ち目はない。なぜなら、最高裁に上告してもほとんどが門前払いで、審理もしてもらえない。統計によると、なんと、上告事件が裁判所で審理される(判決が出る)確率は1・5%しかない。だが、審理さえしてもらえれば、75%は勝訴できるのである。

常識的にはまったく勝ち目はないと思ったが、神の奇跡の勝利を信じ、祈って上告した。そうしたら審理する旨の通知が来て、俄然、逆転勝訴の見込みが出てきたのだ。「信じられません!」と依頼人は驚喜した。彼にとってはこの裁判で勝つか負けるかは、その後の人生において天国と地獄ほどの差が出てくるからだ。また、最高裁の判決は社会に大きな影響を与える力があるからだ。

裁判で一審、二審と連続して敗訴すると、失望してしまい戦う意欲が薄れてくる。最高裁に上告するには費用もかかるし、勝訴の見込みはほとんどないとなると、諦めるのが普通である。しかし、神を信じていると、一審でなぜ負けたのか、また二審でもなぜ負けたのか、その都度その理由を謙虚に反省して、最後まで諦めないで挑戦する勇気が湧いてくる。

2. 思い通りに行かなくて当たり前

「東京オリンピック・パラリンピックを一年延期する」。2020年3月24日、安倍首相とバッハIOC会長との間の電話会談でこう合意された。コロナウイルスによって長年準備してきたオリンピックが延期されてしまうことなど、一体誰が想定しただろうか。

自分の過去を振り返ってみても、物事は思い通りに行かない方がはるかに多い。また、誰もが紆余曲折の人生を歩んでいるではないか。人の能力や知識や経験には限りがあるからである。物事が思い通りに行かないからといって、がっかりしたり、他の人を非難したりしていると、ますます精神的に落ち込んでしまう。でも、謙虚に考えてみれば、物事がすべて自分の思い通りに行くと思うことは高慢でないか。人間はすべて全能の父なる神の恵みの中で生かされている存在である。神のみこころに従わず自分勝手に計画を立ててもうまく行くはずがない。初めはうまく行っても、やがては破綻してしまう。

だから、思い通りに行かなくて当たり前なのである。「物事は思い通りに行かないのが当たり前なのだ」と思うと気が楽になる。状況や人のせいにしなくなる。「また、うまく行かなかった。どうしたらうまく行くのだろうか」と前向きに考えることができる。その都度、悔い改めて、神のみこころに立ち帰り、神の導きに従いながら生きるのである。そうすれば、神の計画がその人のために実現していく。私たちに対する神の計画は、平安と将来と希望を与えようとするものである(エレミヤ29:11)。

あすのことを誇るな。一日のうちに何が起こるか、あなたは知らないからだ。(箴言27:1)

よく聞きなさい。「きょうかあす、これこれの町へ行き、そこに一か年滞在し、商売をしてもうけよう」と言う者たちよ。あなたがたは、あすのこともわからぬ身なのだ。(ヤコブ4:13、14)

◇

佐々木満男

佐々木満男

(ささき・みつお)

弁護士。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL. M)。インターナショナルVIPクラブ東京大学顧問。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:佐々木満男
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • キリストの恵みによって強くなる 佐々木満男

  • 人を騙さないためには 佐々木満男

  • 神の国と神の義、天の御国の戦いとは? 佐々木満男

  • 人のピンチは神のチャンス 佐々木満男

  • 死に至る病 佐々木満男

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 米連邦最高裁「ロー対ウェイド」判決覆す、中絶の是非は各州の判断へ

  • バチカン銀行、21年の純利益は26億円 過去2年に比べ半減

  • 沖縄復帰50年 NCC、カトリック正平協が「沖縄慰霊の日」に声明、談話

  • 癒やしの信仰を拡大させよう 万代栄嗣

  • 神様のご計画の中を歩んでいるか 加治太郎

  • ハンガーゼロ、西南学院大が包括連携協定締結

  • スマホが動くのも量子力学のおかげ? 東工大名誉教授を講師にサイエンスカフェ

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(76)聖書と考える「タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって!」

  • 米南部バプテスト連盟、新議長にバート・バーバー牧師 1期で議長交代は数十年ぶり

  • 壊れやすい土の器に宝が! 菅野直基

  • 米連邦最高裁「ロー対ウェイド」判決覆す、中絶の是非は各州の判断へ

  • 【対談企画】参議院全国比例区立候補予定者・金子道仁牧師ってどんな人?(1)日本のチャーチスクールを救いたい

  • 神様のご計画の中を歩んでいるか 加治太郎

  • 癒やしの信仰を拡大させよう 万代栄嗣

  • 【対談企画】参議院全国比例区立候補予定者・金子道仁牧師ってどんな人?(3)子ども8人のビッグダディ

  • スマホが動くのも量子力学のおかげ? 東工大名誉教授を講師にサイエンスカフェ

  • 沖縄復帰50年 NCC、カトリック正平協が「沖縄慰霊の日」に声明、談話

  • ルカ福音書を読む(11)「してほしいことを人にもしなさい」―新約聖書の黄金律― 臼田宣弘

  • ハンガーゼロ、西南学院大が包括連携協定締結

  • バチカン銀行、21年の純利益は26億円 過去2年に比べ半減

  • 【対談企画】参議院全国比例区立候補予定者・金子道仁牧師ってどんな人?(1)日本のチャーチスクールを救いたい

  • 必要なのは「キリストの基礎知識」 国分寺の教会が無料のオンライン聖書講座

  • 4K映像で再び劇場に!「ショーシャンクの空に」 キリスト教的世界観をベースに描き出された希望の寓話

  • 【対談企画】参議院全国比例区立候補予定者・金子道仁牧師ってどんな人?(3)子ども8人のビッグダディ

  • 【ペンテコステメッセージ】衰退し続ける教会の起死回生の決定打としての聖霊 手束正昭

  • ロシア正教会モスクワ総主教庁、渉外局長のイラリオン府主教を解任

  • ラムゼイ・ハント症候群告白のジャスティン・ビーバー「イエス様が僕と共にいてくれる」

  • トルコで巨大な地下都市跡発見、最大7万人居住 迫害下の初期キリスト教徒らが建設か

  • ニューヨーク便り(6)米国の大学で学びながら考えた「日本でクリスチャンが少ない理由」

  • 【対談企画】参議院全国比例区立候補予定者・金子道仁牧師ってどんな人?(2)教会は地方創生の鍵

編集部のお勧め

  • 【対談企画】参議院全国比例区立候補予定者・金子道仁牧師ってどんな人?(1)日本のチャーチスクールを救いたい

  • 被害者が加害者になる連鎖を断ち切るには? 「記憶の癒やし」のラプスレー司祭が講演

  • 必要なのは「キリストの基礎知識」 国分寺の教会が無料のオンライン聖書講座

  • 教会でウクライナ支援コンサート、現地で難民支援するハンガーゼロのスタッフが報告

  • ひとり子を十字架につけられる程の愛 小坂忠

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 論説委員・編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2022 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.