Skip to main content
2025年8月20日07時10分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. アフリカ

エボラ出血熱で命を落としかけたクリスチャン医師、再びアフリカへ 「神が扉を開いてくださった」

2019年7月24日22時21分
  • ツイート
印刷
関連タグ:エボラ出血熱アフリカリベリアザンビアサマリタンズ・パースアメリカ
エボラ出血熱で命を落としかけたクリスチャン医師、再びアフリカへ 「神が扉を開いてくださった」+
米国人クリスチャン医師のケント・ブラントリー氏(写真:Roslan & Campion Public Relations)

2014年に西アフリカで大流行したエボラ出血熱の治療活動中、リベリアで自身も感染し、命を落としかけた米国人のクリスチャン医師、ケント・ブラントリー氏(38)が、再び医療宣教師としてアフリカに向かうことになった。ブラントリー氏は、医療宣教を続けるために神がアフリカに呼び戻してくださったと話す。

ブラントリー氏は最近、米キリスト教紙「クリスチャン・クロニクル」(英語)のインタビューに応じ、看護師の妻と2人の子どもを連れてアフリカ南部のザンビアに赴任することを明かした。

「私たちは時間をかけて祈り、断食し、この件について話し合いました。その上で神様は、ここに至るまでのすべての扉を開いてくださったのです」

「心の癒やしと霊の癒やし、霊的成長のために5年かかりました。私たちはこの5年間で、リベリアに行く前よりも成長しましたし、整えられたと思います」

ブラントリー氏がエボラ出血熱に感染したのは、キリスト教国際支援団体「サマリタンズ・パース」の働きのため、リベリアの首都モンロビアで患者の治療に当たっていた2014年7月のことだった。感染発覚後、未承認薬「ZMapp(ジーマップ)」の投与を受け、米国に帰国したブラントリー氏は、アトランタのエモリー大学病院で3週間の集中治療を受けた。

ブラントリー氏に、エボラ出血熱に感染していることを告げたのは、サマリタンズ・パースの医療部門「ワールド・メディカル・ミッション」のディレクターを務めるランス・プライラー氏だった。しかし、ブラントリー氏は診断結果を聞いても、信仰の故に冷静さを失わなかったという。

「(診断結果を聞いても)あのように応じられたのは、ひとえに神様の恵みだと思います。もしあれが別の週の別の日だったら、あのようには応じられなかったかもしれません」

「あの診断結果を聞くまでの数日間、私は聖書を熟読しつつ、自分たちの現状について考える時間がありました。診断結果が出るまで、私は3日間隔離されていたのです。ですから現地での活動について、落ち着いて考える余裕がありました。その時間は神様からの贈り物だと思いました。それがあったおかげで私の対応の仕方が完全に変えられて、診断を受けたときにこう祈ることができたのだと思います。『神様、私がここに来たのは、ただあなたに仕えるためです。私の願いは、あなたが栄光を受けることだけです』と。神様は、その祈りに答えてくださったのだと思います」

それから5年後――、ブラントリー氏はプライラー氏から再び重大な知らせを受けた。それは、医師が不足しているアフリカの農村地帯のために、再び医療宣教師として赴任しないかという提案だった。

ブラントリー氏の赴任先は、ザンビアのムキンゲ宣教病院。200病床を抱える大きな病院だが、近くのスーパーマーケットまで約100マイル(約160キロ)も離れている。ブラントリー氏は妻と共に、キリスト教医療奉仕団(本部・米テキサス州)に協力する形で、少なくとも2年間この病院で勤務することになる。

世界保健機関(WHO)によると、西アフリカでは2014年から16年にかけてエボラ出血熱が集団発生し、1万1325人の命が奪われた。米タイム誌は14年、「今年の人」としてエボラ出血熱と闘った関係者らを選び、ブラントリー氏は同誌の表紙を飾った。ブラントリー氏は命を救ってくださった神に感謝しており、病から回復した今、「神様がくださった召しに忠実に生きていきたい」と話す。

「それが意味するのは、家族と共にザンビアに移住し、キリスト教系病院で奉仕することだと考えています。貧しい人々に仕え、恵まれない人々に思いやりを示し、すべてを新しくし、壊れたものを修復する神様の働きに加わることを意味するのです」

ブラントリー氏は妻との共著『命のために召された:エボラ感染地帯のただ中で隣人を愛する』(原題:Called for Life: How Loving Our Neighbor Led Us Into the Heart of the Ebola Epidemic)の中で、一家が体験した試練について書きつづっている。2人は同書の中で次のように述べている。

「(2人が)置かれた立場を用いて、西アフリカの人々のための支援を呼び掛け、米国中にメッセージを伝えようと努力しました。特にキリスト教会には、恐れることなく思いやりを示すことの重要性を伝えました」

ブラントリー氏は「この新たな旅に出るに当たり、私たち一家と共に祈りに加わってほしい」と支援者らに求めた。「私たちは、神様が扉を開いてくださったと信じています。ですから、行くべき道も備えてくださると信じています。たとえ水道の水が暑さでお湯になっているとしても、それがあるなら私たちは大丈夫です」

一方、エボラ出血熱をめぐっては、ザンビアの北に位置するコンゴ民主共和国(旧ザイール)でこの1年余り流行が続き、1600人以上が死亡した。WHOはこれを受け、今月17日に「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」を宣言。WHOによる緊急事態の宣言は、これが史上5回目。西アフリカでの流行についても、14年8月に緊急事態が宣言されており、WHOは国際社会に対し、感染拡大を防ぐための支援を呼び掛けている。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:エボラ出血熱アフリカリベリアザンビアサマリタンズ・パースアメリカ
  • ツイート

関連記事

  • エボラ出血熱と闘うケント・ブラントリー医師ら、米タイム誌の「今年の人」に

  • エボラ出血熱と戦った医療宣教師たちのドキュメンタリー映画、来年3月に米公開

  • リベリア教会協議会、エボラ出血熱に対する奉仕で政府から勲章受章へ

  • エボラ感染恐れ、ワシントンDCの日曜礼拝参加者4分の1減る

  • エボラ感染の米国人医師、生き延びた体験語る

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • ワールドミッションレポート(8月17日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(1)

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(240)聖書と考える「レプリカ 元妻の復讐」

  • ワールドミッションレポート(8月20日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(3)

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • ワールドミッションレポート(8月18日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(2)

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • 根田祥一氏の敗訴確定、最高裁が上告棄却 本紙に対する名誉毀損で賠償命令

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.