Skip to main content
2025年8月20日23時06分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

英高層住宅火災、救援活動の中心に教会 発生直後から物資続々と

2017年6月20日20時30分 翻訳者 : 山本正浩
  • ツイート
印刷
関連タグ:イギリス英国国教会
英高層住宅火災、救援活動の中心に教会 発生直後から物資続々と+
救援物資でいっぱいになった聖クレメント教会(写真:ACNS)

14日午前1時(日本時間同午前9時)ごろ、ロンドン西部にある公営の高層住宅で発生した大火災から数時間後、現場付近にある聖クレメント教会(英国国教会)は、瞬く間に緊急救援センターに様変わりした。火災の激しさが増すにつれ、同教会には100人余りの住民が避難し、救援物資が続々と寄せられた。地域の人々は、被災した高層住宅の住人のために衣服や寝具、トイレ用品などを持ち寄った。避難した人の多くは、パジャマ姿で現場から避難しており、何もかも失ってしまった。救援活動は、地元の諸教会のボランティアたちが率先して行っている。

アラン・エベレット牧師は、壊滅的な火災から数時間のうちに、事態がどのように展開したかを説明した。「私は午前3時半に教会を開けたのですが、数分後には地元の住民たちが救援物資を持ち込み始めました。どのテーブルも救援物資であふれました。すさまじい勢いで物資が持ち込まれました」。聖クレメント教会は物資でいっぱいになり、部屋が足らずに、もはや救援物資を保管できなくなるほどになった。

エベレット牧師によると、聖クレメント教会は地域住民への伝道活動に常に重きを置いてきたため、この悲劇的な出来事が人々に固い絆をもたらしたという。

「長年にわたって地域伝道をしてきましたので、この教会には高い信頼が寄せられています。あらゆる宗教の人から信頼されているのです。このような反応は、社会的な福音です。悲劇に見舞われた人々は、神はどこにいるのかと疑うかもしれません。しかし、神は助けを差し伸べている人々の中におられるのです」

英高層住宅火災、救援活動の中心に教会 発生直後から物資続々と
火災発生の数時間後から、地域の住民が水や食べ物、衣服などを持ち寄ってきたという。(写真:ACNS)

火災があったケンジントンの大司祭のマーク・オドノギュウー牧師も、14日早朝から聖クレメント教会に駆け付けた。「私は、友人や親戚を必死に探す人たちのそばに腰掛け、ずっと話を聞ていました。この教会はキリストのような同情と心遣いを表しています」。隣接する教区から来たジェームス・ハード牧師は、被害に遭った人々と祈りながら時を過ごした。「私は昨日の大半をここで過ごしました。やって来る人たちは、ショックのために話すこともままならない状態です」

教会の敷地内には祈りのスペースが設けられており、地域の聖職者が悲しむ近親者らを支援できるようになっている。また聖クレメント教会では、行方不明者の登録もできる。

現場はさまざまな国籍の人たちが住む、極めて多文化的な地域だ。モロッコ人、フィリピン人、東欧人、またエチオピアやエリトリア、ソマリア出身の人々が多く集まっている。

英高層住宅火災、救援活動の中心に教会 発生直後から物資続々と
行方不明者を探す女性(写真:ACNS)

カンタベリー大司教ジャスティン・ウェルビーは、地域住民による応答は「並々ならぬ光景」だったと述べた。ケンジントンのグレアム・トムリン主教は、聖職者が先頭に立つことは重要なことだと語った。

「教会の扉と共に、心も開いてできる限り支援することが重要です。この教会は災害のあった地域の中心にあるため、ここには親戚に関する知らせを心待ちにする家族の人たちが集っています。5歳の息子が見つかっていないエチオピアの家族がいます。高層住宅の周辺では多くのフィリピン人が行方不明になっているため、地元のフィリピン人牧師が熱心に関わっています」

聖クレメント教会は、高層住宅の一角から徒歩4分の所にある。

※ この記事は、ACNSの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:イギリス英国国教会
  • ツイート

関連記事

  • 英総選挙受け、英国福音同盟が声明 不確かな時代にクリスチャンがすべき4つのこと

  • 英でテロ追悼公演、ジャスティン・ビーバー「神は闇の真っただ中でも善」

  • 「聖霊よ、来てください」 ロンドン襲撃テロ受け、英国の教会指導者ら

  • ロンドン襲撃テロ:カンタベリー大主教、英国は「ドアの後ろに隠れていてはいけない」

  • ロンドンが真っ赤な「血の色」に、迫害の犠牲者覚え 教会やモスクも

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 私の名を使って(その2) マルコ福音書9章38~41節

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 聖書のイエス(15)「わたしだ。恐れることはない」 さとうまさこ

  • ワールドミッションレポート(8月18日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(2)

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • 根田祥一氏の敗訴確定、最高裁が上告棄却 本紙に対する名誉毀損で賠償命令

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.