Skip to main content
2026年6月17日22時06分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
花嫁

花嫁(24)居場所 星野ひかり

2025年4月17日17時36分 コラムニスト : 星野ひかり
  • ツイート
印刷
花嫁(24)居場所 星野ひかり+

イエス様は、神の子であられながら、2千年前にこの地にお生まれになり、私たちの罪のあがないのためのいけにえとなられた。また同時に祭司となって私たちをとりなし、復活されてなお弟子たちを励まし、たくさんの聖書記者をこの地に残してくださった。

この世界は、目の弱い羊のように迷いやすい私たち人間にはあまりに難しくできている。いろいろな価値観を持つ人たちに囲まれると、何が正しいのかも分らない。どっちに向かえばいいのかも分からない。私たちはすぐに、迷える羊となってしまう。

しかし、神様が与えてくださった聖書には、この世界を生きる道しるべが書いてある。クリスチャンになっても、いろいろな解釈をする牧師先生や神学に迷うこともあるかもしれないが、聖書を自分で読み、神様に祈り、訓練されてゆくと、人ではなく神様ご自身に導かれていけるようになるという。

神様は完全な愛であり、完全な義であり、故に人はそれを表すことはできないが、聖書は、その確かな道明かりである。私たちの神様は、インマヌエル、共にあるお方である。

町では物価が高騰し、地域でも格差は広がり、政治不信は募り、社会不安にあふれている。寂しさにも似た不安が忍ぶ夜もある。しかし、私たちの主権者は、この社会や政治を超えて、全てのものの上におられる神様である。

神様は、「明日を思い煩うな」(マタイ6:34)と慰め、「空の鳥をも養う神様が、あなたがたの必要を分からないわけがない」(同26)と励まし、「白髪になるまで、あなたがたを持ち運ぶ」(イザヤ46:4)と約束してくださる。

主は、この社会から取り残され、不安の中で震えていた私を、導き出してくださった。その場所は、人間愛にあふれた場所であった。温かく優しい夫がおり、私の全てを引き受けてくれている。そして、教会には頼りがいのあるはつらつとした牧師先生がおり、敬愛する信仰の兄弟姉妹もいる。隣家の義父母は少し過保護気味にいつも心配してくれる。

先日、義母が大きな沼の遊歩道を歩いていたところ、転んで足をけがしてしまった。ようやく暖かくなった矢先であった。膝が腫れており、すぐに病院に行き、膝にたまった血を抜いてもらった。ようやく散歩に出られるようになったので、また転ぶことのないように、義父は押し車を用意した。

ある夜、圧倒的な幸せが私の寝室に充満していることに気が付いた。ここに「居場所」があるのだ。居場所とは、単なるベッドや机のある部屋のことではなく、誰かの心の中にあったのだ。私の存在を受け入れて、愛してくれる人がいる。それこそが、居場所であったのだ。

私の育った家には自室もあったが、「居場所」がなかった。親も自分たちのことでいっぱいいっぱいで、つらく当たられることの方が多かった。私は自分自身の殻の中に閉じこもって過ごした。

それから早くに家を出、ずっと、私は探していたのだ。自分の「居場所」を。自分で借りた部屋の中には、家賃を払う限りはいてよいが、居場所ではなかった。仕事場の中にも、趣味のサークルの中にも、親しくしている人たちの中にも見つけられなかった。自分がこの社会の中で、孤立していることにすら、気付いていなかった。

「居場所がある」。幸せが充満し、愛に圧迫されている。人とのつながりも大切であるが、同時に、私たちの本当の居場所は、神様の心の中にこそあるべきである。イエス様がそうであったように、神様と向かい合う中で、私たちは大いに神様と語らい、愛される信仰を求めるべきである。

いつか、夫に先立たれ、私も一人で暮らすかもしれない。貧困や孤独の心細さに直面することもあるかもしれない。地域教会とはそのような恐れの中で大きな役目を担っておろう。そして、何より私たちは神様の心の部屋に住まい、愛の圧迫、幸せの充満を感じていたいものである。

(絵・文 星野ひかり)

<<前回へ     次回へ>>

◇

星野ひかり

星野ひかり

(ほしの・ひかり)

千葉県在住。2013年、友人の導きで信仰を持つ。18年4月1日イースターにバプテスマを受け、バプテスト教会に通っている。同年より、クリスチャントゥデイで連載を始める。これまでの掲載作品は、「のりぼと神様」(18年)、「はっつぁんとかおる姫」(同年)、「背徳の街のマリヤ」(19年)、「み使いダニエル」(20〜21年)、「さくら時計」(21〜22年)、「すみれ時計」(22年)、「小菊時計」(同年)、「夜明け前」(22〜23年)、「花嫁」(24年〜)。

■ 星野ひかりフェイスブックページ
■「花嫁(9)白百合の願い」で取り上げた星野ひかりの石鹸はこちら

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
  • ツイート

関連記事

  • 花嫁(23)道しるべ 星野ひかり

  • 花嫁(22)真夜中に 星野ひかり

  • 花嫁(21)希望よ 星野ひかり

  • 花嫁(20)おひなさま 星野ひかり

  • 花嫁(19)日常よ 星野ひかり

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 【書評】ディートリッヒ・ボンヘッファー著『創造と堕罪 創世記1~3章の神学的釈義』

  • ワールドミッションレポート(6月17日):タンザニアのムポト族のために祈ろう

  • フェリス女学院、新理事長に神谷明氏

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • 米南部バプテスト連盟、女性牧師禁止強化の教憲修正案可決 来年再可決されれば正式決定

  • ロシア軍がキーウ攻撃、世界遺産のペチェールシク大修道院で火災 ドローンが直撃

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(283)聖書と考える「ダイヤのA」

  • サミット前にG7の司教協議会会長らが共同声明 「人間の尊厳、政治・経済活動の基礎」

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 欧州有数の世俗国家で6万人が参加するキリスト教大会

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • ロシア軍がキーウ攻撃、世界遺産のペチェールシク大修道院で火災 ドローンが直撃

  • 米南部バプテスト連盟、女性牧師禁止強化の教憲修正案可決 来年再可決されれば正式決定

  • フェリス女学院、新理事長に神谷明氏

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 毒麦はそのままに 穂森幸一

  • サミット前にG7の司教協議会会長らが共同声明 「人間の尊厳、政治・経済活動の基礎」

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 辺野古転覆事故、死亡した船長の金井創牧師を刑事告発へ 海上運送法違反容疑で

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 「ありがとう」か「あたりまえ」か 佐々木満男

編集部のおすすめ

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 「絶望の隣は希望」 在日ウクライナ正教会、ロシアの軍事侵攻4年で祈りの集会

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.