書籍
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「祈り」と私たちの距離を教えてくれる良書 『大学の祈り』
「祈りとは私たちと神様の距離である」と聞いたことがある。どれくらいの頻度で、どの程度の長さで、またどのような内容の祈りをささげるか、が両者の関係性を示すということであろう。そういった視点で見るなら、本書は「生活感あふれる祈り」で満ちている。
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神学書を読む(79)これぞ誰でも手にできる「組織神学」の本! 橋爪大三郎著『いまさら聞けないキリスト教のおバカ質問』
「神学」と聞くと、とっつきにくいイメージをお持ちではないだろうか。それでもまだ「実践神学」とか「聖書学」というと、何をするかがある程度イメージできるため、少し柔らかくなる気がするものだ。だが「組織神学」となるとどうだろうか。
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【書評】『親ガチャという病』 流行語を通して日本の趨勢を知ることができる啓蒙的一冊
次女から半年ほど前に教えてもらったネットスラングに「親ガチャ」という言葉がある。その時は意味を知って、「ますます世知辛い世の中になったな」くらいにしか思っていなかった。しかし、あれよ、あれよという間に市民権を得、流行語大賞にノミネート。
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景教研究の川口一彦牧師、新著『景教碑の風景』出版
川口一彦牧師(愛知福音キリスト教会)がこのほど、新著『景教碑の風景』を出版した。愛知県春日井市の歴史や文化を研究する地元の市民グループが発行する全10巻予定の冊子シリーズ「ふるさと春日井学」の第3巻。
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神学書を読む(78)島田裕巳著『性(セックス)と宗教』
さまざまな宗教において、「性」に関するタブーを散見することがある。特に私が生まれ育ったキリスト教、その中でも保守系(福音派、ペンテコステ派)において、この傾向は強かった。
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『イエス・キリスト物語』 ベテラン・チャプレンが少年少女に贈るイエス伝
原題は “The King Nobody Wanted”(誰にも喜ばれなかった王)。作者はノルマン・F・ラングフォルド。本書は米国で非常に高く評価され、数あるイエス伝の中でも特徴のある優れたものとして全米の少年少女のために推薦されている。
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【書評】『高校生がこれからの人生を生き抜くためのアントレプレナーシップ』『高校生に贈る7つのエール』
今回紹介する2冊は、同郷の後輩にして、私が通っていた教会の幼なじみと結婚した須山恵一氏の「講演集」である。愛知県半田市の半田高校出身で、名古屋大学から三菱重工業に入社し、民間航空機部門の第一線で活躍した人物である。
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神学書を読む(77)若松英輔・山本芳久著『危機の神学 「無関心というパンデミック」を超えて』
『不要不急』を取り上げた昨年9月の段階では、これに比する一般書が日本のキリスト教界からは出ていなかったように思う。しかし同年12月、ついに真打登場である。本書『危機の神学』は、まさにキリスト教界からのアンサーといえるだろう。
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静止画像的な「真理」という枠から聖書を取り出そう! 信仰者にも刺激を与えてくれる『アメリカ現代思想の教室』
私は福音派の信仰者として、聖書に立脚した価値観を保持したいと願う者の一人である。しかしだからといって、静止画像的な「真理」という枠内に聖書を押し込めることには反対である。
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若者2千人以上と向き合ってきた ”ドラマー牧師” が届ける31の答え 『いいんだよ、昨日までのこと全部。』
著者は、札幌新生キリスト教会のユースパスターにして、ロックバンド「ナイトdeライト」のドラマーでもある田中満矢氏。本書は、「ドラマー牧師」である田中氏が、12年間で2千人以上の中学・高校・大学生と向き合う中で生まれた「Q&A」集である。
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「命は大切」を深く考察できる衝撃のルポ 『赤ちゃんポストの真実』
本書『赤ちゃんポストの真実』は、慈恵病院(熊本市)の蓮田太二理事長の決断によって生まれた「赤ちゃんポスト」(同病院での名称は「こうのとりのゆりかご」)の実態を丹念に追跡したルポである。著者の森本修代氏は、熊本日日新聞社の記者でもある。
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【書評】『生命の謎 ドーキンス「盲目の時計職人」への反論』
進化論を信じるという人も、進化論を信じないという人も、まずはこの本を読んでみてほしい。その上で、自分が「信じる」とか「信じない」とか言っている概念が一体「どの概念」と「どの概念」なのか、まずそこから論理的に綿密に検討してみてほしい。
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今求められる「体・心・魂のケア」 ホスピスの現場からいのちと死を考える三部作出版
ホスピスで患者の魂のケアに携わるオリブ山病院(那覇市)の田頭真一理事長が、いのちと老い、天国をテーマにした三部作『老金期』『全人医療とスピリチュアルケア』『死という人生の贈り物』を出版した。
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『クリスマス・カロル』 英文豪が描いた今も語り継がれるクリスマス物語の名作
19世紀英国の文豪チャールズ・ディケンズはある時、クリスマスの祝いもできない貧しい人たちに、勇気と慰めを与えるような物語を作ってクリスマスの贈り物にしたいと考えた。そして1843年に書き上げられたのが『クリスマス・カロル』だった。
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【書評】『人口減少時代の宗教の危機と対応 キリスト教はいかに対応するのか』
本書は、基本的にキリスト教はもとより諸宗教に対しても「温かい視線」が向けられている。だから読みながら「これは僧侶の方に聞かせてあげたい」とか「新宗教もキリスト教と同じ悩みを抱えているのか」と、「目からうろこ」の体験をすることの方が多かった。
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神学書を読む(76)『ICU式「神学的」人生講義 この理不尽な世界で「なぜ」と問う』
国際基督教大学(ICU)で「キリスト教概論」を教えておられる魯恩碩(ロ・ウンソク)氏が、自身の講義を学生との対談形式にして出版した一冊。かつて取り上げた佐藤優氏の『「悪」の進化論』と似た形式である。
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牧師の私に「聖なる保険屋」であることを教えてくれた『超★営業思考』
どうあがいても、日本のキリスト教人口は伸びていない。だから「リバイバルよりサバイバル」などと自虐的に語られることになる。これは、私のように50歳を過ぎた者が幼少の頃から変わっていない。そんな現状に風穴を開けることになるのだろうか。
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神学書を読む(75)山本芳久著『キリスト教の核心をよむ』
かねがね思っていることだが、「神学」という用語は、とてもとっつきにくい印象を与えてしまう。「難しい」「私には無理」「それは牧師先生たちで・・・」。そんな声が聞こえてきそうだ。
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イエスが語られた「教会」とは何か エド・シルボソ著『エクレシア』
トランスフォーメーション運動で有名なアルゼンチンの伝道者エド・シルボソ氏(76)の最新刊である『エクレシア』の邦訳版が、21世紀キリスト教会(東京都渋谷区)の出版部門であるライフパブリケーションから出版された。
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神学書を読む(74)小山大三著『現代ペンテコステ運動の歴史―アズサ・リバイバルから第四の波まで』
ペンテコステ運動の歴史をまとめるのはとても難しいといわれている。そんな中、岐阜純福音教会顧問牧師の小山大三氏が、ペンテコステ運動の歴史を短く、的確にまとめて出版したことは、大いに歓迎すべきことである。
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