論説・コラム
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山上の垂訓から学ぶ「キリストの人材教育」(31)柔和な人は、自分に正直である人です 黒田禎一郎
このことを分かりやすく言うならば、「誠実」ということです。誠実とは仕事人のキーワードです。言葉で私たちは上手を言えても、10年、15年と付き合えば、人柄は分かってきます。
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本当に恐れるべきこと 菅野直基
人が才能を使わないで埋もれさせてしまう原因は、失敗に対する恐怖心からです。仮に失敗したとしても、ずっと失敗者になってしまう訳ではありません。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(39)試練を強く闘うには 米田武義
今回は病気の試練であったが、前回はいわば人間関係によるものであった。当時、バブル経済崩壊の影響を受け、当社の大口得意先がバタバタと廃業や倒産に追い込まれ、当社の経営内容は見る見るうちに悪くなっていった。
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FINE ROAD―世界のモダンな教会堂を訪ねて(8)デンマークの教会⑦ 西村晴道
からりと晴れたさわやかな朝、レトラーセン宣教師が迎えに来てくださった。コペンハーゲンから車で30分、先生がかつて牧師をしていたヘアレウ教会に着いた。
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エステルのように ―脳卒中当事者となったリハビリ専門家の物語― 関啓子
私は、病気や怪我による脳損傷で引き起こされる認知機能障害である高次脳機能障害のリハビリ専門職言語聴覚士(ST)として30年以上にわたり、臨床・研究活動をしてきました。
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富についての考察(31)経済活動における祈りと行動 木下和好
神を信じる者の務めとして「祈り」がある。ロマ書12:12とⅠテサロニケ5:17では「絶えず祈りなさい」と命じられている。また願いごとの祈りに関しては、「求めなさい。そうすれば与えられます」と書かれている(マタイ7:7)。
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【科学の本質を探る⑬】ニュートン力学からカオス理論へ―決定論的世界観の成立と崩壊(その4)“創発”と要素還元論の崩壊 阿部正紀
ローレンツがカオスを研究したのは、1960年代です。彼は、すでに1900年にアンリ・ベナールが発見し、有名な物理学者のレイリー卿によって解析されていたベナール対流から出発したのです。
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ようこそ!みのり農場へ(20) 星野敦子
今度は「おたな」。稲の脱穀です。稲刈りから、約2週間。今年の秋は本当にお天気に恵まれ、稲もよく乾き、雨の心配もなく作業が進みます。昔とは違って、田んぼで直接脱穀ができる機械があるので、本当に便利になりました。
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【聖書クイズ】イエス様の系図に出てこない女性は?
以下の中で、マタイによる福音書1章1~17節のイエス様の系図に出てこない女性は誰でしょうか。
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ビジネスマンから牧師への祝福された道(20)教会開拓による大きな変化を経験する 門谷晥一
ビジネスマンの場合には、職業への召しが生活の中心であり、証しと宣教への召しは副次的であった、すなわちビジネスを通して神と人に仕えることが求められた。
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なにゆえキリストの道なのか(11)宗教は争いをもたらす、ない方がよい、信じない方がよい 正木弥
まず、個人レベルの問題を一般的に述べますと、他の宗教はいざ知らず、キリスト教を信じる者に、格別に争いが多いとは思っていません。なぜなら、新約聖書は次のように平和な対人関係を結ぶよう教えているからです。
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ムスリムへの伝道について思うこと(2)混迷の世界に光を 菊地智徳
日本に居住する外国人が増えている。中国、欧米も含め文字通り世界中からさまざまな人々が入ってきている。日本では登録者だけで200万人を超えている。
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私たち人間の能力ではできない仕事を、あえてさせてくださる神(19)人が無価値と思うものを、多くの人々の益のために用いる神・その5 森正行
お腹を空かせた多くの群衆を心配したイエスの弟子たちは、人々におのおの食料を調達させることが賢明だと思いました。そのためには、日も暮れているので、群衆を早く混乱させることなく解散させることが自分たちの務めだと考えていました。
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【子ども聖書クイズ17】ペンテコステは、何をいわうお祭り?
ペンテコステは、何をいわうお祭(まつ)りですか。
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ヨハネ書Ⅰ《黙想・観想ノート》(16)神の愛に答える兄弟愛・ヨハネ第一書4:19~5:2 村瀬俊夫
本書の4:7以下は、神の愛について教えている有名な箇所で、福音の真理が[聖書の中でも]一番明確に示されている箇所の一つでありましょう。ここで第一に勧められているのは、「互いに愛し合いましょう」という勧めです。
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津和野「乙女峠」―殉教の記憶と償いの思いを未来へ(3)住民の感情と交流、そして列聖運動へ 山岡浩二
カトリックの作家・遠藤周作は、殉教の地「乙女峠」の訪問を目的として津和野を訪れたことがあり、その時の印象を「津和野」というエッセイにまとめている。その中に、当時の津和野藩の立場や事情について感想を述べた次のような一文がある。
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わが人生と味の道(16)四川料理について 荘明義
四川料理とは、陳建民先生が黄昌泉先生と共に1952年頃に日本に紹介した中国料理です。味が複雑で、いろいろな香辛料やジャンを使い分けることを特徴としたものです。これまでに日本に中国料理というものは確かにありましたが、広東料理が最初に入ってきたと聞いています。
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日常の言葉に浸透している宗教用語について考えると興味深いです 穂森幸一(6)
ある山寺の座禅道場に行きました時、壁にいろいろな教えがはってあり、それを読んでとても考えさせられました。「我他我他言うな!」という教えです。普段は「ガタガタ言う」とカタカナ表記します。
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聖書をメガネに 我は聖霊、聖なる公同の教会、聖徒の交わりを信ず(その1)
「聖書をメガネに」と言うとき、当然聖書をどのように読むかが課題になります。その答えとして、私なりに、聖書を「使徒信条」と対話しながら読み進める道を選んできました。この道を、一人の人間・キリスト者、そして牧師・神学教師として、60年前後歩んできました。
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こころの手帳(20)新型うつ 浜原昭仁
ここ数年「新型うつ」という言葉をよく見聞きするようになりました。「息子は新型うつではないでしょうか」と心配して、親が相談に来ることもあります。この病名はマスコミが広めた造語で医学的な正式病名ではありません。
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