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ロンドン襲撃テロ:カンタベリー大主教、英国は「ドアの後ろに隠れていてはいけない」

2017年6月5日18時44分 翻訳者 : 山本正浩
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関連タグ:カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビー英国イスラム国(IS)
カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビー+
カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビー=2012年11月9日(写真:米国聖公会中央フロリダ教区)

英国国教会のトップであるカンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビーは、ペンテコステの4日、前日夜にロンドン中心部で発生し、少なくとも7人が死亡したテロにより、英国が「閉じたドアの後ろに隠れてしまう」ことへの危機感を表明し、危険を克服し、危険をもたらす人々を克服するよう、キリスト教徒らに呼び掛けた。

ウェルビー大主教は4日朝、英南東部の港町フォークストーンにあるホーリー・トリニティー教会でペンテコステ礼拝に参加し、詰め掛けた数百人の聴衆を前にメッセージを語った。礼拝の模様は英公共放送BBCでも生中継され、大主教は、イエスの弟子たちが鍵の掛かった部屋に隠れていたとき、聖霊に満たされたというペンテコステの出来事について触れ、英国の召命は危険に打ち勝つことであり、鍵の掛かった部屋に隠れたままでいることではないと語った。

「昨夜のように、時にはドアに鍵を掛けることは必要ですが、私たちは前進するすべを知っておく必要があります」と大主教。「これまでにも私たちは皆、同じ気持ちになったことがありました。ある人たちにとって、今がそのような時かもしれません。この国の文化、歴史、召命が、危険を克服し、危険をもたらす人々を克服することであるにもかかわらず、危険から逃げ出して閉じこもってしまう危険性があります」と続けた。

3日のテロは、現地時間午後10時(日本時間4日午前6時)ごろ、ロンドン中心部のロンドン橋周辺で発生。ワゴン車が橋を暴走して歩行者を次々とはね、車から降りた男たちが近くの食品市場「バラマーケット」などにいた人々をナイフで襲い、7人が死亡、50人近くが負傷した。死傷者の中には外国人も含まれており、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出している。

英国では約2週間前の先月22日、中部マンチェスターで22人が死亡、重体数人を含む60人近い負傷者を出した自爆テロが発生している。大主教はその際も、テロを受けたコメントをツイッターに投稿していた。

「私たちは、痛みと苦しみの中にある負傷者や遺族と共に悲しみます。私たちは今日、『聖霊よ、来てください』と、平和と癒やしの御霊に祈ります」

4日の礼拝では、聴衆から歓迎の拍手を浴びた大主教はこう語った。「世界で一番大きな力はイエス・キリストの愛です。それはテロの邪悪さやテロリストによる甚大な悪よりも強力です。それは支配者たちの目には見えませんし、コミュニケーターにも知られていません」

「キリストの愛にはツイッターのアカウントはありませんし、フェイスブックにも登場しませんが、どんなに強大な軍隊よりも多くの国々を勝ち取っており、どんなに雄弁な演説家やコミュニケーターよりも多くの人の人生を変えており、既存のどのソーシャルメディアよりも多くの人を真のコミュニティー(教会)に導いています」

「キリストの愛は人種の壁を打ち破り、国境をなくし、性別の違いや社会的地位、能力、貧富の差や学歴を凌駕(りょうが)しています」

「私の人生、私たちの人生、またイエス・キリストに従うすべての人々、そして世界中の何百万人もの人々の人生を毎日変えているのはこの愛なのです」

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビー英国イスラム国(IS)
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