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救いの前に、神がおられるのは内側か?外側か?

2020年6月21日22時46分 コラムニスト : マイク・シュリーブ
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関連タグ:マイク・シュリーブニューエイジ
救いの前に、神がおられるのは内側か?外側か?+

大学でヨガの専任講師をしていた私は、生徒たちに、神はそれぞれの人間の中に宿っており、すべての人が内なる「神性な光」を持っていると教えていました。これは基本的に、東アジアやニューエイジの宗教団体による、神は内側に存在するという思想に基づいています。帰依する人たちは、この神を見いだすために自分の内面に目を向けるよう指導されます。

メヘル・バーバー(インドの神秘家)は弟子たちにこう説きました。「神を自分の外側に探すのはやめなさい。神の唯一の住まいは心であるから、あなたの内側にしか神を見つけることはできない」1。このような考え方は通常、汎神論(世のすべてとそれを構成する物質、その力と法則は、神の流出であるという主張)から生まれます。もし神の神性が自然界のすべてに宿っているとするならば、神はすでに私たちの内側に住んでいると考えるのも無理はありません2。

これとは対照的に、聖書は、男と女が神と分離した状態で世に生まれてくると教えています。この聖書的な見解に、『奇跡講座』(原題:A Course in Miracles)の著者ヘレン・シャックマンは次のように反論しています。「神と分離した感覚こそが、唯一、本当に正さなければならない欠乏です。この分離の感覚は、真実の認識が歪んで自分自身に欠けがあると認識していなければ、決して発生しなかったものでしょう」3。

しかし聖書が教えているのは「分離した感覚」ではなく「分離した状態」のことです(イザヤ59:2では「むしろお前たちの悪が、神とお前たちとの間を隔て・・・」と警告しています)。この「隔て」が影響を及ぼして、各個人に不義が生まれただけではなく、私たち全体にアダムから罪の状態が受け継がれたのです。良い知らせは、聖書が私たちは神と再び一つになることができると教えていることです。信仰によって、イエス・キリストが私たちの心に住まわれるときに、それは起こるのです(ローマ8:9~11、エフェソ3:17~19参照)。

この、神に対する人間の状態についての考え方は、聖書に記されたある重要な出来事に裏付けられています。天に上られる直前、イエスは弟子たちに、約束の聖霊が臨むまでは屋上の部屋で待っているようにと勧めました。聖書は五旬節(ユダヤ教の祭り)の日に「突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえた」と説明しています。この超自然的な「風」は弟子たちが座っていた家中に響きました(使徒2:1~21参照)。炎のような舌が彼らの頭上に現れ、一同が聖霊に満たされたのです。彼らが「満たされた」と書かれていることに注目してください。聖霊は彼らの外側から訪れて、内側に入ってきたのです。彼らのインナービーイング(内面の意識体)から覚醒したのではありません。このことから、冒頭の質問の答えがおのずと明らかになります。

そうです。救いを経験する前までは、神は間違いなくその人の外側におられます。この、神と人の分離こそが、人類を悩ます感情的また精神的な苦痛の最たる原因です。それ故、イエスは、私たちを父なる神と和解させてくださり、心に「神との平和」と「神の平安」の賜物を注いでくださいました。このイエスが「平和の君」という称号を受けたのは当然のことなのです(フィリピ4:7、ローマ5:1)。これこそが、窮地に陥っている私たちに与えられる救済なのです。

次回へ>>

  1. メヘル・スピリチュアル・センター(サウスカロライナ州マートルビーチ)の情報冊子『永久の巡礼地』(原題:A Place of Pilgrimage For All Time)5ページより
  2. 実際、この説は汎神論と万有内在神論の双方で論じられている。
  3. ヘレン・シャックマン、ウィリアム・セットフォード著『奇跡講座』(原題:A Course in Miracles、内なる平安のための財団、カリフォルニア州ティブロン、1976年)11ページ「テキスト」より

◇

マイク・シュリーブ

マイク・シュリーブ

(Mike Shreve)

大学で教えるヨガ講師だったが劇的に回心。1971年以来、教師、牧師、伝道者、出版社社長として10カ国余りで活動。アマゾンベストセラー書籍を含む15冊の著書がある。神学学士。比較宗教学に関する研究で米フェイス神学校から名誉神学博士号授与。モットーは「愛に根ざして真理を語る」(エフェソ4:15)。妻エリザベスとシュリーブ・ミニストリーズを主宰している。

※ 本コラムは、マイク・シュリーブが主宰する真の光りプロジェクトの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:マイク・シュリーブニューエイジ
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