国際
-
ナイジェリアのカトリック教会に自爆テロ
ナイジェリア中部カドゥナ州の州都カドゥナで10月28日朝、爆弾を積んだジープが警備の阻止を無視し、聖リタ・カトリック教会の門を突破しそのまま爆発した。地元警察などの調べでは、爆発物を積んだ車は、当初教会の正面から侵入しようとして失敗し、向きを変えて教会の壁に激突して爆発したという。
-
バチカン、シリアへの枢機卿使節団派遣を延期
バチカン(ローマ教皇庁)は10月22日、予定していた枢機卿らによる使節団のシリア派遣を延期すると発表した。予断を許さない内戦の深刻さ増大を考慮したためとしている。現地では、ラフダール・ブラヒミ国連・アラブ連盟合同特別代表が仲介したバッシャール・アル=アサドアサド政権と反体制派による4日間の停戦合意が、初日から事実上崩壊した。
-
米大統領選目前、有権者らに投票前の深い祈り呼び掛け
米大統領選挙が間近に迫る中、米著名福音主義伝道者ビリー・グラハム氏の息子であるフランクリン・グラハム氏は「この大統領選は米国民にとってキリストが戻って来られる前の最後の呼び掛けとなるかもしれない」と警告し、投票すべき人物を主に祈ってその導きに委ねるように呼び掛けている。10月31日、米クリスチャンポスト(CP)が報じた。
-
教皇、新たに6人の枢機卿を任命
教皇ベネディクト16世は10月24日、新枢機卿6人を発表した。
-
「新しい福音宣教」シノドスがメッセージ発表
「新しい福音宣教」をテーマに10月7日からバチカン(ローマ教皇庁)で開催した第13回通常シノドス(世界代表司教会議)は26日、「神の民へのメッセージ」を採択した。
-
クロアチアの修道士、教会の土地不法売却で逮捕
クロアチア・カトリック教会スプリット・マカルスカ教区のシメ・ニマツ修道士(34、フランシスコ会)が教会所有の土地4ヘクタールを不法に売却、受け取った約1000万クーン(約1億3500万円)を持って行方をくらましたが10月17日、首都ザグレブの集合住宅の1室に若い既婚女性といたところを、携帯電話の信号を捉えた警察に逮捕された。
-
「プッシー・ライオット」メンバーが欧州人権裁に提訴
ロシア正教会モスクワ総主教座の救世主ハリストス大聖堂でウラジミール・プーチン大統領を批判するパフォーマンスを行い、懲役2年の実刑判決を受けたロシアの女性バンド「プッシー・ライオット」(子猫の暴動)メンバーが、判決は不当だとしてフランス・ストラスブールの欧州人権裁判所に提訴した。ロシア経済紙コメルサントが10月19日報じた。
-
仏ルルドの泉が長雨で洪水
カトリック教会の聖「ルルドの泉」で有名なフランス南西部の町ルルドで10月20日、長雨による洪水が発生、巡礼者など450人以上が避難する事態となった。AFP通信が報じた。
-
フランスが「非キリスト教化」脱出?
フランスでは第二バチカン公会議以来、深刻な「非キリスト教化」に見舞われていたが、最近の調査によると、教会への評価は堅実だ。カトリック日刊紙『ラクロワ』が報じた。
-
教皇、シリアへ平和使節団派遣
教皇べネディクト16世は、内戦が激化しているシリアに平和使節団派遣を決めた。シリアの市民との「友愛連帯」を呼び掛け、和平努力を進める。
-
シリアの内戦波及か、レバノンで爆弾テロ
レバノンの首都ベイルート中心部で10月19日、自動車爆弾を使った大規模テロが起きた。治安警察情報部門統括のウィサム・ハッサン氏を含む8人が死亡し、70人以上が負傷した。隣国シリアの長期内戦がレバノン国内での激しい宗派対立を呼び大規模テロにつながったとみられる。
-
北米先住民が初めて聖人に
教皇べネディクト16世が10月21日、北米先住民の女性を含む7人を聖人に列した。北米先住民の列聖は初めて。
-
ビリー・グラハム氏、ロムニー氏と会見
米国の著名な大衆伝道者ビリー・グラハム氏と子息で「ビリー・グラハム伝道協会」会長のフランクリン・グラハム氏が共和党の大統領候補者ミット・ロムニー氏(マサチューセッツ州知事)と10月11日、ノースカロライナ州モントリートの自宅で会見した。
-
オバマ米大統領とロムニー候補、チャリティディナーに同席
米大統領選の第2回テレビ討論会で激論を交わしたばかりのバラク・オバマ大統領とミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が10月18日、ニューヨークのウォルドーフ・アストリア・ホテルで開かれた第67回「アルフレッド・E・スミス記念基金ディナー」で再び顔を合わせた。
-
米国のユダヤ教とキリスト教、関係に懸念
米国の対イスラエル援助をめぐって、ユダヤ教団体とプロテスタント主流派の友好関係にひびが入っている。
-
ジェンダー問題、WCC総会テーマからさらなる分析
来年10月に第10回世界総会を韓国釜山で開催する予定の世界教会協議会(WCC)は、総会テーマとして「いのちの神よ、我らを正義と平和へ導きたまえ」を掲げている。
-
米大統領選、信教の自由をどう見るか?
11月米大統領選が迫る中、米クリスチャンポスト(CP)はオバマ米大統領および共和党大統領候補のロムニー氏双方の信教の自由に対するスタンスの違いについて報じた。
-
世界福音同盟、ウィルフ・ガッサー博士を2人目の副代表へ
世界福音同盟(WEA)は15日、同組織の2人目の副代表としてスイス人のウィルフ・ガッサー博士を任命したことを発表した。
-
リトアニアの原発計画、国民投票で反対優勢
バルト3国のリトアニアで10月14日、ビサギナス新原発建設の是非を問う国民投票が実施された。反対が62%を占め、賛成の34%を大きく上回った。同日実施された議会選挙でも、野党が優勢で、4年ぶりに政権に返り咲く見通し。
-
ロシア、プーチン大統領批判女性バンドの1人が釈放
ロシア正教会モスクワ総主教座の救世主ハリストス大聖堂でプーチン大統領を批判するパフォーマンスを行い、懲役2年の実刑判決を受けたロシアの女性バンド「プッシー・ライオット」(子猫の暴動)のメンバー3人の上訴審判決が10月10日あり、その中のエカテリーナ・サムツェビッチさんについて裁判所は「警備員に取り押さえられたために祭壇でパフォーマンスができなかった」として、執行猶予2年を認め、サムツェビッチさんは釈放された。残り2人は実刑のまま。
人気記事ランキング
-
2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目
-
英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増
-
聖なる励まし 穂森幸一
-
元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(237)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(後編) 広田信也
-
綱渡りのような人生 菅野直基
-
南・東南アジア各国で洪水・土砂崩れ、1700以上人が死亡 キリスト教団体が緊急支援
-
旧統一協会の田中富広会長、道義的責任など理由に辞任 「謝罪の意を込めおわび」
-
キリストの死によって与えられる新しいいのち 万代栄嗣
-
ワールドミッションレポート(12月15日):ガザ 憎しみの英才教育―ハマス創設者の娘が語る真実(2)
-
元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも
-
2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目
-
映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く
-
「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」
-
日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも
-
英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け
-
京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から
-
【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』
-
ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加
-
東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏















