佐々木満男
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粘り強さに勝るものはない 佐々木満男
2年ほど前に仕事で山梨県の韮崎市を訪問した折に、地元で有名な日帰り温泉施設「ノーベル賞温泉」に立ち寄った。正式な名称は「武田乃郷白山温泉」。甲斐の武田信玄が築城した「白山城」の麓に湧出した温泉である。
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見よ、わたしは新しいことをする 佐々木満男
AI(人工知能)の発展により ChatGPT(高度なAI技術によって、人間のように自然な会話ができるAIチャットサービス)が爆発的に普及し始めた。最新版の ChatGPT‐4 は、さまざまな分野で新しい変革をもたらすといわれている。
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逆風と波の中で 佐々木満男
人生はある意味で「湖の上を小舟に乗り、向こう岸(目的地)にこいでいく」ようなものである。天気予報を調べて今日は大丈夫だと思い、太陽の日差しを浴び、心地よいそよ風に押されながら、美しい湖の上を順調にこいでいく。
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「石の心」と「肉の心」 佐々木満男
聖書には「石の心」と「肉の心」について書かれている。「石の心」とは、冷たくかたくなな心であり、「肉の心」とは、血の通った温かく柔軟な心である。また「石の心」とは「古い心」(古い霊)である。
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覚悟が全てだ 佐々木満男
“Readiness is all.”(覚悟が全てだ) ――シェークスピアの小説『ハムレット』の中の有名な一文である。直訳は「準備が全てだ」であるが、「すでに心の準備が整った。さあ、やるぞ!」という不退転の覚悟を決めることを意味する。
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証人になる 佐々木満男
弁護士として民事・刑事裁判の証人尋問を数多く経験してきた。ある時、刑事裁判で被告人の情状証人として自分が証人台に立つことになった。初めての経験なので非常に緊張した。
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1ミリの勝負 佐々木満男
「サッカー・ワールドカップ・カタール2022」の1次リーグ3試合目の日本対スペイン戦で、日本代表MF三笘(みとま)薫選手がゴールラインを出る寸前のボールに快速で追いつき、ゴール前にいた同MF田中碧選手にクロスボールを出す。
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自信を持つ 佐々木満男
日本の中高生の自己肯定感(自尊心、自信)は世界でも最低レベルといわれている。「私は価値がある人間だと思う」に「はい」と回答した人の割合が、米国57%、中国42%、韓国20%、日本8%であった。
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政治と宗教との関わり 佐々木満男
現在、旧統一協会と政治家のつながりが大きく報道される中で、それを憲法違反だと考える人や、政教分離という観点からそれを問題視する人が多くいます。法律論として考えると、憲法で定められているのは「国家と宗教」の分離であって、「政治と宗教」の…
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加害者意識と被害者意識の食い違い 佐々木満男
還暦を迎えこれが最後の同級会だということで、小学校の同じクラスの食事会に仲間が10数人集まったとき、みんなの前である女性からこう言われて返事に困った。私はその女性からいじわるされた記憶はあるが、彼女をいじめた記憶は全くなかった。
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重荷を軽くするには 佐々木満男
「人の一生は重荷を負うて遠き道をゆくがごとし」。徳川家康のこの人生訓は日本人の心に響くものがある。「心配で心配で、夜も眠れず、仕事も手につかず、食欲もありません」。こう言って相談に来た方は、心労のため体重が15キロもやせてしまった。
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言葉の実現力 佐々木満男
「被告人を懲役3年に処する」。刑事裁判で裁判官がこう判決を言い渡す。そうすると、被告人は否応なしに刑務所に入れられ、そこで3年間働かなければならない。「被告は原告に対し金2千万円を支払え」。民事裁判で裁判官がこう判決を言い渡す。そうすると…
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自分の心を見守る 佐々木満男
「私が担当した大学院生の素行が悪いので注意したら、その学生が逆切れして、大学のアカハラ委員会に訴えてきました。相談に乗ってくれませんか」。知り合いの大学教授からこう頼まれた。
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同調圧力に負けない力 佐々木満男
日本人の協調性は素晴らしい特質であると思う。他の人の立場を尊重し、お互いに譲り合い仲良く生活することである。しかし、それが過度になると、お互いに縛りあうことになり、非常に窮屈になってくる。
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幸福を宣言する 佐々木満男
10年ほど前から、国連の持続可能な開発ソルーション・ネットワーク(SDSN)が世界150カ国の幸福度ランキングを発表している。2022年版では、フィンランドが5年連続1位を占め、日本は54位にランクされた。
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燃えない症候群 佐々木満男
「これから日本の引きこもりの方々に希望を与える福音宣教の働きをしたいと思います」。知人のシンガポールのクリスチャン・Aさんは、所属していた宣教団体を定年で退職するに当たり、私にこう語った。
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気付く力 佐々木満男
証拠がないために、勝つべき訴訟が暗礁に乗り上げてしまった。依頼会社から大きな段ボール十数箱で山ほど書類が届いたが、その膨大な資料をいくら調べても、一番肝心な事実を証明する証拠が見つからなかった。
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日本を守ろう! 佐々木満男
「憲法第9条は、敗戦という未曽有の苦難を通して日本が神から授かった特別な恵みであり、特別な使命である。故に、外国から攻められることがあっても、日本は神によって必ず守られる」。クリスチャンであり東大総長であった矢内原忠雄氏の理想的絶対平和主義の見解である。
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時が良くても悪くても 佐々木満男
「福音の伝道が法律で禁止されました。どうか祈ってください」。何年か前に、マレーシア最大のプロテスタント教会を立ち上げたレイモンド・ムーイ牧師からこう言われた。
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いつも喜ぶ秘訣 佐々木満男
「当警察署に留置されている被疑者が、『ささき弁護士に接見に来てほしい』と言っています。どうされますか?」某警察署の留置係から電話が入った。被疑者の名前を聞くと、最近知り合ったA氏だった。
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「カトリックジャパンニュース」がスタート カトリック新聞は休刊