Skip to main content
2026年1月12日12時00分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

問題よりも解決に思いを向ける 佐々木満男

2021年9月15日14時48分 コラムニスト : 佐々木満男
  • ツイート
印刷
関連タグ:佐々木満男

1. 被害者が加害者に和解金を払う

「とても言いづらいのですが、被害者が加害者に和解金を払ったらどうですか?」

ある裁判の和解交渉で、裁判官が思い切った提案をしてきた。「そんなばかな!とんでもありません!」私が代理していた被害者は、一言のもとに裁判官の和解案を拒絶した。「やっぱりダメですか」と失望した裁判官は、変な和解案を提示したことを後悔していた。

和解交渉が決裂して、裁判は暗礁に乗り上げてしまった。事実関係が複雑な上に、加害者にも多少の言い分があり、裁判が進行するほどこじれて収拾がつかない。裁判官もどうまとめてよいのか分からず頭を痛めていた。

裁判に勝っても加害者に資力がないから、判決が空手形になることは目に見えている。そこで、被害者は訴えを取り下げる申請をした。しかし、感情的になっていた加害者は、訴訟取り下げに同意しなかった。加害者としてはどうせ負けても失うものはないから、腹いせに最後まで争って被害者を困らせてやろうという魂胆だ。おそらく、加害者は第一審で負けても、高裁に控訴し、最高裁に上告するだろう。

裁判の期日に重い気持ちで法廷に向かっているとき、突然「解決!」という言葉が繰り返し強く心に響いてきた。「そうだ、どうしても解決できないような問題も、全知全能の神には解決できる! もういい加減に解決しなさいということだ」。私は思い切って被害者を説得した。

「これ以上争っても、時間と費用がかかるだけです。これからの裁判費用を考慮して、少額の和解金を払って裁判を終わりにしたらどうですか?」「なんですって! 私の代理人なのに、相手方の味方をするんですか? 被害者が加害者に和解金を払うなんてあり得ないことです!」こう言って不機嫌になり、しばらく考えていたが、「いや、佐々木弁護士の言う通りです。これ以上争いを続けても、何のメリットもありません。裁判のストレスで、仕事にも支障をきたす状態が続くことは、もう耐えられません」と、加害者に和解金を払うことに同意して、和解が成立した。

2. 弁護士が相手方に和解金を払う

妻に不満を持っていた夫の様子がおかしいので、探偵を雇って調査したら、夫が不倫をしていることが発覚した。妻は不倫相手に対して慰謝料を請求する裁判を起こした。すると、相手の女性は「あなたの夫のせいで不倫関係になってしまった」として、夫に対して同額の慰謝料を請求した。

私は夫の代理人になったが、裁判は三つ巴の非常に醜い争いになった。判決で、夫が不倫相手の女性に慰謝料を払い、彼女は受領した慰謝料をそのまま妻に払うことになった。ところが、夫は資力がなく慰謝料を払うことができない。夫が払わなければ、不倫相手の女性は妻に払うことができない。当然、夫婦仲はますます険悪になっていく。

事務所で問題の解決を祈っていたら、「あなたが夫の慰謝料を払えば、問題は解決するではないか」という主の導きを感じた。「無料で代理人を引き受けた上に、依頼者の慰謝料まで払うなんて!」と内心ではかなりの抵抗があったが、導きに従い依頼者にそう提案した。夫からそれを聞いた妻は非常に感動して、不倫女性に対する慰謝料請求を放棄した。結果として、夫婦ともに悔い改め、今でも円満に暮らしている。

3. 神の和解の方法

人間は父なる神に反抗して、神を傷つけてきた。しかし、被害者である神は、加害者である人間に御子イエス・キリストを与えて、和解を実現してくださった。キリストこそ神が支払った人類最高額の和解金である。

「御子の死によって神との和解を受けた」(ローマ5:10)

◇

佐々木満男

佐々木満男

(ささき・みつお)

弁護士。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL. M)。インターナショナルVIPクラブ東京大学顧問。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:佐々木満男
  • ツイート

関連記事

  • 一矢の祈り 佐々木満男

  • 賞を得るように走る 佐々木満男

  • 炎のランナー 佐々木満男

  • 孤独感からの解放 佐々木満男

  • 委ねる 佐々木満男

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 英ポルノ女優リリー・フィリップスさんが受洗 心からの回心?売名行為? 真意巡り議論

  • いのちのことば社、元職員の不適切な会計処理巡る質問・意見への回答を公表

  • 米福音派の著名作家、フィリップ・ヤンシー氏が不倫を告白 執筆・講演活動から引退

  • 喜びの連鎖反応と拡大 万代栄嗣

  • 心を騒がせないためには 佐々木満男

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(239)三柱鳥居に心を寄せて 広田信也

  • 米ダラス神学校、アラビア語によるカリキュラムを開始

  • あなたは命を宿す器 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(1月11日):インド 一粒の麦:ハンセン病患者たちに仕えた宣教師一家の物語③

  • ワールドミッションレポート(1月9日):インド 一粒の麦:ハンセン病患者たちに仕えた宣教師一家の物語②

  • いのちのことば社元職員が不適切な会計処理、数千万円規模か 社長は引責辞任へ

  • いのちのことば社、元職員の不適切な会計処理巡る質問・意見への回答を公表

  • 米のベネズエラ攻撃・大統領拘束に対する現地の福音派キリスト者の反応

  • 米福音派の著名作家、フィリップ・ヤンシー氏が不倫を告白 執筆・講演活動から引退

  • 韓国の国民的俳優、アン・ソンギ氏死去 カトリック信者、教皇司式のミサで聖書朗読も

  • 【クリスマスメッセージ】この世に来られた救い主―イエス・キリスト 渡部信

  • ノートルダム大聖堂のステンドグラス変更に33万人以上が反対 マクロン大統領の肝いり

  • 日本聖書神学校、2026年度から「基礎科」新設

  • 東京女子大学、次期学長に東大副学長の太田邦史氏

  • ワールドミッションレポート(1月3日):イラク 今も生きて働く神―絶望の地下牢を征服する福音の光③

  • いのちのことば社元職員が不適切な会計処理、数千万円規模か 社長は引責辞任へ

  • いのちのことば社、元職員の不適切な会計処理巡る質問・意見への回答を公表

  • 米のベネズエラ攻撃・大統領拘束に対する現地の福音派キリスト者の反応

  • 米福音派の著名作家、フィリップ・ヤンシー氏が不倫を告白 執筆・講演活動から引退

  • 【クリスマスメッセージ】この世に来られた救い主―イエス・キリスト 渡部信

  • ノートルダム大聖堂のステンドグラス変更に33万人以上が反対 マクロン大統領の肝いり

  • 韓国の国民的俳優、アン・ソンギ氏死去 カトリック信者、教皇司式のミサで聖書朗読も

  • 英ポルノ女優リリー・フィリップスさんが受洗 心からの回心?売名行為? 真意巡り議論

  • 日本聖書神学校、2026年度から「基礎科」新設

  • 戦争と不安の時代、一年の初めに神の名を心に留める意味 山崎純二

編集部のおすすめ

  • 上智大学キリシタン文庫が初の貴重資料展、キリシタン版や大友宗麟書状など30点を公開

  • 給食で子どもたちに笑顔と教育の機会を 最貧国マラウイを支援する「せいぼじゃぱん」

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.