Skip to main content
2025年8月20日11時06分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

ロンドンが真っ赤な「血の色」に、迫害の犠牲者覚え 教会やモスクも

2016年11月26日23時26分 翻訳者 : 山本正浩
  • ツイート
印刷
関連タグ:イギリスエイド・トゥ・ザ・チャーチ・イン・ニード(ACN)英国国教会カトリック教会イスラム教ユダヤ教異宗教間交流
ロンドンが真っ赤な「血の色」に、迫害の犠牲者覚え 教会やモスクも+
赤くライトアップされるウェストミンスター宮殿(英国会議事堂)。信仰の故に迫害されている世界中の人々への連帯を示し、この日はロンドン市内のさまざまなランドマークが赤く染まった。

ウェストミンスター宮殿(英国会議事堂)やロンドンアイ(ロンドンにある大型観覧車)、その他の主要なランドマークが水曜日の23日夜、世界中で信仰の故に迫害されている数百万人の人々のために、「血の色」の照明をともした。

歴史を感じさせるウェストミンスター宮殿をはじめ、英国国教会のウェストミンスター寺院やカトリック教会のウェストミンスター大聖堂、聖ジョージ・コプト正教大聖堂の他、ロンドン中の多くの教会やモスク、シナゴーグ、ランドマークなどがこの日、赤く染められた。

この「赤い水曜日」キャンペーンは、カトリックの慈善団体「エイド・トゥー・ザ・チャーチ・イン・ニード(困窮している教会への支援)」(ACN)によって組織されたもので、キリスト教の指導者だけではなく、イスラム教やユダヤ教の指導者らも賛同し、世界中で宗教的自由が奪われていることを訴えた。

米国務省の今年の報告によると、世界人口の76パーセントが、高水準もしくは超高水準で宗教的自由の制限を受けている。

キャンペーンが行われたこの日には、ロンドン名物の2階建てバス「ダブルデッカー」が、北ロンドンにあるイマム・コエイ・イスラム・センターやリベラル・ジューイッシュ・シナゴーグ(LJS)、セントポール大聖堂を巡り、終点の国会議事堂広場に向かうというコースも設けられた。

ロンドンが真っ赤な「血の色」に、迫害の犠牲者覚え 教会やモスクも
英国国教会のカンタベリー大主教公邸であるランベス宮殿も「赤い水曜日」キャンペーンに参加し、赤くライトアップされた。(写真:同宮殿のツイッターより)

赤いライトで染まったウェストミンスター寺院の西側では、シリア正教会の最高指導者であるアンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世が、この光景を見て「殉教が今も起きており、今後も続くことを想起させられた」と述べた。

「キリスト教徒や他宗教の信者が世界中で迫害されていますが、政治家や政府はほとんど関心を示していません」と、総主教は英国クリスチャントゥデイに語った。

総主教は、「宗教の名において他宗教の信者に暴力を振るっている人たちが正義による裁きを受け、暴力が繰り返されないよう歯止めを掛けることが重要です」と述べた。

カトリック信者であり、リバプール選出の英上院議員であるデイビッド・アルトン卿は、ウェストミンスター宮殿を赤く照らすキャンペーンを支援した。アルトン卿はこの日、キャンペーンの終わりに際し、支援は「格別なもの」だったと述べた。

アルトン卿は英国クリスチャントゥデイに、「信仰の故に、数百万の人々が苦しんでいます。世界人権宣言の宗教の自由に関する第18条は、日々破られています」と語った。

ロンドンが真っ赤な「血の色」に、迫害の犠牲者覚え 教会やモスクも
英国のコプト正教会トップであるアンジェロス主教もこのキャンペーンに参加した。(写真:英国コプト正教会のツイッターより)

「強制収容所に入れられている北朝鮮のキリスト教徒についても、パキスタンのアハマディア派イスラム教徒や、イランのバハーイー教徒も、ミャンマーのロヒンギャのイスラム教徒、あるいはサウジアラビアの無神論者についても、皆破られています。人々は残虐で恐ろしいやり方によって迫害されています」

LJSを出たところでは、ACNの広報担当者であるジョン・ポンティフェックス氏が、キリスト教徒やイスラム教徒、ユダヤ教徒それぞれが団結することが重要だと英国クリスチャントゥデイに語った。

ロンドンが真っ赤な「血の色」に、迫害の犠牲者覚え 教会やモスクも
「赤い水曜日」キャンペーンのバスツアーの一環として、北ロンドンのイマム・コエイ・イスラム・センター前で会ったキリスト教とイスラム教の指導者ら

「団結したからといって、私たちがアイデンティティーを失うことはありません。実際は、アイデンティティーを構築することになるのです。なぜなら、互いに多くのことを学び合うことができ、互いにアイデンティティーを共有することになるからです」「これはある意味で、それぞれがルーツに立ち返ることを意味します」と、ポンティフェックス氏は述べた。

また、この日の意味は「暴力はもうたくさんだ」と宣言することにあると説明し、「宗教の名によってこれ以上暴力が行われてはなりません。協力してこの暴力を食い止める必要があります」とポンティフェックス氏。「赤い水曜日に込められた思いは、血を流してまでも信仰のために犠牲を払った全ての人々に光を当てることにあるのです」と述べた。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:イギリスエイド・トゥ・ザ・チャーチ・イン・ニード(ACN)英国国教会カトリック教会イスラム教ユダヤ教異宗教間交流
  • ツイート

関連記事

  • ロンドンでイスラム教徒が教会の礼拝に出席 仏神父殺害事件受け連帯示す

  • キリスト・ユダヤ・イスラム教徒が「共存巡礼」デモ 英ロンドン

  • オープン・ドアーズ「世界の教会は自己中心的、迫害されている兄弟姉妹に助けの手を」

  • 「フセイン統治下以上に厳しい」 迫害で激減するイラクのキリスト教人口

  • EUが宗教・信仰の自由に関する報告書を発表、キリスト教徒へ対する世界規模の迫害示す

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • ワールドミッションレポート(8月20日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(3)

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(240)聖書と考える「レプリカ 元妻の復讐」

  • ワールドミッションレポート(8月17日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(1)

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • ワールドミッションレポート(8月17日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(1)

  • 根田祥一氏の敗訴確定、最高裁が上告棄却 本紙に対する名誉毀損で賠償命令

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.