Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 宣教

「次世代に福音をどう伝えるか」 エンジョイチャーチ・サミットに日本から20人以上が参加

2018年3月19日23時56分 執筆者 : 青木保憲
  • ツイート
印刷
関連タグ:エンジョイチャーチオーストラリア青木保憲メガチャーチ
「次世代に福音をどう伝えるか」 エンジョイチャーチ・サミットに日本から20人以上が参加+
エンジョイチャーチのシェイン・ジョージー・バクスター主任牧師(左)(写真:エンジョイチャーチ提供)

オーストラリア・メルボルンにあるメガチャーチ「エンジョイチャーチ」で2月15〜17日、年次大会(サミット)が行われた。サミットでは、シェイン・ジョージー・バクスター主任牧師をはじめ、各地でリバイバルを生み出している多くの牧師たちが講師となり、次世代にどのように福音を届けるか、またそのような教会をどのように作り出し、継続させていくかについてメッセージを語った。

さらに、サミットに初めて参加した人の中からは、イエス・キリストの福音を受け入れ、救いへと導きが与えらた人が多く出た。実に参加者の3分の1がノンクリスチャンだったという。

世界各地から教会の牧師やリーダーなど2千人以上集い、遠い所ではベルギーやアルゼンチンからの参加者もいた。その中で特に注目を集めたのは、日本からの参加者。牧師と信徒合わせて20人以上が参加し、皆がそこで大きな刺激を受けて帰国した。

南半球に位置することから、メルボルンは極寒の日本とは対照的に晩夏の装いだった。日本から飛び立つときはジャンパーが必要だが、現地に着けばTシャツ1枚で十分。そんな気候の変化もまた、日本からの参加者には大きな刺激となった。

暑い地で行われる熱い大会。それがエンジョイチャーチ・サミットである。参加者の平均年齢は低い。なぜなら「次世代」にこそフォーカスされたサミットだからだ。参加者の声を幾つか拾ってみよう。

「次世代に福音をどう伝えるか」 エンジョイチャーチ・サミットに日本から20人以上が参加
世界各国から2千人を超える参加者が集まった。(写真:エンジョイチャーチ提供)

教会から参加したAさん(18)とKさん(21)

「大きさに違いこそあれ、同じスピリットがあると分かりました。私たちが次に進むための良き模範がそこにあると思いました。エンジョイチャーチのようなワーシップのレベルの高さ、雰囲気の良さに触れられたので、次は私たち日本の若者でこれを生み出したいと思いました」

「今回のサミットは、自分にとっても、教会にとっても、成長のきっかけを与えてくれる機会でした。『自分が誰であるかを知ることは、自分が誰かのようではないことを知ることだ』という言葉が響きました。自分が神様の目に尊く映っていること、愛されていることをあらためて知りました」

サミットで神様を信じる決心をしたK君(16)

「神様の元に行く決心ができました。イェイ!」

日本人牧師たちの声

「(エンジョイチャーチが目指しているものを)私たちも同じ視点で見ているのだと自信を持てました。さらにこれを推し進めていき、次の世代、また次の世代と、あらゆる世代の変化を通して日本を作り変えることができると確信できました」

「感動したことはたくさんありますが、最も大きな感動は『誰も1人にさせない(No one stands alone)』と繰り返されていたことです。教会の大小ではなく、どんな規模の教会であっても、それができるんだと分かりました。これを日本に帰って、多くのクリスチャン、教会に伝えたいです」

現在、エンジョイチャーチは世界各地で教会開拓に着手している。しかしそれは、世界に広がる「エンジョイチャーチ帝国」を建設するためではない。「メガチャーチ」と聞くと、どうしても日本のキリスト教界からは帝国主義的な福音宣教を思い浮かべる声が聞こえてくる。しかし、少なくとも彼らに限ってはそんなことはない。むしろ向かうベクトルはまったく逆である。「地域に仕えるため」「福音を通して日本人に寄り添うため」の働きと言っていい。

日本ではいよいよ、エンジョイチャーチ大阪が4月15日午後2時半の礼拝からスタートする。場所は、大阪市福島区にあるパインブルックリン。当日は何と、店のオーナーがボランティアでコーヒーを入れてくれるという。地域に密着した、ノンクリスチャンにとって敷居の低い教会(彼らの言い方だと「ポップアップチャーチ」)が実現しつつある。

