論説・コラム
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FINE ROAD―世界のモダンな教会堂を訪ねて(7)デンマークの教会堂⑥ 西村晴道
オーデンセから列車で約1時間、ユトランド半島にあるホーセンス(Horsens)駅に着く。ルーテル教会の友人を通じて紹介された向(むかい)さんと奥さんのイングリさんが出迎えてくださった。
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富についての考察(30)貧乏の相対性 木下和好
われわれの感覚も価値判断も、相対的である。それゆえ、悲しむ必要のないときに悲しみ、死を選ばなくてもよいのに、多くの人が自殺してしまう。
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【科学の本質を探る⑪】ニュートン力学からカオス理論へ―決定論的世界観の成立と崩壊(その2)決定論的世界観がピークに達した時 阿部正紀
今回は、太陽系が混沌状態(今日カオスと呼ばれる状態)にならないように、神が常に手直ししているとニュートンが考えていたことを説明します。
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弱い時にこそ強い信仰の極意 万代栄嗣
伝道者として最も神に用いられたとされるパウロは、時には自身を誇りたいと思う(6節)と書きながらも、試練や困難、問題や悩みについても語っています。
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【聖書クイズ】「すべて良し」の創造、でも何が良くなかった?
創世記1章で、神様は創造されたものを「すべて良し」と祝福されましたが、ただ一つだけ2章で修正されている事があります。それは何でしょうか。
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ビジネスマンから牧師への祝福された道(19)教会開拓による大きな変化を経験する 門谷晥一
私は2006年3月に関西聖書学院を卒業し、4月から教会の開拓を神奈川県厚木市の自宅で、全くゼロの状態から始めた。妻もほぼ同時期にカナダの神学校での学びを終えて帰国し、教会の開拓に加わるようになった。
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なにゆえキリストの道なのか(9)宗教は大体がロクなものがない。そんなものに関わらない方がいい 正木弥
「宗教は大体がロクなものがない。だから、そんなものに関わらない方がいい」。そうです。宗教はそう言われても仕方のないものがほとんどです。“ロクなものがない”とおっしゃるので、そのロクでない宗教を6つ挙げてみましょう。
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聖書をメガネに 時は、御手の中に(その2)
聖書に見る時・時間の基本理解を確立するため、大切な手引きとなるもう一つの聖句は、マタイの福音書1章1節「アブラハムの子孫、ダビデの子孫、イエス・キリストの系図」です。
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ムスリムへの伝道について思うこと(1)自己紹介、私のムスリム社会との関わり 菊地智徳
最近、ウェブ上のニュースで、イスラム教徒(以下、ムスリム)のキリスト教への改宗が世界的に増加しているという記事を目にし、また所属教会でもそのようなことを幾つか知る機会もあった。
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【子ども聖書クイズ15】旧やくせいしょに書かれていないことはどれ?
旧やくせいしょに書かれていないことはどれですか。
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私たち人間の能力ではできない仕事を、あえてさせてくださる神(18)人が無価値と思うものを、多くの人々の益のために用いる神・その4 森正行
前回の続きです。「人が無価値と思うものを、多くの人々の益のために用いる神」について、「5つのパンと2匹の魚の物語」(マタイ14:13~21)から続いて学びます。
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ヨハネ書Ⅰ《黙想・観想ノート》(14)愛の内にいる者の祝福・ヨハネ第一書4:13~16 村瀬俊夫
キリスト教の三大祝祭日の一つにペンテコステ(聖霊降臨祭)があります。ペンテコステは「50日目」を意味するギリシア語で、イースターから50日目に約束の聖霊が待ち望んでいた人々に降臨し、彼らは大胆に福音を語り始め、エルサレム教会から世界宣教が開始されました。
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わが人生と味の道(15)料理学校の講師、そしてテレビ出演 荘明義
20歳を迎えたその年には、大きな変化がありました。陳建民先生が、恵比寿に「中国料理学院」を設立する計画を公にしたのです。「自分たちが日本に来て生活ができる。そして家族が生きていける。――これもみんな日本人のお陰ではないか。私は今、その恩返しをしたいと思うのだよ」。先生はこう語りました。
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津和野「乙女峠」―殉教の記憶と償いの思いを未来へ(1)津和野藩のキリスト教徒迫害史 山岡浩二
島根県の西端に位置し、山口県と境を接する小さな城下町・津和野。JR山口線津和野駅の裏手から谷あいの小径(みち)を徒歩で5、6分ほど登ると、小さな十字架を戴(いただ)いたキリスト教のお堂が見えてくる。「乙女峠マリア聖堂」だ。
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こころの手帳(19)依存症 浜原昭仁
依存症とは、良くないと分かっていながら、やめたくてもやめられない繰り返しの行為で、近年著しく増加しています。多くの依存が知られていますが、アルコール依存症、薬物依存症、ニコチン依存症、ギャンブル依存症、インターネット依存症、ゲーム依存症、性依存症(ポルノ依存症)、共依存症(人間関係にとらわれ依存している)、過食症などが代表的なものです。
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律法と福音(12)心の罪 山崎純二
これまで「律法」について、さまざまなポイントに分けて書いてきましたが、究極的には「愛せよ」(心を尽くして、自分と同じように、汝(なんじ)の敵までも)という実行不可能な戒めが神様の律法の要約であり基準であると、聖書を一緒に確認してきました。
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非暴力で差別と闘った人―キング牧師の生涯(7)自由のためのバス運動と、暴力の応酬
1961年になると、CORE(人種平等会議)は座り込み運動を街頭に進出させる必要があると提案した。そして5月4日。白人黒人双方の志願者の中から、6人ずつが選ばれCOREのオブザーバーと共に長距離バスに乗った。
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「明日のことを思い煩ってはいけない」とは、悔いのない人生を示唆しています 穂森幸一(4)
明日のことを思い煩ってはいけないというのは、決して楽観論の勧めではありません。「人生は何とかなるさ」というような気休めを言っているのではないと思います。「明日」は神の手に握られており、誰も推し量ることはできません。
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裏切り者を赦す愛に支えられて 菅野直基
聖書で「裏切り者」というと、真っ先に思い浮かぶのは「イスカリオテのユダ」ではないかと思います。イエスに選ばれて弟子となり、信頼されて会計係となり、最後まで愛されたにもかかわらず、ユダはイエスを裏切りました。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(36)自分に正直にあれ 米田武義
お祈りを一人でしているときに、自分の心を偽っている訳ではないけれども、正直に洗いざらい神の前にさらけ出していないことがある。よくよく考えていないときは論外であるが、本当のことを認めたくないとき、本当のことを認めるのが怖いとき、私は神様の前に100%さらけ出すことなく祈っていたことがあった。
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