人の説明に先行する癒やしの御業 万代栄嗣

2020年9月21日09時22分 コラムニスト : 万代栄嗣 印刷

パリサイ人も彼に、どのようにして見えるようになったかを尋ねた。彼は言った。「あの方が私の目に泥を塗ってくださって、私が洗いました。私はいま見えるのです。」…ユダヤ人たちは、…言った。「神に栄光を帰しなさい。私たちはあの人が罪人であることを知っているのだ。」彼は答えた。「あの方が罪人かどうか、私は知りません。ただ一つのことだけ知っています。私は盲目であったのに、今は見えるということです。」そこで彼らは言った。「あの人はおまえに何をしたのか。どのようにしてその目をあけたのか。」(ヨハネ9:15~26)

主は今も救い主であり癒やし主です。あなたが心を開きイエス様に求め祈るならば、主は力強い癒やしの業を私たちのために現されます。私たちが信じている神様は「恵みの神様」であると聖書に書かれています。天地宇宙を創り、命を与え、私たちを救い、さまざまな恵みを生み出してくださる神様は文字通り、恵みの根源であるお方です。この恵みの秋、神様からの癒やしを祈り、神様からの祝福、恵み、豊かな御業を体験してまいりましょう。恵みを受け取るために信仰を働かせましょう。

この直前の聖書箇所で、生まれつき盲目の人物について、彼が盲目に生まれついたのは誰の罪のせいなのかと問う人々に対し、イエス様は「神のわざがこの人に現れるため」(ヨハネ9:3)と語られ、その盲人を癒やされました。今日の箇所は、それによって引き起こされたユダヤ人たちの議論の部分です。この時から2千年たった今でも、癒やされるための信仰の本質は変わりません。3つのことを確認しましょう。

1. 神による癒やしの事実が存在する

聖書には度々、癒やしが起こったことが記されています。その癒やしの御業はイエス様だけでなく、使徒や新約聖書の教会、旧約聖書の中でも神が働かれる所に起こったことが証言されています。そしてこの教会の中にも、数多くの癒やしの事実があります。私たちは、神による癒やしが存在するという事実を知りたいと思います。

ここで盲目が癒やされていろいろな議論が起こりますが、はっきりした事実は、とにかくイエス様による劇的で特別な力により盲人の目が見えるようになったということです。私たちは、癒やされるための訓練や手術、治療などの人間の方法論だけを求めるのではなく、神の力が働く事実をまず受け止めましょう。

2. 知識や理屈を越える癒やし

人々は、この人物が癒やされた原因や理由を何度も問い続けますが、面白いことに、最後まで具体的な納得できる説明は出てきません。神の御業を受け止め癒やされたいと願うときに大切なことは、人間の知識や理屈で説明がつかなくても構わないので、神の御業を現してくださいと祈ることです。神の御業には、私たち人間の知恵や理解では説明しきれないことがあることを受け止めておきましょう。現代の私たちは、ことの理由や原因、仕組みを全部理解することを求めるのです。しかし、神の御業は事実として起こるけれども、その理屈は、人には理解できない、説明がつかないこともしばしば起こり得るという事実を受け止めたいと思います。

3. 癒やしの理由はイエス様にある

この癒やされた人物はイエス様に出会い、イエス様の言われた通りに、シロアムの池に行って泥を洗って癒やされたのです。その事実が彼らの議論に先行して起こっています。誰も理由は分かりません。たったひとつのことは、イエス様がおられたからです。イエス様ご自身が理由となり癒やしが起こることを感謝しましょう。私たちは、今まで誰も体験したことのないことを求めているのではありません。旧、新約聖書から現在に至るまで、数限りない癒やしが事実として起こっています。この癒やしの恵みを私たちも頂きましょう。納得できる説明は要りません。イエスの御名による癒やしを体験しましょう。

万代栄嗣

万代栄嗣(まんだい・えいじ)

松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

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