「次世代に福音をどう伝えるか」 エンジョイチャーチ・サミットに日本から20人以上が参加
日本からは牧師と信徒合わせ20人以上が参加し、サミットの中でも特に注目を集めた。(写真:エンジョイチャーチ提供)

エンジョイチャーチ大阪を担当する芳之内良太牧師は、2月からギャザリングと呼ぶ準備礼拝を開始しており、すでにその中で10人近くがクリスチャンとなっている。

「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい」(マタイ9:37、38)

この御言葉にもあるように、若い世代へと目を向けることさえすれば、確実に彼らに福音は伝えられていく。そのことをエンジョイチャーチは身をもって教えてくれている。後は、この収穫を得るために働き手が本気になるかどうかである。

キリスト教界には、多くの教派があり、教えが存在し、そして教理が張り巡らされている。これをまったく無視することはできないが、教派や教理のために私たちは活動しているのではない。これらは福音宣教をスムーズに行えるよう「通り良き管」として用いられるべきである。

「次世代に福音をどう伝えるか」 エンジョイチャーチ・サミットに日本から20人以上が参加
サミットの参加者の3分の1はノンクリスチャンで、多くの人がサミットを通して信仰の決心をした。(写真:エンジョイチャーチ提供)

エンジョイチャーチの事例は、私たちに何を伝えてくれるのか。

「大きな教会ですよ」「こんなにすごい設備がありますよ」「若者たちがこれくらい集まってますよ」というような、そんな表面的なことではない。サミットの参加者の感想の中で「自分が誰であるかを知ることは、自分が誰かのようではないことを知ることだ」とあったが、まさに「私だからこそできる伝道」「私に任されたスタイル」を一人一人が模索し、それを実行していく気構えを示してくれているのだろう。

日本はクリスチャン人口が1パーセント未満だと言われて久しい。オーストラリアや西洋諸国と単純に比較しても、受けるのは劣等感と焦燥感だろう。

だが、エンジョイチャーチから私たち日本のキリスト教界(会)が真に受け取るべきは、それぞれの持ち場、立場で精いっぱい若い世代に向き合っていくことこそ大切なのだ、という古くて新しいメッセージではないだろうか。

この記事も、メガチャーチの単なる宣伝とは思わないでいただきたい。それでは「日本の宣教は難しい」と評論家よろしく分析してきた、今までの在り方と何ら変わらない。そうではなくて、このような外国のメガチャーチが私たちに示してくれることは、「私たちも神に愛されている民であるのだから、あなたの置かれた状況から、逃げないで、恐れないで、次世代に向かって一歩距離を縮める努力を始めよう」ということではないだろうか。

「次世代に福音をどう伝えるか」 エンジョイチャーチ・サミットに日本から20人以上が参加
エンジョイチャーチ大阪のオープニングの案内

■ エンジョイチャーチ大阪
ウェブサイト:https://enjoy.church/japan
フェイスブック : https://www.facebook.com/enjoychurchosaka
インスタグラム : https://www.instagram.com/enjoychurchosaka

◇

青木保憲

青木保憲

(あおき・やすのり)

1968年愛知県生まれ。愛知教育大学大学院卒業後、小学校教員を経て牧師を志し、アンデレ宣教神学院へ進む。その後、京都大学教育学研究科修了(修士)、同志社大学大学院神学研究科修了(神学博士)。グレース宣教会牧師、同志社大学嘱託講師。東日本大震災の復興を願って来日するナッシュビルのクライストチャーチ・クワイアと交流を深める。映画と教会での説教をこよなく愛する。聖書と「スターウォーズ」が座右の銘。一男二女の父。著書に『アメリカ福音派の歴史』(明石書店、12年)、『読むだけでわかるキリスト教の歴史』(イーグレープ、21年)。

関連タグ:エンジョイチャーチオーストラリア青木保憲メガチャーチ
  • ツイート

関連記事

  • 日本の救いのため オーストラリアのエンジョイチャーチ、大阪で教会開拓へ

  • 2020年までに東京に新しい10の教会を 「教会開拓」の集中研修開催

  • 「開拓伝道者の人格形成と教会形成」 第20回開拓伝道セミナーで福井誠氏が講演

  • 「イエスの“ガチ”な弟子をつくる」 ヒズコールチャーチ、豊田市の開拓スタート

  • 教会開拓はアメリカ・キリスト教復興の鍵となりえるか?(1)

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • ヨハネの黙示録(3)御言葉と証し 岡田昌弘

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.