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大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

2025年6月6日17時44分
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関連タグ:韓国教会総連合(UCCK)韓国基督教総連合会(CCK)韓国キリスト教教会協議会(NCCK)韓国
李在明/イ・ジェミョン+
就任式で宣誓する韓国の李在明(イ・ジェミョン)新大統領=4日(写真:韓国政府)

3日に投開票された韓国の大統領選で、革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前代表が勝利したことを受け、同国の主要なキリスト教団体が相次いで声明を発表した。

大統領選は、昨年12月に非常戒厳を宣布したことを巡り、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領が弾劾・罷免(ひめん)されたことを受けて行われた。ロイター通信によると、得票率は開票率99%を超えた時点で、李氏が49・3%、保守系与党「国民の力」の金文洙(キム・ムンス)前雇用労働相が41・3%だった。李氏は翌4日、新大統領に就任した。

韓国教会総連合

韓国教会総連合(UCCK)は3日、キム・ジョンヒョク代表会長名義で声明(韓国語)を発表。新大統領と新政府が、分裂が広がる韓国の政治状況に、新たな希望と互いに対する敬意をもたらすことに期待を示した。

「不信と分裂、憎しみと対立に満ちた韓国政治の歴史に、新たな希望と相互尊重を生み出す大統領と政府になることを期待し、長きにわたって神の恵みと祝福があることを祈ります」

声明は、今回の大統領選が政治的混乱を経て行われたことを指摘し、国民は自らが選んだ新しい指導者に大きな期待を寄せていると述べた。

「韓国は過去3年間、政治リーダーシップがもたらした国政不安と社会分裂を経験してきました。対外的には、安全保障への脅威、国際秩序の再編、経済の不確実性により、国家の信頼が揺れ、内政面では、リーダーシップの不在と不必要で消耗的な葛藤により、民生の困難が蓄積されました」

また、新大統領は国政を安定させるだけではなく、国民の団結を促進し、国民の生活と国の将来を担う重い責任を負っていると強調した。

「大統領は過去の時代の失敗を反省し、支持してくれた国民だけでなく、支持しなかった国民をも含めた大統領として、イデオロギーの隔たりをなくし、民生と経済問題に集中することで、国民生活の向上のために、国政の主眼を置かなければなりません」

さらに、新大統領は自主的な国防に根ざした外交を通じて、朝鮮半島の平和的統一を主導するとともに、国家主権を強化し、自由で民主的な国の安定的発展を確保しなければならないと続けた。

その上で、改革を口実に非民主的な統治を行い、反対意見を尊重せず、その結果、分断と国民的苦痛を広げた過去の政権のパターンから脱却するよう要求。「(これらのことが)国民全体に苦痛を経験させたことを深く認識し、国民の理解と合意を得るために、より大きな努力を払うことを求めます」とした。

「私たちは大統領と政府の成功を望んでいます。それが全ての国民の利益となり、次世代により良い韓国を手渡すことになるのです」

韓国基督教総連合会

韓国基督教総連合会(CCK)も4日、コ・ギョンファン代表会長名義で声明(韓国語)を発表。李氏が協調に根ざしたリーダーシップを発揮し、国民を相互尊重と包容へと導いていくことに期待を示した。

「李在明大統領が、協調を体現するリーダーシップを発揮して国民を和解させ、相手を受け入れ、尊重する社会を実現することを期待しています」

「大統領選では『国民統合』が主要テーマとなりました。実際、これは昨今の問題ではなく、地域や世代、イデオロギーなどの葛藤により、韓国社会で絶えず克服すべき課題となっていました。しかし、統合することは決して簡単ではなく、次々に生じる新たな問題により葛藤が生じ、対立が繰り返されてきたことは十分承知しています。それでも諦めずに国民統合を叫ぶのは、進むべき方向性だからです」

その上で、国民統合を求める呼びかけは行動が伴う必要があると強調。「この(国民統合を求める)叫びが空虚な声にならないためには、行動によって裏付けられなければなりません」と警鐘を鳴らした。

また、政治的な発言に見られる二極化にも注意を促した。「極端な声は刺激的で注目を集めやすく、国民が政治の影響で二極化しているように見えますが、沈黙しながら現状を見守っている多くの国民がいることを忘れてはなりません」

その上で、ローマの信徒への手紙14章を引用し、聖書は強者と弱者が互いにどのように接するべきかを教えていると指摘した。

「国民統合のために、『私たち』か『あなたたち』で分かれるならば、和合は起こらず、争い続けることになります。韓国国民全てを抱き、批判する人々さえも国民の一人として尊重できる和合を成し遂げる大統領となることを祈ります」

韓国基督教教会協議会

韓国基督教教会協議会(NCCK)も4日、キム・ジョンソン総幹事名義で声明(韓国語)を発表。新政権に対し、国民の要求と国家が直面する危機に責任を持って対応するよう促した。

「今回の選挙を通じて明らかになった国民の願いと時代的要求を深くくみ、韓国社会が直面している総体的危機に責任を持って対応する政治が始まることを期待します」

また、分断の中にあっても平和を育み、誰もが政治に参加可能な環境を作り、憎しみではなく協力の言葉によって社会を回復する必要があると強調。二極化と人間の尊厳を軽視する文化を克服し、若者が夢を諦めることなく、移民や障がい者、女性、労働者が尊厳を持って暮らせる社会を築くことが必要だと訴えた。

その上で、「私たちは、新大統領と新政府がこの責任を進んで引き受け、韓国をいのちと正義と平和が息づく社会へと導くことを願っています」と述べた。

※ この記事は、クリスチャン・デイリー・インターナショナル(CDI)の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:韓国教会総連合(UCCK)韓国基督教総連合会(CCK)韓国キリスト教教会協議会(NCCK)韓国
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