Skip to main content
2025年8月19日07時56分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
新型コロナウイルス

新型コロナ感染の牧師が退院、集中治療室から動画で注意喚起 WHO事務局長もシェア

2020年4月4日10時18分
  • ツイート
印刷
関連タグ:新型コロナウイルスイギリス世界保健機関(WHO)
新型コロナ感染の牧師が退院、集中治療室から動画で注意喚起 WHO事務局長もシェア+
集中治療室から動画メッセージを発信したマーク・マクラーグ牧師。動画はSNSで計190万回近く再生され、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長もシェアした。(画像:動画のキャプチャー)

新型コロナウイルスに感染し、集中治療室から外出自粛や社会的距離の確保を呼び掛ける動画メッセージを発信していたペンテコステ派の英国人牧師が3月29日、1週間の入院を経て退院した。SNSに投稿された動画メッセージは計190万回近くも再生され、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長もシェアするなどしていた。退院を伝える別の投稿では、祈ってくれた人や病院スタッフに感謝を述べるとともに、「イエスは私の癒やし主」とコメント。現在は自宅で自主隔離を行っており、家族ともまだ会えない状況だが、毎日定時にライブ配信を行い、感染者の癒やしを祈る取り組みを行っている。

退院したのは、北アイルランド北部ニュートナーズにあるアーズ・エリム教会のマーク・マクラーグ牧師(40)。英公共放送BBC(英語)によると、マクラーグ氏が発症したのは3月16日ごろ。最初は呼吸がしにくいと感じたものの、せきは出なかったという。しかし地元の看護師に連絡をして症状を伝えると、救急外来に行くように言われた。測定すると血中の酸素量が少ないことが分かり、体温は38度あり、その後も上がり続けた。しかし、新型コロナウイルスの検査結果は初め、陰性だったという。

「まるで水の中で息をするようなもので、息切れしたときのようになります」。マクラーグ氏は、感染により発症した肺炎のひどさを語った。「土曜日(21日)には、もう力が残っていませんでした。状態を落ち着かせるために、人工呼吸器につなげなければいけませんでした。呼吸するための力が肺にまったく残っていないように感じました。マラソンを走って、息が絶えそうなくらいヘトヘトになる感じです」。妻には電話で死を覚悟していることも伝えたという。

そうした中で25日、自身のフェイスブック(英語)とツイッター(英語)に、集中治療室で撮影した動画メッセージを投稿した。

「この愛すべき国の至る所から寄せられている励ましのメッセージと祈りを見ています。北アイルランドを愛しています。世界を愛しています。祈ってくださって本当にありがとう。私はイエスのものです。私はイエスを信じます。イエスを愛します」。マクラーグ氏は、かすれた声でそう言いつつ、新型コロナウイルスを「単なる風邪やせき」のように考えてはいけないと警告した。

「新型コロナウイルスに感染しないなどとは思わないでください。一瞬たりとも、これがただの風邪だとかせきだとか考えないでください。私を見てください。そして聞いてください。もしウイルスに感染して集中治療室に入るなら、それは呼吸が困難になることを意味しています。人工呼吸器につながれることもあり得ます。だから、どうか政府の助言に従ってください。社会的距離を確保してください」

マクラーグ氏は、現在の大流行もいずれは収束するだろうとしつつ、「私たちは北アイルランドの心と魂を守らなければいけません。今この時、それ(守るべきもの)はNHS(英国の国民保健サービス)の職員たちなのです」と述べ、感染者急増による医療崩壊を何としても避ける必要があることを強調した。

「私は彼らの顔を見、彼らと話しました。彼らのうち幾人かは、自らがやがて新型コロナウイルスに感染することになるという事実を受け入れていました。その言葉の意味を深く理解しましょう。皆さんも皆さんの役割を果たしてください。社会的距離を取るといっても、別に友人や隣人に電話をかけたり、彼らが自分に電話しても出ないようにしたりするということではありません。だけど賢く、親切になりましょう。そしてNHSを愛して守りましょう」

この動画は4月3日の時点で、ツイッターでは175万回再生され、リツイート(拡散)数は3万9千に上った。またフェイスブックでも13万回再生され、シェア数は7千を超え、千を超えるコメントが寄せられた。WHOのアダノム事務局長も自身のツイッター(英語)で、動画をリツイートした上で、次のように述べていた。

「マーク・マクラーグさん、強くあってください!私たちの祈りはあなたと共にあります。このような困難な状況で、新型コロナウイルスがどれほど危険になり得るか、また勧告に従い自粛することがどれほど重要か、さらに医療従事者(を守ることがどれほど重要か)についても、世界にメッセージを伝えてくれてありがとう。無事でありますように」

新型コロナ感染の牧師が退院、集中治療室から動画で注意喚起 WHO事務局長もシェア
退院後、病院前で撮影した写真(写真:マクラーグ氏のツイッターより)

その後29日、マクラーグ氏は自身のツイッター(英語)に、病院スタッフと撮影した写真や病院前で撮影した写真、また自宅に向かう車内で撮ったとみられる写真と共に、次のコメントを投稿した。

「良い知らせがあります。私はアルスター病院を退院します。皆さんの祈りに感謝します。私の命を救ってくれたアルスター病院の職員たちに感謝します。人生を喜んで生きようと思います。皆さん、新型コロナウイルスに打ち勝ってください。互いに優しくしましょう。イエスは私の癒やし主です」

30日には、自宅で撮影した動画をツイッター(英語)に投稿。自宅に戻っても1~2週間は自主隔離しなければならず、愛する妻や幼い3人の子どもたちとも会うことができないつらさを語った。一方、詩編121編1~2節「わたしの助けはどこから来るのか。わたしの助けは来る、天地を造られた主のもとから」などを引用し、自身と同じように自主隔離をしている人々のための祈りをささげた。

また、この日から、歴代誌下7章14節「もしわたしの名をもって呼ばれているわたしの民が、ひざまずいて祈り、わたしの顔を求め、悪の道を捨てて立ち帰るなら、わたしは天から耳を傾け、罪を赦(ゆる)し、彼らの大地をいやす」をもとに、毎日午後7時14分に、新型コロナウイルスの感染者などのために祈る取り組みもスタート。この時間に合わせてフェイスブックでライブ配信を行い、教会の信徒らと共に祈りをささげている。

英保健省(英語)によると、英国では3日までに、新型コロナウイルスの感染者数は4450人増え3万8168人となり、死者数は684人増え3605人となった。感染者数、死者数共にイングランドが8~9割を占めて最も多く、北アイルランドはそれぞれ904人、36人となっている。

関連タグ:新型コロナウイルスイギリス世界保健機関(WHO)
  • ツイート

関連記事

  • 米、今も約5分の1が直接参加型の礼拝に出席 新型コロナで世論調査

  • 米で牧師3人死去、新型コロナウイルスに感染

  • ヒルソングNYの牧師が新型コロナに感染、ジャスティン・ビーバーに洗礼授けた牧師

  • 新型コロナ、カトリック司祭の死者70人超える イタリア

  • 米南部の教会で牧師夫妻、教会員ら30人以上が新型コロナに感染

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • ワールドミッションレポート(8月19日):ガーナのレレミ族のために祈ろう

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(240)聖書と考える「レプリカ 元妻の復讐」

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(8月17日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(1)

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(1)思い煩いを主に委ねる 加治太郎

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • 根田祥一氏の敗訴確定、最高裁が上告棄却 本紙に対する名誉毀損で賠償命令

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.