Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

きっかけ 佐々木満男

2023年12月15日09時46分 コラムニスト : 佐々木満男
  • ツイート
印刷
関連タグ:佐々木満男

1. ふとしたことがきっかけで

ある時、教会の礼拝で証しを頼まれた。ちょうどその頃、インターネットでブログを始めたばかりで、福音を幅広く伝えるには非常に有効なツールであることを体験していた。そこで、教会の皆さんにぜひブログ伝道を始めるように強く勧めたところ、誰も関心を示してくれず、その場が非常にしらけてしまった。

その数日後「当日はせっかく良い証しをしてくださったのに、教会員の反応が全くなくて申し訳ありません。でも、その晩から私がブログを始めました」というメールをK牧師から頂いた。

しばらくしてK牧師のブログを読んでみると、アメーバブログ(通称「アメブロ」)という月間来訪者数(延べ)7500万人という日本最大級のブログメディアの中年層ジャンルで、アクセス数100番台に近い上位ランキングを占め、にほんブログ村(同じような総合ブログサイト)のキリスト教ジャンルでは常にトップを独占していたのでとても驚いた。K牧師にとって私の証しが「良いきっかけ」になったことを主に感謝している。

しかし、逆の事例もある。ある知人がたまたまフェイスブックで知り合った外国人から心の悩みを打ち明けられ、親身になって相談に乗っていた。そのうちに「あなたはとても親切な方で大変助かりました。実は、私はがんの末期で余命数カ月です。生涯独身で家族がいないため、これまでのお礼として、死んだときには私の全遺産を受け取っていただきたく、あなたを受取人として指定させていただきました。どうぞ、私に代わって、困っている方々を助けるために使ってください」と弁護士作成の遺言書を郵送してきた。

これを真に受けた知人は、その後相手から次々に金銭的な要求を受けるようになったが、何も疑わないでそれに応じているうちに数千万円も出費してしまった。ところが、その相手はプロの国際的ネット詐欺師であり、その遺言書は偽造されたものであった。今では、知人は自宅を売り払い、生活保護を受けて暮らしている。世の中には、この種の「悪いきっかけ」もあふれている。

2.「良いきっかけ」づくりをしよう

物事が大きく進展していくには、なんらかの「きっかけ」がある。その「きっかけ」をどのように受け止めていくかは本人の責任でもある。

「良いきっかけ」と「悪いきっかけ」とがあるとすると、私たちは常に「良いきっかけ」を他者に提供するべきではないだろうか。「最高に良いきっかけ」は言うまでもなく、福音を伝えることにより、人々がキリストを信じて、永遠の命を持つ「神の子」になるように導くことである。

私は学生の頃、校門の前で一枚のビラをもらった。普段はビラなどは受け取らず無視して通り過ぎていたが、なぜか、その時はふと受け取ってしまった。それは英会話の集会案内であった。そしてまた、ふと参加してみたら、英語のバイブルスタディーの集会であった。

宗教には全く興味がなかったので、キリストを信じるまでには長い年月がかかったが、あの一枚のビラを受け取らなければ、私はいまだに神を知らずに、人生をむなしくさまよっていたに違いない。そのビラを配り、私に「良いきっかけ」を与えてくれた方に心から感謝している。

「朝のうちに種をまけ、夕まで手を休めてはならない。実るのは、これであるか、あれであるか、あるいは二つともに良いのであるか、あなたは知らないからである」(伝道の書11:6)

「御言葉を宣べ伝えなさい。時が良くても、悪くても、それを励みなさい」(2テモテ4:2)

◇

佐々木満男

佐々木満男

(ささき・みつお)

弁護士。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL. M)。インターナショナルVIPクラブ東京大学顧問。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:佐々木満男
  • ツイート

関連記事

  • まかぬ種は生えぬ 佐々木満男

  • 粘り強さに勝るものはない 佐々木満男

  • 見よ、わたしは新しいことをする 佐々木満男

  • 逆風と波の中で 佐々木満男

  • 「石の心」と「肉の心」 佐々木満男

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.