Skip to main content
2025年9月16日11時38分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
花嫁

花嫁(25)生きたささげものとして 星野ひかり

2025年5月1日18時08分 コラムニスト : 星野ひかり
  • ツイート
印刷
花嫁(25)生きたささげものとして 星野ひかり+

イエス様が私たちの罪の身代わりとして、十字架刑を受けてくださった。故に私たちは天において、もはや裁かれることなく、義とされるという恵みを賜った。

「人がその友のために自分の命を捨てること、これよりも大きな愛はない」(ヨハネ15:13)

イエス様は私たちの友、私たちの隣人となってくださった。命を懸けて愛してくださり、御国での永遠の命をも下さった。そのような私たちのあるべき姿とは、ローマ書の以下の聖句にある通りであろう。

「あなたがたのからだを、神に喜ばれる、生きた、聖なる供え物としてささげなさい。それが、あなたがたのなすべき霊的な礼拝である。あなたがたは、この世と妥協してはならない。むしろ、心を新たにすることによって、造りかえられ、何が神の御旨であるか、何が善であって、神に喜ばれ、かつ全きことであるかを、わきまえ知るべきである」(ローマ12:1、2)

この世の価値基準は、神様の価値基準とは大きく違う。私たちは嵐の中の帆船に乗るがごとく、この世の価値観の中でほんろうされながら神様を見失うまいともがく。しかし、この帆船にはイエス様も乗っておられる。そして私たちが「溺れてしまいます!」と叫び、助けを求めるならば、イエス様はその身を起こして、やすやすと嵐を凪(なぎ)と変えてくださるという。

人生の半ばでクリスチャンになった人たちは、この世の価値基準に倣って生きようとした経験もあるかもしれない。そこから逃れ、助けを求めるようにイエス様のもとへと来た人もいるかもしれない。

また、クリスチャンになってからも、この世の価値基準に心地よさを感じることもあるかもしれない。それが自分を誇らせてくれるのならば、ありがたい思いもしよう。しかし、神様は私たちに「誇ってはならぬ」と教えている。神様以外を誇りとすることは、高ぶりや人を見下す思いの入り口であるのだから。

この世界には、自分を他人よりも高く見積もり、人を踏みにじる思いがあふれている。その思いは政治にも現れ、社会を不安に陥れ、弱者を震え上がらせている。しかし聖書は、「他人を自分よりも尊いと思いなさい」と教えている。

誰よりも低い者として仕えることが、クリスチャンとしての在り方であることを聖書は教え、謙遜の中にこそ、真の平安があるという。

神様は、私たちが本当に幸せになるようにと願っておられる。それ故に愛を説き、寛容を説き、謙遜を説き、忍耐を説き、慈愛を説く。

私にも昔、高いヒールを履いて足を長く見せようと懸命だったころがあった。カンカンとヒールを打ち鳴らして私は得意げであったが、その道のりはどんどん孤独になり、袋小路で行き詰った。

真夜中までやっているカフェでアイスミルクティーとベーグルパンを頬張って、都会の町で生きていることに酔いしれた。しかし自分を必要以上に愛することは、人の存在を見えなくし、簡単に人を見下す思いの始まりでもあった。

ついにはたった一人で生きているかのような寂しさに陥り、真夜中に得体(えたい)のしれない寂しさに襲われて友達に迷惑な電話をかけ、わずかに残っていた友達も失った。

高い所に行こうとしたら、深い穴に陥っていたのだ。底の暗い穴から叫び求めても、もう誰も来てくれず、唯一イエス様だけが救いの手を差し伸べてくださったのだ。

聖書は、父なる神からの、私たちが幸せになるための戒めにあふれている。時に厳しく感じられ、私たちを不自由にするように思えるときもあるが、それらは全て、私たちの本当の幸せを願って書かれたものだ。

だから、聖書を読み、祈り、今日も歩みたい。天のお父様が御子イエス様という代価を払ってでも買い取ってくださった私の人生を生きるために。大いなる祝福の中で生きるために。

(絵・文 星野ひかり)

<<前回へ     次回へ>>

◇

星野ひかり

星野ひかり

(ほしの・ひかり)

千葉県在住。2013年、友人の導きで信仰を持つ。2018年4月1日イースターにバプテスマを受け、バプテスト教会に通っている。

■ 星野ひかりフェイスブックページ
■「花嫁(9)白百合の願い」で取り上げた星野ひかりの石鹸はこちら

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
  • ツイート

関連記事

  • 花嫁(24)居場所 星野ひかり

  • 花嫁(23)道しるべ 星野ひかり

  • 花嫁(22)真夜中に 星野ひかり

  • 花嫁(21)希望よ 星野ひかり

  • 花嫁(20)おひなさま 星野ひかり

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(244)聖書と考える「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」

  • 主につながり、人々を主につなげよう 万代栄嗣

  • 今の自分のままで幸せだと気付こう 菅野直基

  • 聖書のイエス(17)「わたしを見た者は、父を見たのです」 さとうまさこ

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • ワールドミッションレポート(9月16日):グアテマラ 子どもたちに広がる希望の連鎖

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 新しい発見 佐々木満男

  • 主につながり、人々を主につなげよう 万代栄嗣

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.