私たちにとっての3つの確かなこと 万代栄嗣

2020年9月7日10時26分 コラムニスト : 万代栄嗣 印刷

私は、私を強くしてくださる私たちの主キリスト・イエスに感謝をささげています。…私は以前は、神をけがす者、迫害する者、暴力をふるう者でした。…「キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた」ということばは、まことであり、そのまま受け入れるに値するものです。私はその罪人のかしらです。しかし、…私があわれみを受けたのは、イエス・キリストが、今後彼を信じて永遠のいのちを得ようとしている人々の見本にしようと、まず私に対してこの上ない寛容を示してくださったからです。(1テモテ1:12~16)

私たちの心を不安定にさせる動きは世の中にたくさんありますが、イエス様は「勇敢でありなさい。私はすでに世に勝った」と試練や困難に対して勝利を宣言されました。そして死の力を打ち破りよみがえってくださいました。だから、イエス様と共に歩む私たちは勝利を必ず手にすることができます。主からの平安の約束を自分のものとしてしっかり歩みましょう。

今日の箇所は、使徒パウロが弟子のテモテに書き送った手紙です。あなたは、現代のような時代ではなくて、信仰が強く、聖霊が豊かに働いた聖書の時代に生きていたら幸いだったと思いますか? しかし実は、聖書の時代も大変でした。迫害され、捕らえられ、死刑にされることもありました。そして、ありとあらゆるおかしな教えがまかり通っていたのです。そんな中で書かれた手紙です。私たちの歩みを乱すようなものがあるかもしれませんが、私たちには、神様により与えられた確かなものがありますから、それをしっかりつかんで歩みましょう。

1. 私たちは罪人であったという事実

キリストと出会う前のあなたと、キリストと出会った後のあなた。その差を今思い起こしましょう。あなたの生活はずいぶんと変わったと思いませんか? 生き方はもっと不安定で、後悔ばかりしていたり、まやかしの楽しみばかり探していたり…。パウロは13節で、キリスト以前の自身の姿を振り返りました。正直恥ずかしくて振り返りたくなかったかもしれません。自分自身のことを完璧だと思っていたが、そうではなかったと彼は認めました。揺るぎやすい不安定な世の中にあって、私たちはキリストを通して確かなものを手にすることができます。そしてずいぶんと変わることができました。キリストと出会う前とその後の自分の変化を認め、受け入れましょう。

2. キリストと出会って救われたという事実

主は、自分は正しいと信じて人を裁いてばかりいた罪人の頭であった私と出会ってくださいました。このことを感謝しましょう。イエス様が出会ってくださらなければ、教会の礼拝に出ることも周りの兄弟姉妹たちと親しく過ごすこともあり得なかったのです。世の中にはこれが確かだと言えることが少ないですが、あなたの人生に関わる否定できない事実を忘れず、キリスト・イエスは、この私を救うために来てくださったと告白しましょう。

3. キリストによる新しい命が動き出した事実

あなたが救われたのは、あなたのような人がこれからも救われるためでした。このことを喜びましょう。あなたのような人の救いのパターンがあってもいいと、主は認めてくださったのです。キリストによる新しい命が動き始め、今も動き続けているのです。パウロの物語は、テモテへの手紙を書いた後も、天に召されるその日まで続きました。神様の素晴らしい救いのご計画によって私たちは選び出され、愛され、救われました。救われた者としての救いのご計画は、今も動いているのです。

12節でパウロは感謝をささげました。私たちも、古い自分がいた事実を認め、その私にイエス様が出会ってくださり、変えられ、今も共にいてくださるという事実を忘れず、救われた者のモデルとして歩めることを感謝して歩みましょう。

万代栄嗣

万代栄嗣(まんだい・えいじ)

松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

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