Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
闇から光へ

闇から光へ~的外れからの解放~(84)「恐れ」から「平安」へ 佐伯玲子

2019年5月6日22時28分 コラムニスト : 佐伯玲子
  • ツイート
印刷
関連タグ:佐伯玲子

X教の品々を断捨離し、心機一転、晴れてハレルヤ!イエス様と共に“クリスチャン”として生きる道を歩み始めたとき、マルセ先生から「クリスチャンは教会とつながり、その覆いの下で守られ歩むことが大切」と教えられました。群れ(教会)から迷い出た羊(神の子)は、狼(おおかみ、悪魔)の格好の獲物になってしまうからです。しかし、マルセ先生の教会は茅ヶ崎市にあり、当時住んでいた家から大変遠かったので、調布にあるS先生の教会につなげていただきました。

いよいよ本格的なクリスチャン生活が始まりました。日曜日は礼拝に行き、聖書の学び会にも参加し、「洗礼」を考え始めた頃、S先生から「(子宮筋腫のことで)病院に行っていますか?」と尋ねられました。「医療不信になって約3年間、怖くて行っていません」と伝えると、「現状を知るためにも、診ていただきましょう。恐れないで。イエス様が共におられます。きっと、愛ある病院、医師と出会わせてくださるから」と、お祈りをしてくださいました。

「“医学”も、神様が下さった“知恵”の一つ。必要に応じてうまく付き合うのも大切だ」と思いました。私以上に幾つものつらい病を経験し、乗り越えてこられたマルセ先生からも「愛のある、腕の良い先生と出会え、手術の際はイエス様ご自身が執刀医の手を取り行ってくださるから大丈夫!」と宣言して祈っていただきました。先生方の力強い祈りと励ましを得て、病院に行く決心をしました。

ネットや友人たちからの情報を得ながら、良い病院を探しました。すると、「腹腔鏡で筋腫の手術を行う名医」を見つけたのです。都内にある、大きな個人病院の副院長K先生で、テレビや雑誌でも取り上げられるほどの有名な方でした。

早速予約をして出向きました。残念ながら診察はK先生ではありませんでしたが、代診してくださったN先生はとても柔和な優しい方で、リラックスして受診することができました。医者によっては、「こんなに大きくなるまでなぜ来なかった?!」と怒鳴る人もいると聞いていたので、診察室に入るまで緊張していましたが、私の状態を一切責めず、それどころか「病院に来られなかった理由」を、一つ一つ優しく頷きながら気長に聞いてくださいました。

途中で涙が溢れ、言葉に詰まったときも、「ゆっくりでいいですよ」と落ち着くまで待ってくださったのです。「なんという違いだ!X信仰時代に出会った医師たちには、身も心もズタズタに傷付けられてばかりだったのに・・・。本当に、イエス様がそばにいて見守ってくださっている!」。神様の好意が、N先生を通して流れているのを感じました。「ハレルヤ!主よ感謝します!!」。心の中で叫びました。

しかし、MRI検査の結果、「腫瘍が大き過ぎて、腹腔鏡手術は不可」との診断が下ってしまい、開腹手術ができて、総合的にもケアできる、もっと大きな病院に行くことを勧められました。そこには提携先病院が無かったため、紹介状のみを書いていただき、再び病院を探すことになりました。

時間がかかるか?と思われましたが、祈りつつ探すとすぐに見つかりました。民間の総合病院で、産婦人科の評判も良い、女性医師の多い病院でした。診察前の問診をしてくださった女医先生もとても優しく、ここでもまた話しているうちに過去を思い出し、泣き出してしまった私を気遣い、速やかにカーテンを引いて隠してくださり、「大変な思いをされて来たんですね。つらかったこと、よく話してくださいました。ありがとうございます」と、労わり慰めてくださいました。

ですから、短い時間ながらも信頼関係が生まれ、その後の診察台に上がる恐怖もほとんどありませんでした。ここでも愛ある対応を受けた私は、「イエス様とつながっていれば大丈夫だ!」という安心感で満たされていきました。

しかし、診断結果はここでも「手術不可」・・・。「これだけ大きい腫瘍を摘出した場合、それまで滞っていた血液やリンパ液が一気に流れ出すので、万が一、足に血栓があったら、それが肺や心臓に送られてしまい、命の危険が伴う。さらに、“悪性”の可能性も考えると、あらゆるケースに対応できる、設備のしっかり整った“大学病院”に行った方が良い」ということでした。

あらためて、自分が相当大変な状態なのだ!と思い知らされました。大学病院には苦い経験があるので一瞬心が引きましたが、それでも「今の私はイエス様と一緒だから大丈夫!!」という安心感が、すぐに恐れを締め出しました。神様は、私の中にあった「医療への大きな恐れ」を、少しずつ抜き去ってくださいました。

愛のあるお医者さんたちに出会わせ、段階を踏ませていく中で、私の心を「恐れ」から「平安」へと変えていってくださったのです。「キリストに付く者と、そうでない者との違い」・・・それを、とても明確な形で体験できたことは、伝道に大いに役立つ「証し」となっています。「すべてのことを働かせて益としてくださる」(ローマ8:28)主に感謝致します。

そして、その紹介状を手に、都内にある大学病院に・・・。2013年初春の頃でした。

<<前回へ     次回へ>>

◇

佐伯玲子

佐伯玲子

(さえき・れいこ)

愛知県豊田市出身。名古屋造形芸術短期大学造形芸術科プロダクトデザインコース卒業後、役者を目指し上京。幼少より得意だった物まねを生かし、ホリプロお笑い部門第1期生として、バラエティーやドラマ、舞台などで活動。結婚後は、プレイヤーの他、脚本、演出、プロデュースといった制作活動を行う。26歳の時に出会ったカルトの洗脳により、離婚、度重なる病やけがで、生命危機一髪の2012年秋、イエス・キリストに出会い、22年間に及ぶカルト洗脳から救われる。2015年春より、神様から賛美を使って歌って踊るエクササイズ「賛美クス」を与えられ、フィットネスを通した伝道を行っている。教会はもちろん、ノンクリスチャンの人たちに、賛美の「力」と「神様に感謝をささげることの喜び」を、ステージパフォーマンスやレッスンを通して発信している。「主イエスの恵み教会」所属。

■ B.B Wonderland公式サイト

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:佐伯玲子
  • ツイート

関連記事

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(83)もう迷わない 佐伯玲子

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(82)闇の最終手段 佐伯玲子

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(81)神様と悪魔の戦い! 佐伯玲子

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(80)いきなり!バイブルスタディー 佐伯玲子

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(79)信仰告白 佐伯玲子

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.