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証人になる 佐々木満男

2023年4月17日13時50分 コラムニスト : 佐々木満男
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1. 刑事被告人の証人になる

弁護士として民事・刑事裁判の証人尋問を数多く経験してきた。ある時、刑事裁判で被告人の情状証人として自分が証人台に立つことになった。

初めての経験なので非常に緊張した。被告人とは長年の知り合いであったことから、彼の人となりを説明した後、「被告人と毎週一度は面会して被告人を補導します」と証言した。

彼には前科があったので、通常であれば実刑のところだが、判決で執行猶予になった。弁護士だから偽証はしないだろうと裁判官に特別に信頼されたのかもしれない。このように証言の力は非常に大きい。

証人は事実について自分が知っていること、また他の人についての自分の評価を正直に述べなければならない。もし証人が意図的に虚偽の事実や虚偽の評価を述べるならば、偽証罪で罰せられる。また、証人が正当な理由なく証言を拒否した場合には証言拒否罪になる。

2. キリストの証人になる

「クリスチャンになってもよいが、人前で証しすることだけはやりたくない」

集会でクリスチャンの証しを聞くたびにこう思った。なぜなら、「自分は証しをするに値するほどの人間なのか」「証しをしたら皆から自分の言動が注目されて逃げ場がなくなってしまうのではないか」などと恐れたからである。

しかし、聖書には真の神を信じる者は神の証人であると書かれている(イザヤ43:10、12)。また、キリストを信じる者はキリストの証人であるとも書かれている(使徒1:8)。「人の前でわたしを拒む者を、わたしも天にいますわたしの父の前で拒むであろう」(マタイ10:33)とまで書かれている。

証人の任務は証言することである。神の証人は神について、キリストの証人はキリストについて、証言する責任がある。「自分がいかに社会に貢献したか」とか、「自分がいかに立派な人物であるか」とかを証言するのではない。

私はキリストを信じてからも人前で証しをすることを極力避けていたが、ついに、ある集会で証しをせざるを得なくなった。やむを得ず、勇気を出してスピーチの前に自分の証しを紙に書き、当日はその証しの文書を棒読みした。ところが、意外にもそれが好評を博し、集会後に、「ぜひ知り合いに読んでもらいたいので、あなたの手書きの原稿の写しを頂けませんか」という方が現れた。その方がその写しを数十部コピーして配ったら、受け取った方々がさらにコピーして配っていると聞き、とても驚いた。

結局、その証しがきっかけで、各種の新聞や雑誌に私の証しが掲載され、ラジオやテレビに出て証しをすることになった。当時、日本でも始まったばかりのインターネットに載せたところ、日本だけでなく海外にいる日本人からも反響があり、「聖書を読んでいます」「教会に行き始めました」「キリストを信じました」「伝道者になる決心をしました」という報告が相次いだ。私が所属していた国際的法律事務所の弁護士や職員の何人もがネット上の私の証しを読んでキリストを信じるに至った。

3. 本当のキリストの証人は聖霊ご自身である

「父のみもとから来る真理の御霊が下る時、それはわたしについてあかしをするであろう」(ヨハネ15:26)

クリスチャンの証しに力があるのは、聖霊の力によるのである(使徒1:8)。私も他のクリスチャンの証しを聞いて聖霊の力により信仰を持った一人である。

聖書では、キリストの証人は殉教者をも意味している。証しの影響力によりあまりにも多くの人々が信仰へ導かれていくために、反対する勢力から証人たちが迫害され、弾圧されるのである。

ビジネスマンの伝道を目的にしたインターナショナルVIPクラブは、証しを中心にした社会人の伝道団体であるが、短期間に日本および世界に200カ所以上も支部ができた。これはまさに証しの力である。

多くのクリスチャンが勇気をもって証ししていくならば、聖霊の力によって福音はあっという間に日本中に広がっていくと思う。

◇

佐々木満男

佐々木満男

(ささき・みつお)

弁護士。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL. M)。インターナショナルVIPクラブ東京大学顧問。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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