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韓国で「非常戒厳」宣言も6時間で解除 牧師ら「国のために祈る時」「党利党略離れて」

2024年12月5日01時13分
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尹錫悦/ユン・ソンニョル+
ブラジル・リオデジャネイロで開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)で発言する韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領=11月19日(写真:韓国大統領府)

韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が3日夜、野党の「反国家行為」を理由に、政治活動や言論の自由などを制限する「非常戒厳」を宣言したが、4日未明に国会で解除要求決議案が可決され、約6時間で解除に追い込まれた。これを受け、国防相や大統領府の首席秘書官らが一斉に辞意を表明。野党6党は4日、尹大統領の弾劾訴追案を国会に共同提出した。

一連の事態を受け、韓国の牧師や神学者らは、このような時ほど国のために祈るべきであることを強調し、政界に対しては「党利党略を離れ、国家と国民のために働いてほしい」と求めた。

イ・ジョンイク牧師(韓国外港宣教会総裁、基督教大韓聖潔教会前総会長)は、「政界が乱雑なことや極端な発想をしないようにしてほしい」と求め、「手続きと過程が重要であるにもかかわらず、あまりにもアマチュア的なことが起きている。(非常厳戒の宣言は)未熟な発想と対処だ」と批判した。

イ牧師は、「生活するのも大変な中、国民がこのようなことで無意味な平地風波(予期しない問題の意味)を経験している」と続け、「今後、われわれクリスチャンは、各陣営の論理に陥って騒ぐのではなく、静かに祈ってほしい。クリスチャンはこういう時ほど冷静であってほしい」と述べた。

イ・ソンヒ牧師(秋陽〔チュヤン〕財団1理事長、蓮洞〔ヨンドン〕教会元老牧師)は、「昨夜は戸惑った。今後、状況がどのように展開するかは分からないが、かなり混乱するだろう」とし、「このような時ほどクリスチャンは聖書的な世界観と姿勢で(状況を)見なければならない」と強調した。

イ牧師は、「一個人に頼ると困難に陥る可能性がある。教会と信者は祈りながら、神の計画が何であるかを聖書的に求めなければならない」と指摘。「今、短期的に尹政権がどうなるか、野党がどうなるかよりも、韓国が今後継続的にどのような道に進むべきかを考えなければならない。そうでなければ、国が非常に困難な状況に陥る可能性がある」と語った。

また、「政治が正しくならなければならない。経済はこれだけ成長しているのに、政治がなぜこれほど低迷しているのか分からない。このような状況で経済がこれだけ成長しているのは奇跡だ。政治さえうまくいけばいい」と述べ、「国会は国民の生活のことを考えていないようだ。互いの政治的欲望で対立しているだけで、国民の生活を考えたことはあるのか」と批判した。

チョン・ジョンウン博士(韓国キリスト教アカデミー院長、聖潔大学名誉総長)は、「政争が激化し、(尹大統領の)支持率が低いため、何らかの突破口を考えたようだが、もう少し長期的な視点を持ってほしい」と語った。

チョン博士は、「与野党が力を合わせても足りない状況で、野党も与党も気を引き締めなければならない。全てのことが常識的に行われるべきだ」とし、「野党は狂ったように(尹大統領の)弾劾だけを叫んでいる。与党も謙虚に自らを犠牲にして前を向いてほしい」と求めた。

また、「国民と未来を考えないから、このような事態が発生したのではないか。物理的な衝突がなかったことだけが幸いだ」とし、「今後、与野党はこの問題を受け、国民だけを考え、一つになる姿勢で協調してほしい」と訴えた。

さらに、「われわれクリスチャンは、このような時ほど政治的状況に引きずられることなく、神の前に正しく立ち、彼らの問題を巡って悔い改めながら、これまで以上に国と民族のために祈らなければならない」と強調。「さらに祈りながら神に委ね、それぞれがすべきことをしなければならない。特に、過去70年間、神の恵みによって戦争がなかったが、(現在の状況を)よく収拾しなければならない」と付け加えた。

チェ・ウォンホ牧師(恵み第一教会)は、「エステルが『死ななければならないのなら、死ぬ』という使命感を持って断食して国と民族のために祈ったように、今は本当に祈る時」だとし、「クリスチャンはあれこれ振り回されず、神の国がこの地に拡大されるように祈るしかないのではないか」と語った。

チェ牧師は、「実際あまりにも深刻な状況で、言葉が出ないほどだ。結局、野党の弾劾カード乱発が火種となった。今こそ自重し、国民の生活と国民和合、そして法治を実行しなければならない」と強調。「全てが『李在明(イ・ジェミョン2)防衛』に向かうこと自体が、葛藤を誘発する政治的導火線になった。今、法の前に万人が平等であること、与野党の代表、そして大統領も法の前に平等であることを忘れてはならない。野党に与えるメッセージもあるだろう。(今回の事態を)教訓にしなければならない」と語った。

チェ牧師は、「これからが重要だ。この後、嵐が昨夜の戒厳令より深刻になる可能性がある」と続け、「特に大統領がまず気を引き締めなければならず、(尹大統領の)ブレーンらは歴史の前に責任を免れない」と話した。

蔚山(ウルサン)大学教授や神戸大学客員教授を務めた法哲学者でもあるイ・ジョンフン牧師(プラクティカル・リーダーシップ教会)は、「(韓国政界の)正常化は事実上不可能になった。(尹大統領の)弾劾が予想される。政権が危機的な状況で大変だ」と述べ、「向こうの陣営はわれわれが望まない方向に国を導いていくだろう」と懸念を示した。

イ牧師は、「国際情勢が緊迫し、さまざまな困難がある中で国家のリーダーシップが不在の状態になった。しかし、新しいリーダーシップがより大きな危険をもたらす可能性が大きい」とし、「外交・安全保障的には日米韓の協調が崩れる可能性がある。米国が(北朝鮮の最高指導者である)金正恩(キム・ジョンウン)との取引を試みるようなことがあれば、さまざまな困難が予想され、非常に危機的な状況だ」と話した。

  1. 韓国の大型教会「永楽(ヨンナク)教会」の創立者で、韓国のキリスト教界を代表する牧師として知られる韓景職(ハン・ギョンジク)牧師(1902~2000)を記念する財団。
  2. 韓国の最大野党「共に民主党」代表。2022年の大統領選で尹錫悦大統領に僅差で敗北し、27年の次期大統領選における革新系の最有力候補とされる。一方、4つの事件で起訴されており、今年11月には偽証教唆罪を巡る訴訟では無罪となったものの、公職選挙法違反罪を巡る訴訟では有罪(懲役1年、執行猶予2年)を言い渡されている。それぞれ1審の判決だが、今後の上級審で有罪が確定すれば、国会議員を失職し、被選挙権が10年間停止され、大統領選に出馬できなくなる。さらにその場合、共に民主党は22年の大統領選時に選挙管理委員会から補てんを受けた選挙費用434億ウォン(約46億6千万円)を返還する必要もある。

※ この記事は、韓国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
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