Skip to main content
2026年6月19日18時06分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
愛による全面受容と心の癒やしへの道

愛による全面受容と心の癒やしへの道(56) 峯野龍弘牧師

2014年2月28日22時36分 コラムニスト : 峯野龍弘
  • ツイート
印刷
関連タグ:峯野龍弘
峯野龍弘+

第5章 心傷つき病む子どもたちの癒やしへの道

さて、ここで心傷つき病む子らの癒やしの王道である“アガペーによる全面受容”という真理を学ぶにあたって、今一度その癒やしをもたらす根源であり、その癒やしの法則の生命的基盤となり、かつ中心原理である“アガペー”―真の愛の本質―について思い起こし、各自のお心にその意味するところを深く銘記して頂きたいのです。

それは第4章の「心病む子供たちの心傷つくプロセスと諸症状」という解説の中で、特に世俗的価値観に支配されている両親やその同居の親族がもたらしたウルトラ良い子らへの非受容の原因の最たる一つが、親の我が子を愛しているという自負心と真の愛の本質に対する親の無理解によるものであると指摘させて頂いた際に、特にコメントさせて頂いた事でしたが、ここでもう一度記させて頂きましょう。

なぜならくどいようですが、心傷つき病む子らを完全に癒やし得る王道は、あくまでも“アガペーによる全面受容”にのみあるからです。つまり、ここで強調・特記されている「全面受容」とは、決して心理学の世界で一般的に言われている「全面受容」という言葉とは、全く異なった意味を持つ言葉だからです。ここで言う癒やしの王道としての全面受容は“アガペーによる”という極めて特化された“アガペーに基づき”、“アガペーに根ざし”、“アガペーから生み出された”、まさに“アガペーによる全面受容”だからです。

仮にそこに“全面受容”が成されていたとしても、その“全面受容”が真の愛、つまり“アガペー”から成され、出たものでないとするならば、受容された病める相手は一時的には心が安息したり、癒やされたかに見えるかも知れませんが、やがて遠からずしてその“全面受容”が真の愛から出たものではなかったことを知って失望し、心満たされず、再び不安を覚えるに至るでしょう。のみならずその“全面受容”が本心からのものではなく、その場しのぎの対処療法の一つに過ぎなかったと知って、その全面受容してくれた相手に対して、かえって疑いや欺瞞(ぎまん)をさえ抱きかねません。そこで真の癒やしの王道としての全面受容は、“アガペーによる全面受容”以外では断じてないのです。

そこで癒やしの王道としての“アガペーによる全面受容”の基盤である真の愛“アガペー”とは、何でしょう。それをあえて定義すれば、以下のようになります。

「アガペーとは、相手のために、しかも自らに敵対し不利益を与える相手のためにさえ、あえて自己犠牲を甘受して、その相手の祝福のために、献げ仕えて行く、何一つ見返りを期待しない心と生活である」

いかがでしょうか? ご理解頂けたでしょうか。ただ一、二度読み返しただけでは、なかなかご理解いただけないかと思います。しかし、この言葉を一語一語、一句一句丁寧に読み返し、その意味するところをイメージしながら味わってみて下さい。ここには真の愛の本質が、実践的に意味づくように定義されています。

これが真の愛であるとしたなら、既に先にも言及しましたが、お互いの“愛してきた”、あるいは“愛している”と思っている愛が、如何に浅薄で、陳腐なものでしかなかったことかに気付かされないでしょうか。その落差は、天と地ほどの隔たりを感じます。これこそが真の愛の本質であり、ここにこそ真の愛の原点が示されています。

この愛の本質を基準にお互いの愛を吟味してみる時、もはやお互いは安易に「愛」を口にすることができないと、絶句してしまいそうにならないでしょうか。事実あるご婦人が、この真実な愛“アガペー”の何たるかを知らされた時、“先生! 私は恥ずかしい! 私は自分が他者よりも愛のある人間だと思い込んでいました。私には愛の欠片(かけら)もなく、あったのは傲慢と、愛を装った偽善だけでした!”と叫んで、筆者の前で泣き伏してしまいました。実に、この瞬間こそが、彼女が真実な愛の発見者となった生涯上の最も大切な瞬間となったのだと思います。(続く)

◇

峯野龍弘(みねの・たつひろ)

1939年横浜市に生れる。日本大学法学部、東京聖書学校卒業後、65年~68年日本基督教団桜ヶ丘教会で牧会、68年淀橋教会に就任、72年より同教会主任牧師をつとめて現在に至る。また、ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会および同教会の各地ブランチ教会を司る主管牧師でもある。

この間、特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン総裁(現名誉会長)、東京大聖書展実務委員長、日本福音同盟(JEA)理事長等を歴任。現在、日本ケズィック・コンベンション中央委員長、日本プロテスタント宣教150周年実行委員長などの任にある。名誉神学博士(米国アズベリー神学校、韓国トーチ・トリニティー神学大学)。

主な著書に、自伝「愛ひとすじに」(いのちのことば社)、「聖なる生涯を慕い求めて―ケズィックとその精神―」(教文館)、「真のキリスト者への道」(いのちのことば社)など。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:峯野龍弘
  • ツイート

関連記事

  • 愛による全面受容と心の癒やしへの道(55) 峯野龍弘牧師

  • 愛による全面受容と心の癒やしへの道(54) 峯野龍弘牧師

  • 愛による全面受容と心の癒やしへの道(53) 峯野龍弘牧師

  • 愛による全面受容と心の癒やしへの道(52) 峯野龍弘牧師

  • 愛による全面受容と心の癒やしへの道(51) 峯野龍弘牧師

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 拉致、性暴力、強制結婚… ナイジェリアの女性・少女たちが直面する「恐るべき」苦難

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • ワールドミッションレポート(6月18日):チュニジア 最も身近な者たちから受ける見えない迫害

  • 【書評】ディートリッヒ・ボンヘッファー著『創造と堕罪 創世記1~3章の神学的釈義』

  • 機会を生かしなさい 穂森幸一

  • 主にあって信仰の種をまき続けよう 万代栄嗣

  • ダビデの幕屋の建て直しを 東京・御茶ノ水キングダム祈祷会第6回 6月20日

  • フェリス女学院、新理事長に神谷明氏

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 欧州有数の世俗国家で6万人が参加するキリスト教大会

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • 同志社国際高校と同志社「責任痛感」 辺野古転覆事故巡る文科省の調査結果・見解受け

  • 【書評】ディートリッヒ・ボンヘッファー著『創造と堕罪 創世記1~3章の神学的釈義』

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • ロシア軍がキーウ攻撃、世界遺産のペチェールシク大修道院で火災 ドローンが直撃

  • 米南部バプテスト連盟、女性牧師禁止強化の教憲修正案可決 来年再可決されれば正式決定

  • フェリス女学院、新理事長に神谷明氏

  • 毒麦はそのままに 穂森幸一

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 「ありがとう」か「あたりまえ」か 佐々木満男

  • 米南部バプテスト連盟、女性牧師禁止強化の教憲修正案可決 来年再可決されれば正式決定

編集部のおすすめ

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 「絶望の隣は希望」 在日ウクライナ正教会、ロシアの軍事侵攻4年で祈りの集会

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.