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エボラ出血熱で命を落としかけたクリスチャン医師、再びアフリカへ 「神が扉を開いてくださった」

2019年7月24日22時21分
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関連タグ:エボラ出血熱アフリカリベリアザンビアサマリタンズ・パースアメリカ
エボラ出血熱で命を落としかけたクリスチャン医師、再びアフリカへ 「神が扉を開いてくださった」+
米国人クリスチャン医師のケント・ブラントリー氏(写真:Roslan & Campion Public Relations)

2014年に西アフリカで大流行したエボラ出血熱の治療活動中、リベリアで自身も感染し、命を落としかけた米国人のクリスチャン医師、ケント・ブラントリー氏(38)が、再び医療宣教師としてアフリカに向かうことになった。ブラントリー氏は、医療宣教を続けるために神がアフリカに呼び戻してくださったと話す。

ブラントリー氏は最近、米キリスト教紙「クリスチャン・クロニクル」(英語)のインタビューに応じ、看護師の妻と2人の子どもを連れてアフリカ南部のザンビアに赴任することを明かした。

「私たちは時間をかけて祈り、断食し、この件について話し合いました。その上で神様は、ここに至るまでのすべての扉を開いてくださったのです」

「心の癒やしと霊の癒やし、霊的成長のために5年かかりました。私たちはこの5年間で、リベリアに行く前よりも成長しましたし、整えられたと思います」

ブラントリー氏がエボラ出血熱に感染したのは、キリスト教国際支援団体「サマリタンズ・パース」の働きのため、リベリアの首都モンロビアで患者の治療に当たっていた2014年7月のことだった。感染発覚後、未承認薬「ZMapp(ジーマップ)」の投与を受け、米国に帰国したブラントリー氏は、アトランタのエモリー大学病院で3週間の集中治療を受けた。

ブラントリー氏に、エボラ出血熱に感染していることを告げたのは、サマリタンズ・パースの医療部門「ワールド・メディカル・ミッション」のディレクターを務めるランス・プライラー氏だった。しかし、ブラントリー氏は診断結果を聞いても、信仰の故に冷静さを失わなかったという。

「(診断結果を聞いても)あのように応じられたのは、ひとえに神様の恵みだと思います。もしあれが別の週の別の日だったら、あのようには応じられなかったかもしれません」

「あの診断結果を聞くまでの数日間、私は聖書を熟読しつつ、自分たちの現状について考える時間がありました。診断結果が出るまで、私は3日間隔離されていたのです。ですから現地での活動について、落ち着いて考える余裕がありました。その時間は神様からの贈り物だと思いました。それがあったおかげで私の対応の仕方が完全に変えられて、診断を受けたときにこう祈ることができたのだと思います。『神様、私がここに来たのは、ただあなたに仕えるためです。私の願いは、あなたが栄光を受けることだけです』と。神様は、その祈りに答えてくださったのだと思います」

それから5年後――、ブラントリー氏はプライラー氏から再び重大な知らせを受けた。それは、医師が不足しているアフリカの農村地帯のために、再び医療宣教師として赴任しないかという提案だった。

ブラントリー氏の赴任先は、ザンビアのムキンゲ宣教病院。200病床を抱える大きな病院だが、近くのスーパーマーケットまで約100マイル(約160キロ)も離れている。ブラントリー氏は妻と共に、キリスト教医療奉仕団(本部・米テキサス州)に協力する形で、少なくとも2年間この病院で勤務することになる。

世界保健機関(WHO)によると、西アフリカでは2014年から16年にかけてエボラ出血熱が集団発生し、1万1325人の命が奪われた。米タイム誌は14年、「今年の人」としてエボラ出血熱と闘った関係者らを選び、ブラントリー氏は同誌の表紙を飾った。ブラントリー氏は命を救ってくださった神に感謝しており、病から回復した今、「神様がくださった召しに忠実に生きていきたい」と話す。

「それが意味するのは、家族と共にザンビアに移住し、キリスト教系病院で奉仕することだと考えています。貧しい人々に仕え、恵まれない人々に思いやりを示し、すべてを新しくし、壊れたものを修復する神様の働きに加わることを意味するのです」

ブラントリー氏は妻との共著『命のために召された:エボラ感染地帯のただ中で隣人を愛する』(原題:Called for Life: How Loving Our Neighbor Led Us Into the Heart of the Ebola Epidemic)の中で、一家が体験した試練について書きつづっている。2人は同書の中で次のように述べている。

「(2人が)置かれた立場を用いて、西アフリカの人々のための支援を呼び掛け、米国中にメッセージを伝えようと努力しました。特にキリスト教会には、恐れることなく思いやりを示すことの重要性を伝えました」

ブラントリー氏は「この新たな旅に出るに当たり、私たち一家と共に祈りに加わってほしい」と支援者らに求めた。「私たちは、神様が扉を開いてくださったと信じています。ですから、行くべき道も備えてくださると信じています。たとえ水道の水が暑さでお湯になっているとしても、それがあるなら私たちは大丈夫です」

一方、エボラ出血熱をめぐっては、ザンビアの北に位置するコンゴ民主共和国(旧ザイール)でこの1年余り流行が続き、1600人以上が死亡した。WHOはこれを受け、今月17日に「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」を宣言。WHOによる緊急事態の宣言は、これが史上5回目。西アフリカでの流行についても、14年8月に緊急事態が宣言されており、WHOは国際社会に対し、感染拡大を防ぐための支援を呼び掛けている。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:エボラ出血熱アフリカリベリアザンビアサマリタンズ・パースアメリカ
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